「北朝鮮のミサイルはなぜ日本に落ちないのか」を読んでみた。

こんにちは、hanaです。

今日は、この前少しだけ触れた

北朝鮮のミサイルの話の続きです。

今回の話は、決してキレイな話ではないです。

聞きたくない現実があるかもしれませんので、

そういう話が苦手な方は、

読み進めないことをお勧めいたします。

今回は、こういう話が知りたいと感じる方に向けて

書かせていただきます。

「北朝鮮のミサイルはなぜ日本に落ちないのか」

という本を読んでみたので、

ポイントをつまみながら、

その本の要約という形式で書いています。

対談形式で書かれている本なので、

引用部分は「Q&A」の書き方になっています。

情報量が多くて、

ちょっと消化しきれてないのですが、

吐き気がするほどの

現実だなあって改めて感じました。

見つめること自体が、光を当てること。

それでは、はじめさせて頂きます。

書籍「北朝鮮のミサイルはなぜ日本に落ちないのか」より

ミサイル問題は、

福島原発の後処理問題など

都合が悪くて国民にも国際社会にも

隠蔽しておきたい危ない事実や

内政問題から目を逸らさせるためや、

緊急事態条項を通す理由づけ、

軍事費を引き上げさせるために

都合が良いという理由で起こされている。

日本はミサイルに資金提供していて、

アメリカも原子炉を提供していることが書かれていました。

以下は引用になります。

Q.ー以前からパチンコや統一教会絡みのカネが北にわたり、ミサイル開発や軍事費などに充てられていると指摘されていますよね。

A.ー93年の国会で自民党の武藤嘉文が「パチンコの金が何千億と北朝鮮に行っている」と答弁しているんですよ。

業界の1割から2割くらいが北朝鮮と通じていると言われていますが、いずれにしろ23兆円という巨大産業の一角が北の送金に関与していることは間違いないでしょう。

ちなみに(2018年2月現在)業界団体である「パチンコチェーンストア協会」の政治分野のアドバイザーとして自民党の議員が23人、日本維新の会の議員が7人、希望の党の議員が6人、民進党の議員が4人、立憲民主党の議員が3人参画している。

連中は国政の場で「北朝鮮のミサイルはけしからん!」とか騒ぎながら、その裏で北へカネを送る便宜を図っているという。これが「美しい国」の実態ですよ。

北朝鮮のミサイルはなぜ日本に落ちないのか p42より

Q.ー真偽はともかくとして金日成は「毎年の軍事予算の6000億円のうち約4000億円は日本のパチンコ業界から送金されるものだ」と公言していたそうです。

A.ー現に自民党は「遊技業振興議員連盟」、民主党は「娯楽産業健全育成研究会」という団体を設立していましたからね。

要はパチンコ業界に諸々の目こぼしをする代わりに献金をもらうシステムを作っていたわけですよ。

これには警察官僚のトップも絡んでいるわけだから、公安調査庁もカネの流れを遡及できないでしょう。~中略~

そもそも日本の政治家や官僚がパチンコ屋と一緒になって北朝鮮にカネを送り、それが核の開発資金になっている件は、アメリカの国防総省にも指摘されていますからね。

北朝鮮のミサイルはなぜ日本に落ちないのか p42より

・・・自作自演の茶番劇。

Q.ー北のミサイル騒動がアメリカ、北朝鮮、日本の三国によるヤラセだという仮説を実証できるのでしょうか?

A.ー極めて蓋然性(確からしさ)の高い仮説を述べることができます。アメリカの議会には国防授権法と宣戦布告権がセットで付与されていることをご存知でしょうか?

つまりアメリカの憲法は自国とその同盟国(事実上の経済支配地域)に対する脅威が認められたら、それが徴候の段階で合っても攻撃してよいと定めているわけです。

要は「予防戦争」を保障しているわけですね。最近のケースではリビアやイラクなどがこれによって空爆されました。いずれも我国の脅威となる可能性があるかもしれない」という言いがかりのような理由によって戦争をしかけられたわけですよ。

サダム・フセインなどは国連の核査察を受け入れると公式に表明していたにも関わらず、攻撃された挙句に国を乗っ取られました。それなのにアメリカは北朝鮮に対して全く軍事行動を取らない。

北朝鮮のミサイルはなぜ日本に落ちないのか p85

Q.ー確かにおかしいです。しかし日本は独立国であってアメリカの領土ではない。だからアメリカ政府はミサイル問題などにも不介入の立場ということではないでしょうか?もっとも今後は集団的自衛権の適用によってどうなるか分かりませんが。

A.ーいや日本はアメリカの経済領土ですよ。もっとはっきり植民地だと言ってもいい。おそらくこの構造は金融を通じないと見えてこないでしょうが。

例えば上場企業やメガバンクの主要株主は欧米系の投資銀行だし、東証市場の取引の70%以上が彼らによるものです。だから東証なんてNY株式市場のセカンダリ・マーケットだと言ってもいい。そもそも今時代は各社が5%程の株を握れば、他の株主と協調して議決権を握ることができます。

そうやって外資金融は株式連合を作って東証企業を支配しているわけですよ。いいですか、株式が制圧されているということは、企業資産である土地や社屋や工場や生産設備なども間接的に彼らに所有されているということですよ。

北朝鮮のミサイルはなぜ日本に落ちないのか p86より

軍事力に圧倒的な差のある

アメリカが背後にいて

日本にミサイルを打ち込むメリットが

北朝鮮にはない。

そもそも、国力が違いすぎて

戦争しても勝てるわけない

ということもあるそうです。

というか、

北朝鮮て、めちゃくちゃ貧しくて

国民が飢えてる映像の

イメージがあったのですが、

実は、資源国らしいです。

コバルト、ウラン、チタニウム、タングステン、などなど、

天然資源の総額は1000兆円とも言われていて

世界各国から莫大な投資を呼び寄せている。

そういう訳で、

国際社会から孤立してるのでもなくて

150以上の国と通商関係を結んでいて

民間の商船とかも出入りしているのだとか。

(参考文献:北朝鮮のミサイルはなぜ日本に落ちないのか p29~)

テレビ報道の危ないイメージとは

少し違うみたいですね。

危ない国だと思っているのは

日本人くらいだとも。

ここでも情報統制が

敷かれていることが分かります。

他にもたくさんの情報が書かれていましたが、

テレビとは違う角度から情報を見ていくと

また印象は違ってきますね。

政治家と軍需産業の癒着により

アメリカの資本家たちに

都合の良い政治が行われていること。

そして、本当の狙いは、

緊急事態条項を通して

狂暴な軍事政権を立てることで、 

完全に抗えないように支配、

コントロールすることとも言われています。

Q.ーやはり北朝鮮のミサイルは改憲の手段になっているとみて間違いないですね。憲法を変えてしまえば、先軍体制を強化して福祉や医療などの予算をジャンジャン兵器予算に回すことができる。

基本的人権も停止できる。原発事故の被災者を救済しなくていい。言論の自由を廃止して検閲を合法化できる。反抗的な活動家やジャーナリストを弾圧できる。

そうなれば自由貿易や経済特区によって外資が好き放題できる。だから北朝鮮の脅威を根拠として改憲が叫ばれている。

A.ー全くそのとおりです。なぜこれほどまでに手の込んだ各国の連携が必要になるかと言うと、日本国憲法が極めて改正困難な「硬性憲法」だからですよ。

だから国民を説得するために北朝鮮のミサイル発射という大掛かりな舞台装置を用いているわけです。

しかし「硬性憲法」が廃止される事態となれば、それは逆説的に支配集団が法体系のくびき一切から解放され、全方位的に暴力を行使できることを意味するわけです。

だとすればJアラートなどはナチ的な時代の再来を告げる喚鐘(かんしょう)に他なりません。

北朝鮮のミサイルはなぜ日本に落ちないのか p152より

お金って、ある水準を超えたら、

もう使いきれないし

使い道ないから要らないよってなりませんか??

と、一般人の思考では思うのですが

彼らの価値観は違うのですね。

それについての記述は、

Q.ー多国籍資本の構想のもとで軍国化が図られるナチ的状況が生じているわけですが、このような途方もない残酷さの根源は何なのでしょうか?

A.ーやはりある種のオリエンタリズム(東洋人は人間ではないのだから搾取した後に処分してもよいという論理)なのだと思います。

「関係の絶対性(支配する文明と支配される文明の普遍的な位相)」と言い換えられるのかもしれません。いずれにしろ、これはレイシスト(人種差別主義者)が中国人や韓国人を蔑視する100倍くらいの蔑視だと考えていい。

北朝鮮のミサイルはなぜ日本に落ちないのか p155より

と記載があります。

日本人を蔑視する発言は

終戦時にアメリカ大統領だったトルーマンがしています。

猿(日本人)を『虚実の自由』という名の檻で我々が飼うのだ。

方法は、彼らに多少の贅沢さと便利さを与えるだけで良い。

そして、スポーツ、スクリーン、セックス(3S)を開放させる。

これで真実から目を背けさせることができる。

猿は我々の家畜だからだ。

家畜が主人である我々のために貢献するのは当然のことである。

そのために、我々の財産でもある家畜の肉体は長寿にさせなければならない。

(化学物質などで)病気にさせて、しかも生き続けるのだ。

これによって、我々は収穫を得続けるだろう。

これは戦勝国の権限でもある。

トルーマン大統領の言葉より

まさに、現代の日本そのもの・・・

実際、アメリカでは、

人種差別が問題になってますよね。

けれども、

全ての白人がそうだとは思えないなあと。

アメリカ人の白人の知り合いがいますが、

とても良い人だし

お世話になったこともあります。

闇を見つめることの意味

本当の原因は、人の心という

目に見えないところに存在する。

吐き気がするような日本の現状も

とりあえず見つめていく。

そのこと自体が

大切なんだと感じています。

こういう情報は、知ったとしても、

恐怖に囚われないで

いられるような人しか直視できない。

一時的に不快な気持ちになっても

切り替えられる人達。

私たちは意識なので、

勇気をもって見つめるということは、

そこに光を当てるということ。

それだけでも抑止力になる。

暗闇も光があれば、歩くことができる。

この現状をもたらしたのは何かと

自分自身に問いかけると、

政治に対する無知と無関心。

どうせ変える力はないという無力感。

そのようになる政策をとられていた

ということはあるけれど、

それで相手を憎んでも、解決にはならないので、

嫌うのではなく、冷静に見つめて理解する。

問題の原因を外側のせいにしていたら

永久に解決しない。

原因は、自分の内側に見つける。

それが、無知と無関心だったなら、

そこに光を当てていく。

無力感は少しずつ誤解を解いていく。

関心をもつこと、知ることが

平和的に身を守る選択につながり、

自分の中の力を信じることから

未来を前向きに考える姿勢が生まれる。

支配層の数は、ごく一握りです。

その少数がなぜ、

世界を支配しているように見えるのか。

彼らは、恐怖の感情を利用しています。

恐怖は知らないと増幅します。

感情的にならず、

静かに現状をただ見つめて理解する。

そして、できるだけ考えてみる。

今回の本の内容を全て信じる必要はないですし、

著者自身も疑いながら読むように勧めています。

ただ、このような視点、

考え方も存在するのだと知ることは、

大きな意味があると思います。

彼らは、知られたくないから

情報統制を敷いています。

知られたら、計画が台無しになる。

それなら、多くの人が知っていくことで

最悪の事態を防ぐことができる。

ただ、闇を見つめるような情報は、

受け取る準備のできた人から・・。

感情的に飲み込まれて、

悲観的になってしまったり、

怒りに振り回されてしまうと大変です。

こういう情報を知ると、

一時的に、辛い気持ちになります。

それは、多くの人がなることですが、

感じ切ったら手放していく。

注目という光の中では

悪事を働くことはできない。

だから、ただ静かに闇を見つめる。

考えてみると、公的機関の仕事内容や

お金の流れが見えにくいから

このようなことが通用してしまう。

お金の使い道が国民に公開されるようになれば

このようなことはできない。

今回、この記事を書いていて、

なぜ、歯科医の先生が

北朝鮮ミサイルの問題について話していたのかが、

なんとなく理解できた気がします。

(過去記事に書いたのですが、

この記事を書く少し前に

ミサイル問題に目を向けるきっかけになった

歯科医の先生とのやり取りがありました。)

北朝鮮のミサイルについて見ていくことで、

今、日本が抱えている問題の

大筋を理解することができる。

だから、ミサイル問題だったのかなと。

確認してないので、分かりませんが。笑

メディアのニュースを眺めていても

世界情勢は見えてこないけれど、

こういう本に書かれていることを基にして

ニュースを眺めると辻褄が合うこと、

多いんですよね・・。

どういうこと?笑

もし、ご興味がありましたら読んでみてくださいね。

それでは、今日はこの辺で失礼します。

お読みくださいまして、ありがとうございます。

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