緊張という辛い反応も、時間をかけて変化する。

こんにちは、hanaです。

今日の調子はいかがでしたか?

私は、なかなか良かったです。笑

昔の自分をふと振り返ると、

人の顔色を気にして落ち込んだり、

小さなことに煩わされていたことを

思い出すことがあります。

今は、そういうのはなくて、

日々が、随分穏やかに過ごせています。

日常の中でのささいな体験って、

意外にとても大切なことで、

周囲の人たちとのささやかなやり取りの中で、

過去の傷が癒されていくことを

感じることがあります。

特に、過去にいじめられたことがあったり、

人間不信になるような出来事があったりすると、

人間関係に前向きなイメージを

持ちにくくなってしまうこともあると思います。

hana自身も、子ども時代から思春期にかけて

嫌な思いをたくさんしました。

振り返ると、あれって、いじめだったな。

ということもありました。

そういう場合は、

考えてみると当たり前なのかもしれないけれど、

自分に合った環境にいることも大切で、

優しい人たちに囲まれる環境というのが、

何よりの癒しになったりすることもあります。

自分の過去を振り返り、

自分で自分を認め、許し、愛する。

まずは、自分との関係を創って行くことから始める。

たくさんの傷を

大人の目線で振り返りながら、癒していく。

出来事の起こった理由を考え、

学びを深めたら、感謝と共に溶かしていく。

そんな中で、当時は分からなかった

相手の気持ちを理解できたり、

自分に非がなかったことに

不必要に罪悪感を抱き、

自分を責めていたことに気づいたりしながら、

少しずつ、内面の変化が起こり、

気持ちの切り替えが上達していきます。

そういうことがベースにあって、

その内面の変化が外側に現れてきます。

出会う人が変わったり、

より良い環境に導かれたり。

不思議なことですが、自分が変わると

引き寄せられる人も変化します。

そして、その先の段階が来るには、

少し時間がかかるのですが、

それが、体感の変化です。

人間関係に対して苦手意識があると、

人と接する時に体が勝手に硬くなり、

緊張したりする方もいらっしゃると思います。

私自身も、過去の経験から

必要以上に緊張しやすい傾向があると感じていました。

「そんなに緊張する必要ないのに。」って、

頭では理解できるんです。

でも、体が勝手に緊張して硬くなってしまう。

これは、遺伝的なものもあるのかなとか、

もう受け入れるしかないと思っていたのですが、

そんな緊張しすぎるという体感についての変化も、

つい最近になって感じられるようになってきました。

なんでかな?と不思議だったのですが、

温かい人間関係の中に身を置いて、

少しずつ、様々な事が起きても

自分が動揺しないことや、

不安が出てきたとしても、

自分にかける言葉が

優しさに満ちたものであることを

信頼できるようになっていったことで、

自分との関係性が強化されたこと。

「自分なら対処できる」ことを学び取り、

体験の中で、自分に対する自信を

少しずつ積み重ねられたことがあって、

特に意識していたわけではなかったのだけれど、

変化が起きていたのだなと感じました。

実際の人間関係の中で、人の優しさに触れ、

信頼できる人がたくさんいるのだということを

感じることができたこと。

長い年月の中で、少しずつですが、

結果的に多くの人と関わらせて頂き、

良好な人間関係を築いていく事ができたことが、

「人を信じても良いし、恐れなくても良い。」

という体験を通した学びにつながっていったことが、

大きなことだったと感じています。

体に現れる状態を変えていくには、

人と接するという実際の体験を通して、

「この人は信じられる。」とか、

「とても良い人だな。」とか、

そういうことを感じながら

過ごすことができる環境に身を置くことが、

とても大切なことだなと感じています。

自分が体感の変化を

顕著に感じたエピソードを1つご紹介しますね。

仕事で初対面の人に会い、

契約書を交わす機会があるのですが、

何度経験しても、緊張してしまい、

「きちんとしなければ」という思いが強くなり、

うまく話せなくなったり

カチコチになってしまうことが多かったのです。

これは、自分のもともとの性格だから

仕方ないって、思っていました。

けれど、なぜか、いつの間にか

大丈夫になっていたのです。

今日も久々に契約を交わす場面があったのですが、

割とリラックスして対応していました。

緊張すると、

できることもできなくなってしまい、

相手の方を気遣う余裕も

持てなくなってしまうことがあって、

そんな自分が情けなくて・・・。

それが、嫌なことでもあったのですが、

今日は、ほとんど緊張せず、

契約書の棒読み(笑)ではなく、

相手の方に伝わりやすいように

具体的に伝えたり、

言葉を選んで伝えることができて、

純粋に嬉しかった。

これまで、緊張してしまっても、

優しく受け入れて下さる方ばかりだったし、

そんな自分でも認めて下さる方がいて。

だから、私も自分を受け入れられたのかも

しれないと思うと、

周りの方々に感謝しかないです。

そんなこんながあって、

「あ、なんか自分変わったな。」

ということを感じました。

これも、人に対する信頼というものを

取り戻していく中で、

「きっと、この人も信頼できる。」と

思う事ができるようになっていった。

そして、

「こんな緊張という辛い体感すらも、

変えていく事ができることだったのか。」と感じ、

地道に自分と向き合ってきた自分に、

「よく頑張ってきたね。」と心から思います。

もちろん、まだ、

慣れない場面で緊張してしまうことは

あるかもしれないけれど、

以前よりは物事に対して気楽に構えられるように

なっているなと感じています。

もう、変えられないやと諦めていたようなこと。

そんなことも、変わっていった。

何年もかかったけれど、

自分と向き合うという地味な作業を

地道に継続することって、

やっぱり大事なのだなと感じた出来事でした。

それでは、今日はこの辺で失礼します。

お読みくださいまして、ありがとうございました。

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