罪悪感と向き合うシリーズ3ということで、
今回は、「罪悪感の手放し方」について書いていきたいと思います!
シリーズ1、2と合わせて読むことで、
より理解が深まると思いますので、良かったらお読みくださいませ。
罪悪感の手放し方
罪悪感を手放すにあたり、理解が必要な事は、
感情は反応として勝手に湧き出てきますが、
手放すことは選択できる!ということ。
それができないから困ってるんじゃん!という感じですよね。
では、どうしたら良いの??
というと、手放さない事には、実はメリットがあって、
(ちょっと、嫌な言い方になっちゃうけど、ゴメンね!)
「こんなに自分を責めているんだから許して!」
と、自分を痛めつけることや、幸せにならないことで、
つぐなっている「つもり」になっていたり、
(知らないうちに、独りよがりになっちゃってるのね)
「こんなに辛く、苦しむくらい、悪いと思っているんだよ!」
という周囲への表現が含まれていたりする。(わざとじゃなくてもね。)
つまり、「許して!!」ってお願いしている状態ですねぇ。(はぁー。これは疲れますね。)
で、誰に??ってことなのですが、
普通は、傷つけてしまったり、迷惑をかけた相手がいる場合は、
その相手に対してですよね。
けれども、相手が許すか、許さないか、なんてことは
自分には決められない。
それをいつまでも待っていても、
許してもらえない時は許してもらえないし、
許してもらえる時は、許してもらえます。
問題になってしまうのは、「相手がどう思うか」をコントロールしようとすることですね。
そこは、自分ではどうすることもできない。
考えるだけ無駄なんです。
許して欲しい気持ちが強いと、つい、何とかしたいと思ってしまうんですけどね。
誠実に謝罪するとかは、もちろん必要な事ですが、
謝っても、つぐなっても、相手の気持ちは相手にしか決められないです。
相手の態度は、ありのままを受け止めるしかないので、
期待しない。
そこは、自分と他人の境界線をしっかりと引いて、
他人の領域には立ち入る権利がないことを再確認するのみ。
切り捨てることで、かえって気持ちの整理がしやすくなります。
(意外と、捨てると楽なのよね!)
そして、あなたがするべきことは、
罪悪感の原因になる出来事をしてしまった、
自分自身のことを許すこと。
許しを外に求めるのではなく、
自分自身の中にある「許して!」の気持ちを受け止め、
自分で「許す」こと。
罪悪感を抱いているのは、あなたですから、
許すこと(手放すこと)も、あなたにしかできないことです。
自分の感情をしっかりと受け止め、
今後繰り返さないためにできることや、
つぐないのために思いつくことをしていくと決めたら、
もう、いつまでも抱えてなくて良いです。
というか、シリーズ2で伝えたように、
抱えているとリスクだから、手放した方がいいよ。^^
エネルギーと時間を何に使うのかを決めるのは、あなた自身。
あなた自身の手綱をしっかりと握って、離さないようにしてください。
時には、馬(感情)が暴れても、なだめて、乗りこなせるように。(ヒヒーーン!!)
これは、ある種の技術ですね。(ドォー、ドォー)
「ああ、やってしまった。」「もう、ダメだ。」など、
頭の中にぐるぐると呪文が巡り始めたら、
まずはそれに「気づく」。
これが大切。(今日のポイントだよ!)
「気づく」ことで、感情と距離ができます。
罪悪感の波に飲み込まれずに済み、
冷静に見ることができるようになる。
ですので、まずは、気づけるようになって、距離をとること。
ここから始めます。
そして、頭の中に出てきた考えに「思考」と名前を付けることで、
ストップをかけます。
(名前をつけると、思考を止める効果があるのね。)
この名前を付けるという作業をすることで、
さらに、感情と距離が作れます。
「ああ、また繰り返したんだね。」と
気づくこともできます。
(距離を置いて自分を見つめられている状態だよ!)
初めのうちは、それでもしつこく、
ネガティブな言葉が頭に湧いてくると思います。
一種の癖ですので、仕方ありません。
そんな自分も許しつつ、
蚊を見つけたら、刺される前に叩く!みたいな感じで、
気づく毎に繰り返します。
(地味な作業が大切なのねぇ)
そして、距離ができたら、隙を見つけて、
目の前のやるべきことに意識を向けましょう。
そうしているうちに、暴れ馬(ぐるぐるの思考)も
だんだん大人しくなってきます。
落ち着いたら、暴れ馬に「偉いねー。」と褒めてあげたりしても、良いかも!笑
もう、必要なことを学んだら手放して良いんです。
そんなに自分を痛めつける必要なんてありません。(ないよー!!)
罪悪感と向き合ったことで、
必ず学びがあったと思います。
二度と繰り返さないという思いや、
相手を大切に思う気持ち。
具体的に何が悪かったのか、今後、何に気を付けていけば良いのか。
罪悪感から、学べたことへの感謝に変化できるようになったら、
辛い過去は、宝物に変わります。
学びを活かしつつ、次の行動に移りましょう。
ひとりひとりに、幸せになる権利があります。
幸せになることは、義務と言っても良いくらい、必要で大切なことです。
あなたが笑顔になると、周りの人も心が安らぎます。
他人へ示す優しさを、自分にも示してください。
他の誰でもなく、あなた自身が、あなたを幸せにすることが大切です。
自分と仲良くすることは、人間関係の第一歩!
いつもうまくいくとは限らないけど、
一緒に頑張りましょ!!
乗馬と一緒で、繰り返すごとに馬くなります!笑
(乗馬、やったことないけどさ!爆)
手放し方のまとめ
〇自分と他人の境界線を明確にする。
〇出来事から学んだら、「罪悪感を手放して良い」と自分に許可を出す。
〇ネガティブな思考が出てきたら「気づく」
〇気づいたら「思考」のように、名前をつける
〇名前をつけたら、隙を見つけて、目の前のやるべきことに目を向ける
以上です!
今回もお読み下さり、ありがとうございました!
4回目は、「罪悪感を持ちそうになったら」ということで、
繰り返さないための予防策について、お話ししてみたいと思います!