悪口を言う人の心理
人間って、大抵誰かの悪口を言ったことがあるんじゃないかと思います。
言うと、なんとなくスッキリするし、その瞬間は優越感に浸れる感じがしたり、相手から共感が得られれば、仲良くなれた気がするし。
けれども、その裏には相手に対する嫉妬や、抑圧している不安があったりします。
悪口には、人を見下すことによって、自分達を持ち上げて安心感や仲間意識を得たいという、なんとも自分勝手な感情が隠されています。そして、その影には劣等感や不安感、嫉妬が隠されています。
悪口を言われた時の対処法
悪口を言われても、決して自分を責めない。
悪口を言われると、自分に何か悪いところがあったんじゃないかと考えてしまうことがあるかもしれません。
けれど、誰にも迷惑をかけずに生きられる人はいません。
意図的に人を傷つけたのなら、悪口を言われても仕方ないと思いますが、この記事をお読み頂いている方は、そうではないから、悩んでいると思うのです。
自分に非があると分かっていたら謝罪されていると思います。それでも許してもらえなかったり、悪いことをした覚えがないのに、悪口を言われたりして辛さを抱えている状況でたどり着いた記事だと思うのです。
悪口を言う人の心理は、書かせて頂いたように自分勝手な理由です。
ですから、あなたに非がなくても、相手の都合で言われたりすることがあるので、自分を責めないようにして欲しいのです。
自分の非を探す必要なんて決してないのです。誰にでも長所と短所があります。短所も見方を変えれば長所になります。
人はそれぞれに個性があるので、あなたには、あなたらしさを大切にして生きて欲しいと思います。
復讐心はあってもいい。けれど行動は起こさない。
復讐心を抱くことはあるかもしれません。それは、自然な感情ですので、否定する必要はないものです。
問題になるのは、復讐心によって行動を起こすことです。
怒りが湧き上がってきた時には行動しない。
これが、後から後悔しない秘訣です。
悪口を言う人をよく観察し、冷静に対処する努力をする
相手の問題と自分の問題を分けて考える
悪口を言う相手には、相手なりの思い込みやストレスのかかる状況があります。
幸せで満たされた人は悪口を言う必要性がありません。
相手の中には不安や嫉妬や、何か許せないことがあるのでしょう。
けれども、相手の問題をあなたが背負う必要はありません。
誰かの悪口を言うことで、自分の問題を棚上げして一時的にホッとしているのでしょう。
自分の辛さの原因を突き詰める
悪口を言われると、辛い気持ちになりますよね。
それはなぜか、少し深めてみましょうか。
悪口を言われて辛いのは、 相手に対する怒りだけでなく、実は自分で自分を責めてしまう気持ちが隠れていたりします。
相手の悪意から自分をうまく守れなかった事。それが、原因だったりします。
もし、悪口を言われたその場で、うまく対処できていたら辛い気持ちになっていたでしょうか?
辛い気持ちの原因は、自分の内側に隠れていたんです。
相手がそれに気づくきっかけを提供しただけのことです。
悪口を言う相手が悪いことは言うまでもありません。
けれども、それは相手の問題です。気にしなくて良いのです。
あなたの辛さを軽減するために大切なことは、自分を責めないこと。
守れなかった自分自身を許し、愛すること。これができれば、相手が何を言ってこようが関係なくなります。
自分自身が自分自身の味方でいることが大切です。
悪口を言われても、あなたの価値は変わらない
自分が属する集団の人達から悪口を言われていると、自分には価値がないんじゃないかと不安になることがあると思います。
けれど、状況を冷静に観察する気持ちを持つことが大切です。
自分を外側から見る気持ちで、状況を観察すること。
感情を交えずに、目に見える事を確認すること。
誰がなんと言おうと、あなたの価値は変わりません。
誰にもあなたの価値を奪うことはできません。
人にされて嫌なことは、人にしない
悪口は言わない
人を傷つけよう、相手の価値を下げようという悪口は、最終的には自分を傷つける行為です。
人にしたことは、自分に返って来ます。
人間関係が壊れていき、周囲からの信頼も失います。
苦しくて相談する、ちょっと愚痴るはあり
辛くて一人で抱えきれなくなったとき、人に聞いてもらいたくなった時には、誰かに相談してください。
それは、悪口とは違います。
気持ちを分かって欲しい時はあります。
聞いてもらう時は、相手の容姿や経済状況など、直接関係ないような事を持ち出すのではなく、辛さを感じた出来事を話す。それに対し、自分はどういう気持ちなのかを話す方が理解を得やすいと思います。
相談する相手は、利害関係のない人、直接関わりがない人の方が良いです。
例えば、同じ職場の人に愚痴ったら、言われた相手から見たら悪口を言われているのと変わらないですし、そういう意図がなくても相手を傷つけようとしているように映りますから。
関わりのない相手を選ぶことが、人間関係を壊さずに済む解決策であるとhanaは思います。
人に話すことで、客観的に見る事ができるようになったり、自分の気持ちに整理がついたりすることもありますよね。
経験談より
私自身、悪口を言われて辛い気持ちになったことがあります。
ある日、職場でこれまで普通に接していた同僚から、突然避けられるようになりました。その時には「何かしたかな?」「どうしてだろう?」と気になり不安になりました。
後から、上司とその同僚がひそひそと、こちらを見ながら話している様子を見かけるようになりました。特に何かをしたという記憶はありません。不安と苛立ちを抱えるようになり、強いストレスを感じるようになりました。
不安だったため上司に、自分の仕事に何か問題があるのかを聞いてみましたが、特に問題ないと言われ、腑に落ちない日々が続きました。
そんな時にyou tubeで、スピリチュアルの分野で活動しているhappyちゃんの動画を見つけました。「不調和が起きないように…じゃなく、何が起こっても真ん中でいる☆」というタイトルの動画でした。
とても参考になり、腑に落ちる感じがしたのでその考え方を基に心の中で実行してみました。
他にも、自分の問題と相手の問題を分けて考えるという考え方は、昔、母から聞いた事があったように思います。
その後、これらの考え方を実行し、自分の問題と相手の問題を分けて考えることや、守れなかった自分を許す事を心の中で繰り返した結果、以前より気にせずにいられるようになり、守備力も以前よりは強くなったと感じています。
職場での状況には、変化がありませんでしたが、心の中が変わったことで、同じ環境にいても気にせず割り切れるようになりました。
そして数年という月日が経ち、時間の流れと共に、人も変わっていきました。
もし、良かったらhappyちゃんの動画も参考にしてみてくださいね。今回の考え方をもっと詳しく、具体的に解説されています。とても分かりやすくて、親しみやすい話し方なので、話を聞いているだけで明るい気持ちにしてくれます。
ちなみに私は、happyちゃんとは特に繋がりがあるわけではなく、ただの視聴者です。(念のため)笑