気持ちが離れている相手と、今ここを共有してみる。

こんにちは、hanaです。

あなたは、やりたくないことに

縛られているなと

感じることはありますか?

完全に好きなことだけで生きるって

難しいことですよね。

しなければならないとか、

どうにかしないととか、

もちろん、行う必要があることを

していくことは大切なのだけれど、

義務にしてしまうと

途端に重くなる感じがします。

「したいから」

という主体的な気持ちを大切にしていくと

義務ではなくなって

自分の気持ちを大切にする在り方に

シフトすることができる。

自分は、それをやりたくてしているのか?

それとも、しかたなくしているのか?

と、よく自分に問いかけてみると、

「しなければならない」と思っていたことも、

「あ・・自分で選んでそうしていたんだ。」

ということもあったり・・・。

やりたくないことを

やらなければならない場面というのは

特に仕事をしていたら

いろいろ出てくるのだけれど

それが積もり積もっていくと

気分が重くなって

自分の「やりたくない」という素直な気持ちを

ないがしろにしている状態が続いてしまい、

精神衛生上、良くない状態を招いてしまいます。

そんな時には、

思い切って「ノー」と言うことや

少し休んでみることも

大切なのだと思います。

なぜ、そんなことを思ったのかと言うと、

ある人からの相談

とある相談を受けまして・・

自分から「やりたいからやらせてください」

とお願いしてきた仕事に

就かせてもらっているはずなのに、

突っ立っているだけで

仕事を学ぼうとしない人がいて困るんだよね。

という相談を受けました。

話を聞きながら、「なんでなのかなー?」

って考えてみたら、

その人は、性格的に

周りに合わせることを優先しがちで、

自分の気持ちよりも優先して

「やりたいです」

と言ってしまった可能性が見えてきました。

自分の本当の想いに沿っていないと

無意識のうちに怒りや不満をを溜め込んで

無言の抵抗として

「何もしない」

という状態を作るタイプの人がいるのですね。

これは、私が今勉強している

エニアグラムの分析から見えてきたことでした。

今回、受けた相談にエニアグラムを

使って分析してみたことで、

改めて、とても実用的かつ

有用なものあることが実感できました。

相談された人からも、

「面白いほど当たっている」と言われ、

喜んでもらえたようで、

役に立てて良かったなと感じました。

なんだかんだ言っても、

悩み事の多くは、

人間関係であることが多いです。

実際には、「それで、どうしたらいいの?」

というところまで一緒に考えたのですが、

本当はやりたくないと感じている

「しなければならない」ことを

周囲の人間から叱られたり、

あれこれと策を巡らせて

やらせようとしても無駄です。

それは、とても頑固な相手である

ということが見えているからこそ、

そう考えられたのですが・・

基本的に、他人は変えられないです。

じゃあ、どうやってアプローチしたらいいの?

というところで・・・

出てきた結論としては、

「どうにかしようとして、操作的に接しないこと。」

つまり、叱ることも、褒めることもしない。

ただし、仕事は仕事なので、

「今ここ」でするべきことに、ただ集中してもらう。

このことを実行してみてもらうように

伝えてみました。

それは、何故かというと・・

人は、以心伝心で伝わり合う部分があって、

人の気持ちを見抜く側面があります。

自分のことを操作しようとする人間のことは、

大概、分かるものです。

心を閉ざし、内側の世界に入り込んでいた相手と

この瞬間の現実を共有することによって

お互いに「今必要とされていること」を感じ取る

という点でつながることができるようになります。

そうしているうちに、

「今ここ」を通して自然に波長が合ってくる。

そして、現実に対する

共通認識を持てるようになることで、

お互いにコミュニケーションがとりやすくなる。

変化を意図的に起こそうとするのではなく、

自然に起こりゆく変化を一緒に味わう。

それが、「今ここ」を

共有することなのではないかな。

と、思った次第です。

もちろん、うまくいくかどうかは

実際にやってみなければ分からないことなのですが、

すぐに効果が出ることを期待せずに、

時間をかけて実行してみる価値はあるかなと思います。

何かの参考になれば幸いです。

それでは、今日はこの辺で失礼します。

お読みくださいまして、ありがとうございました。

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