相手が上司でも、子供でも、他の誰であっても怒りをコントロールしなければならない場面に遭遇することがあります。
人間ですから、相手にかまわず怒りをぶつけてしまう事もありますよね。
私も日々、反省しています。
けれども、怒りを沈めようと考えている。
こんな建設的な努力をしようとしている自分を褒めたいと思います。
怒りを鎮める努力は、物事について冷静に対処する能力を上げます。
信頼を勝ち取ることができるようになるため、大切な人を安心させられます。
また、そのことが自分の自信になります。
幸せに近づく怒りへの対処方法
まず、怒っている瞬間は冷静になれないので、とにかく深呼吸。
深呼吸を繰り返す。吐く息をゆっくり長くするのがコツ。
そして、落ち着くまでは余計なことは何も言わない、何も行動しない。
相手に伝える必要があるときは、この件については後で話そうと伝える。
相手も怒っている時は、その場を離れて距離を置く。
何かしてしまいそうな時は、一旦トイレに避難する。
相手と距離を置いた方が、落ち着くのが早いです。
それから、嵐が過ぎ去るのをしばらく待ちます。
外の空気を吸いに行くのも良いでしょう。
強い怒りでも、一晩寝ると落ち着くことが多いです。
嵐が通り過ぎた後の考え方
怒りとは、「相手に対する期待が裏切られた時に感じるもの」
以下に思い当たる節はあるでしょうか?
- 自分は相手に何を期待したのでしょうか?
- それは、なぜ期待したのでしょうか?
- それは、相手の能力に見合った要求でしょうか?
- なぜ、自分は相手に期待したのでしょう?
- ひょっとして、自分の弱さをカモフラージュするためだったりして??
他者との関係を考える時に、自分自身との関係を考えると気づくことがあります。自分の中に、怒りの種があります。怒ったのは自分だからです。
あなたも私も考えることで、今後同じ出来事を体験しても怒らずに済むかもしれません。
自分の中の怒りの種が見つかれば、それを取り除く努力ができるからです。
それは、何かの劣等感かもしれないし、余裕のない生活環境かもしれません。
相手を攻めるよりも建設的な努力ができると良いですね。
基本的に相手は変わりません。