一霊四魂の話。人が和するために、一人一人に求められる在り方。

「ダメな事こそ仕事になる」、未来型の先生から教わった話

私の価値観を大きく変化させた言葉

「ダメな事こそ仕事になる」

この言葉を聞いたとき、本当に驚きました。

「え、、それでも、いいんですか?」と。

けれど、未来型の先生は本当にそう思って

伝えて下さっていました。

未来型では、好きな事を仕事にすると言う場を提供しています。

念のため、もちろん宗教団体ではありません。笑

私が教えて頂いている先生は二人います。

お二人とも、とても素敵な言霊を使われます。

先生方はコンサルタントをされていて、

個人個人に適した形で、仕事を形にするお仕事をされています。

その在り方は、とても素敵で、

その方の経験してきた人生を振り返り、

その方々の魂からの望みを引き出し、

お仕事にしていくには、どうしていったら良いのか、

と言ったことを伝えて下さいます。

本当に尊いお仕事で、

そのような尊い仕事をされている方は、

やはり、内面に独自の哲学をお持ちです。

「本当の自分はどうして生まれてきて

命を使うとするならば、どういう生き方をしていくのかというところ。

それをしっかり持ったうえで、生きて欲しいと思っている。」

とお話しされていました。

成功者に学ぶ、成功哲学のような感じでしょうか。

成功している人の傍に居て、その思考を身に付けると

自分もまた成功する、と言うような感じで、

やはり、自分が行きたい方向で、

自分よりも上のステージに居る方の話を聞き、

その思考を学ぶという事は、

人生の役に立つことだと思います。

どんな仕事でも一緒ですよね。

先生や先輩から仕事を学んでいく。

哲学も含めて学ぶ。。

先生と書くと、何やら崇拝しているような、

自分がなくなって心酔しているような

印象になると嫌なので、

ここからは、お名前で書かせて頂こうと思います。

お二人は、決して考えを押し付けるようなことはなく、

個々の考えや在り方をありのまま受け止め、

批判するのではなく、

どのように自分の個性を活かすのか

という方向を導いてくださいます。

竹川さんと千聖さんは、

私に、人が和するために必要なこととして、

「一霊四魂の話」をして下さいました。

一霊四魂の話

人の魂は四つに分類することができる。

それは、荒御魂、幸御魂、和御魂、奇御魂の四種類。

そして、四つの魂の中心に霊がある。

というお話しです。

当初、え、魂って一つじゃないの?!と思いました。

四つに分かれるってどういう事??と。

これは、四つの違う魂があるというよりは、

一つの中に、四つの性質を持った部分があるということなのかな、、

と今は解釈しています。

人間の持つ、喜怒哀楽のような感じでしょうか。

心や感情のような、すぐに移ろい、消えていくものとは

違うのですが、

その原点になるものが発信される場所、、

それが、四魂なのかな、、と。

竹川さんは、魂と言うのは、

硬いイメージだと話されていました。

職人魂という言葉は、揺らがない硬い印象。

軸になる部分とのことです。

心は、移ろいやすいものだけれど、魂は動かない。

そして、その中心には霊があり、

それぞれの魂のバランスを取っている。

四つの魂には、それぞれに性質があって、

「徳」の性質もそれぞれに在ります。(「」内の性質です。)

荒御魂(あらみたま)挑戦、前進する、勇敢、行動派、「義」

幸御魂(さちみたま)幸せになる、人を癒す「仁」

和御魂(にぎみたま)みんな仲良く、平和「礼」

奇御魂(くしみたま)勉強したり、探求、探検心、分析力「智」

また、裏の性質として、

荒御魂 過信、ガンガンキャラ、周りの人を考えずに孤立する

幸御魂 自己批判、自己否定、自己卑下

和御魂 ことなかれ主義、依存、なまけぐせ

奇御魂 自分が正しくて周りが悪い、他者批判

という傾向があるそうです。

そして、中心でそれらのバランスを取るのが、霊。

霊は、直霊(なおひ)と言って、

神様と繋がる部分。

四魂の全ての性質が、自分の中にもあるな、、と思います。

それぞれの性格傾向として、

出やすいものがあるのだと思います。

きっと、そのバランスは、その日ごとに変わったりしていて、

「今日は、幸御魂が強いな、、」など、思う事があります。

けれど、何というのか、

その四魂の奥に存在する霊によって、

「こっちへ行きたい」というものが

魂に反映されている。

だからこそ、四魂にはその霊の意志が

反映されて、「ここではこうする!!」

という行動に繋がっているのかな、と。

だから、反応の仕方は変化するけれども、

魂はブレない。

だから、不動。

その霊の部分は、

神と繋がる部分であり、

自己を客観視する役割もある。

ハイヤーセルフとも言えるような感じかなと

思いました。

そして、魂は心に包まれていて、

心は外界からの様々な刺激に反応して

濁ったりしてしまう。

心は、エゴの部分かな。

惑わされやすい、本当の自分とは違う部分。

心を静めると、魂の反応を掴めるように

なってくる。

心の奥の方から出てくる本当の自分。

その想い。魂の部分。

そこを感じて行きつつ、

自己を客観視してバランスを取ろうとする。

その時、霊の視点になる。

もしも、私達のそれぞれが、

外界の刺激に惑わされず、

自分の魂を見つめ、

客観視する視点に立てた時、

話し合いは、

「自分の意見を通したい」

「理解して欲しい」

「認めて欲しい」

などの想いに惑わされることなく、

この話し合いの目的は何か

どういう帰結を迎えることで、

皆が幸せに、和することができるのか。

そのために、どのように智を活かし、

義を持って、事にあたるのか。

という部分で、共通の答えが導きやすくなるのではないか、、、

個人個人の人間関係や抱いている感情や、

損得も乗り越えて、

本心で大切にしたいものを考えるとき、

霊の視点に立つことで、

ひとりひとりが繋がっていく事ができるのではないか、、

と思いました。

実際の話し合いは、とても難しいもので、

そう簡単にまとまるものではない、

と思う事も多いです。

けれども、荒御魂の過信傾向や

奇御魂の自分が正しく他者が間違いという傾向

幸御魂の自己卑下や

和御魂の依存傾向などを

それぞれが霊の立場で見直し、

バランスを取っていくことができたらどうだろう。

例えば、

荒御魂が、「やはり、自分にも間違いがあるかもしれない」

と見直したり、

幸御魂が、「自分の意見も大切なので表に出して言ってみよう」

と思ったり、

和御魂が、「任せきりでなく、自分はどう思うのかをしっかり考えよう」

としたり、

奇御魂が、「自分の意見が正しいのではないかもしれない。

他の人の意見も取り入れていくにはどうしたらよいだろう。」

と考えなおしたり。

こう言う事が、個人の中で起こることによって、

自我を乗り越え、

より神に近い視点、霊の視点から

人々がまとまろうとしたら、どうなるでしょうか。

そのためには、ひとりひとりが、

瞑想し、自分の心を見つめ、

魂の想いに気づき、耳を傾け、

霊の視点、自己を客観視してバランスを取っていく必要があります。

理想論かもしれないけれど、

こんなことができたら、

本当に素敵な世界が作られていく。

そんな風に想うと、ワクワクします。

ちょっと、書いていて想ったのが、

方向性をまとめていくのは、

もしかしたら幸御魂や和御魂視点が得意で、

具体的にその方向性に沿って落とし込んでいくことを

奇御魂や荒御魂が担うと、

よりうまく行くのではないかと思いました。

ふと、思いついたことなので、

少し違っているかもしれませんが。

幸御魂と和御魂は女性的な性質、

奇御魂と荒御魂は男性的な性質という話もあったので、

女性が舵取りをして、

男性が実働部隊を動かしていく

と言うような在り方とも言えるのかな、、とも。

どちらにしても、

バランスが大切ですね。

だからこそ、心を見つめていく事は、

自分自身を幸せにしていくことでもあり、

社会のためになっていくことでもある。

私は、このお話しを聞くことができて、

人と人が和するために必要な視点について

学ぶことができ、有り難いなと思っています。

日常でも、自然にこの話を思い出しています。

それは、私の魂に大切なメッセージとして

残るものだったからだと思っています。

あなたが、この話をお読みくださったのも、

何かのご縁があったからだと思います。

是非、ご自身の心と向き合い、魂の想いに耳を傾けてみて下さい。

そこには、あなたの使命が隠れているかもしれませんし、

あなたが幸せになるヒントが隠されていると思うのです。

今日も、お読みくださいまして、ありがとうございました。

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