時の刻み方の不思議な感覚について。

こんにちは、hanaです。

ようやく修理の人が来て、

暖房が使えるようになりました!^^

近所の人にエアコンの室外機の

音がうるさくて眠れないと言われたり、

故障が原因でいろいろとあったけれど・・

とりあえずひと段落して良かったです。笑!

時間の通り過ぎる感覚について

同じように過ぎる時間の感じ方を

変えてみることができる。

そんなことを、もし意識的にしてみたら・・?

患者様の中には、

家から出られない方もいて

「もう、どこにも行かれなくて、なんの楽しみもないわ。」

と、おっしゃる方もいます。

ただ、その方はいつもお菓子を

少しつまむのを楽しみにされていて、

その日も落雁がテーブルに並んでいました。

落雁・・・

「・・一杯のお茶を淹れて、

じっくりお菓子を楽しむ時間を

味わうのも良いのではないですか?」

と、お伝えしてみたところ・・・

「あなた、良いこと言うわねー。

本当にそうね。ああ、そうしてみよう。

私ね、昔、表千家でお茶を習っていたことがあるの。

今でも茶筅は持っているのよ。」

と、おっしゃって表情がパッと明るくなりました。

それを見て、私も嬉しくなって

「そうですか!

茶筅もあるなら、ばっちりですね!

ぜひ、やってみてくださいね!」

と伝えて帰ってきました。笑

「何の楽しみもない・・」が、

ちょっと楽しくなられた。

・・・良かったです!!!^^

『 お茶を淹れて飲む 』

この日常的にしているであろう

当たり前の所作の中に

どれだけ深みを持たせるのかというのは

とてもすごい文化だと思う。

それは、時間の刻み方を変えるかのようです。

その時の、その瞬間をじっくりと感じる。

その瞬間には、

時は荒くではなく繊細に

細かい振動で伝えられるかのようで

急いでいる時よりも

多くの情報が内在されているかのようでもあります。

茶道は、

「お茶菓子が食べられるの?!」と思って、

昔、ほんの数回体験しただけですが(笑)

その所作の美しさと茶道具の丁寧な扱い方は、

とても洗練されていて素敵ですよね。

実際にやってみると、

所作の方に気をとられてしまって

楽しむというより緊張しましたが、

一連の動作の流れの中で、

手の動かし方の一つ一つに集中するという体験は、

まさに、瞬間を味わう体験だったなと思います。

思い返してみても、

「今、ここ」を感じることに集中できる点で

茶道には瞑想と通じるところがあり、

小さな空間の中で

お互いにエネルギーで会話するような

味わい深い世界があるな・・・と感じます。

時間の流れに対する体感の変化

瞑想中も時間の流れ方が変わることを

感じることがあります。

一時間位かけて瞑想していると

少しずつ気分がリラックスしてきて

大体20分位経過したところで

眠くなってカクッとなる寸前くらいの

感じになることがあります。

(一応、経過時間を確認しました。笑)

意識はあるけど

あんまり頭が働いてないような

活動時よりは睡眠に近い感じのとき。

そんな時には時間の流れ方が速くなっていて、

瞑想が浅い時は3分が長く感じたりするけれど、

眠りに近くなる時は、

気づいたらすでに20分経過していたのように

時間の流れが変化する感じがします。

(寝てませんよ!笑)

時間の感じ方というのは不思議ですね。

楽しい時はあっという間に過ぎていきます。

確かにそうですよね。

時間の感じ方は、

脳波の状態と関連しているのかもしれず

面白いなと思いました。

空間と時間の流れと脳波は、

歪みのある中で存在しているのかもしれず、

きちんと計測しているかのようで

実は歪んだ紙の上に引いた

線のようなものなのかもしれない。

広げて平面にしたら

方眼紙のように整列しているけれど

肉体では感知できないだけで、

実際には平面でなく

湾曲した空間にいるかのような・・。

そんな不思議なことに想いを巡らせました。

それでは、今日はこの辺で失礼します。

お読みくださいまして、ありがとうございました。

☆一応のご報告

数日前の白い月の記事に後日追記を加えました。

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