一人一人の心から光あふれる世界へ

このような経験を積み重ねていくうちに、

一人一人の心の奥に

光のエネルギーがあって、

それが、本質なのだと感じられるようになりました。

これは、知識ではなく体験を通して感じたことです。

私は、今まで陰に隠れて目立たないようにしていたい。

波風立てず、静かにしていたいと思いながら生きていました。

けれども、自分の心の一番弱い部分と向き合うことで、

心の闇と向き合う強さを持てたことで、

恐れていた大きなものが一つ無くなり、

以前よりも積極的に生きたいと思えるようになっていきました。

自分の心の奥にある本当の願いは、

純粋に一人一人の心が闇から解放されて自由になっていくこと。

それは、大変なことだけれども、

そのことでしか、本当の意味での

社会の変化は訪れないと思うからです。

そして、自分の考え方の変化により、

人間関係に対する見方も変化しました。

誰かに、どう思われるのかという

他人の目を気にして合わせるという在り方から、

自分はどうしたいのかを確認し、

少しずつ大切にできるようになっていきました。

自分を大切にし、ありのままの自分を

肯定的に受け止められるようになることで、

周囲に居る人たちの良いところが自然と見えるようになり、

多くの人の良い部分を感じることができる。

他人のずるさやプライドの高さが

見えてしまうこともあるけれど、

それも、そんなこともあるよねって、

笑って許せる感じになり、

穏やかに過ごすことが増えました。

これは、不思議なのですが、出会う人自体が変化していき、

嫌だと感じる人に出会うことが少なくなっていきました。

今でも、心に波風が立つことはあるし、

たまに身近なところで、津波みたいなのも来ることがありますが、

以前よりは、落ち込む時間も短くなり、上手に対処できると感じます。

「人間関係の基本は、自分と向き合う事から始まる。」

誰の言葉だったか忘れましたが、自分に馴染んでいます。

子供の頃から心に巣くっていた、

集団の中で1人になることに対する恐怖が解消してくると、

他人と深く付き合う必要性もあまり感じなくなり、

距離感も適当な感じで、保つことが出来るようになっていきました。

他人に頼らなくても、

自分の心を律することができるようになり、

「こうしなければ」という観念に縛られず、

合わない人からは適度な距離を置いて

過ごすことができるようになりました。

何かに属しなければという不安感はなく、

一人の時間を好んでいます。

その一方で、人生をより良くしたいと心の底から願う人と、

深い話をすることは、私の喜びとなっています。

私がもっとも見つめるべきだと感じる深い部分、

特に闇の部分の話をできる人は、

ある程度限られてしまう印象を持っています。

準備の出来ていない人は、

耐えきれず拒絶するため話ができないのです。

ですので、ここまで読み進めて下さった方は、

準備がある程度整っている方だと思うのです。

嫌な人と一緒にいる必要もないし、

誰かに媚びる必要もない。

時には、嫌われても、譲れない事は譲らないし、

他人に多少悪く思われても、嫌なものは嫌だと言って良いし、

良い意味でフンって吹っ切って良いと

自分に許可できるようになる。

外から見たら、ちょっとした内面の変化だけれど、

目に見えない部分で、精神的には大分楽になれた。

だから、もし、過去の自分が目の前に現れたら、

いろいろと話してあげられることがあると思うのです。

そういうことを、今では学ぶ機会は少なくなってしまいましたが、

私達の中にある魂の輝きは、

日本人が持っている精神性の中に、

明確に存在しています。

それは、昔は、華道や茶道、剣道、合気道、空手など

武術や芸事を極める道の中で身に着けていくものでした。

それは今も続いていて、空手の道場訓の中には、

「魂の輝き」を感じられる

精神を見つけることができます。

空手の道場訓

  • 人格完成に努めること
  • 誠の道を守ること
  • 努力の精神を養うこと
  • 礼儀を重んずること
  • 血気の勇を戒めること

そして、華道や茶道の中にも、

相手に対する思いやりが礼儀作法の中に詰まっている。

「礼儀とは、お辞儀など単なる形式ではなく、

その中に相手への尊敬や思いやりが込められている」と、

華道の家元をされていた先生から、

教えて頂いたことがあります。

「道」の根底にあるもの、神髄の部分には、

やはり「魂の輝き」が込められている。

一人一人の心の中に、必ず「魂の輝き」は存在する。

私は、これらの事を言霊瞑想を通して体験してきました。

言霊瞑想は、瞑想の初心者であるhanaが、

瞑想の本を読みながら試行錯誤し、

独学で実践してきた内容です。

自分一人でも、心のメンテナンスができるようになったことで、

実際に、悩みに囚われやすかった状態から脱出して、

息苦しい社会の中で、少し楽に呼吸できるような感覚になりました。

自分の中の光の部分を感じられるようになると、

苦しみに対する癒しは、自然にやってきます。

それは、他の人から与えられる光や癒しに頼る必要が減り、

自分の価値観や選択を大切にしながら、

他の人を癒す自分に変化していくことでもあります。

言霊瞑想は、初心者の方にも難しくなく、

身に着けていくことで、様々なことへの気づきの機会が増え、

自分らしく生きやすくなっていくので、

一緒に心の曇りを晴らしつつ、

学んでいく場を作って行けたらと思い、発信しています。

時に、自分自身と向き合うことは、

闇と向き合うことにもなる。

だけれども、心の闇と向き合う事は、

闇を光に変えることであると伝えたいです。

自分の中の見たくないもの、

蓋をしているものを開くのは勇気がいります。

けれど、それが出来た時、自分の中の魂の輝きに触れ、

一皮むけて、未来への希望が見えてくる。

無理に変わる必要はないし、変える必要もない。

変化は自然に起こるし、

他の誰かになる必要もないです。

そして、自分の心と向き合えたら、

少しだけ、心にゆとりができたら、

社会の闇にも目を向けてみて欲しいなと思っています。

社会には戦争だったり

犯罪や差別のような

理不尽に想えるような哀しいこともいっぱいある。

心は痛むけれど、1人でも多くの人が、

社会の闇にも目を向けていく事で、

この世界に光が差していく。そんな風に感じています。

一人一人の集合体が社会です。

心の闇と向き合う強さを持つことができた人達が、

少しでも多く、社会の闇にも目を向けてもらえたら、

この世界はもっと良くなると思います。

社会の闇も、私たちが目をそらさずに

向き合わなければならない大切なことだから。

自分さえ良ければではなく、

次の世代のために。

ここにたどり着いて頂き、このご縁に感謝申し上げます。

お読み下さり、ありがとうございました。

言霊瞑想を学ぶ講座を無料で開講しています。

詳しくはこちらからご覧くださいませ。

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