人間関係の断捨離

窮屈な人間関係

仕事や部活、ママ友など、苦手でも付き合わなければならない事があります。

SNSの普及で、疲れきって自宅に帰った後でさえ拘束される時間は長くなっています。

Lineの既読状態で返信が遅れると既読無視と言われたり、いつの間にか違うグループが作られていたり。中高生ではいじめにつながるリスクもあり、深刻な側面もあります。

正直、疲れますよね。

そんな社会背景も手伝ってか、人間関係の断捨離をしている人もいるようです。

けど、断捨離って、、楽になりそうだけど、実際どうなの?

小さな断捨離をしてみた

年賀状を出すのをやめてみた

断捨離というと、家の中の不用品を捨てるイメージが自分の中にあるため、人間に対してこの言葉を使うことに、少し抵抗感がありますが。

それはさておき、年賀状だけの関係の人っていませんか。

多分、今後連絡を取り合うこともないだろうという人に、誠に失礼ながら年賀状を出すのをやめてみました。

小さなチャレンジのようですが、数年間やりとりしていた年賀状を一方的にやめるのは、結構勇気がいることでした。

ほんの少し楽になるが、後悔も

翌年からは、相手の方からの年賀状も届かなくなりました。

きっと相手の方も、毎年やりとりしているし出さないのも失礼だから、、という理由でなんとなく送っていたのかもしれません。

お互いに楽になったならそれはそれで、手間が省けて良かったと思います。

ただ、それはこちらの勝手な解釈。

相手の方は失礼に怒っていたかもしれません。街中ですれ違っても、きっと挨拶もしないことでしょう。

袖振り合うも多生の縁

完全に断ち切ったとしても残るもの

袖振り合うも多生のの縁という言葉があります。

人により価値観は様々ですが、生まれ変わりというものがあるならば、

縁を切ったつもりの相手は、何千年も前からの知り合いで、

ひょっとして生まれ変わったら再開することもあるのかもしれません。

縁を大切にする人

私の知り合いには、とても縁を大切にする人がいます。

彼女は年下ですが、とてもしっかりしていて人を大切にできる人です。

あまり深い付き合いでない人でも、時々連絡をとったり直接会ったりして縁を繋いでいます。

「人との出会いや縁は大切にしたい」というのが彼女の考えです。

彼女は自然体でとても魅力的です。彼女を嫌いという人は見たことがありません。

不思議と人を惹きつける人です。彼女からは、信念のようなものを感じます。

自分も相手も大切にできる距離感で

とはいえ、縁を切りたくなるくらい嫌な相手がいるのは普通のことです。

切れるものなら良いですが、中にはそうもいかない場合もあります。

断ち切るというよりも、相手を傷つけない配慮をしながら

自然に距離を取ることが、ストレスが少なくて済み、

最終的にはお互いにとって一番良い手段かなと思いました。

まとめ

人間関係と断捨離というテーマで書いてきましたが、

断捨離は楽さもあるけれど、縁を大切にする姿勢を忘れては

いけないなと考えさせられる体験でした。

自分に都合良く解釈して、前向きに生きられそうな方にはお勧めかもしれません。

ただ、断ち方によっては傷が深くなるので、距離の取り方はよく考えられた方が良いと思います。

人間関係は生もの

忘れてはならない事は、関係性は時間とともに変化していくものです。

5年前の人間関係と現在の人間関係を比べて、変化のない方が珍しいと思います。

距離の縮まる人、遠ざかる人。

今の辛さがずっと続くわけではありません。

もちろん、縁を切ったほうが良い場合もあると思いますが

断捨離は、よほど辛くない限り慎重に。。

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