厚生労働省のコロナワクチンへの態度

新型コロナウィルスのワクチンに関する率直な疑問

RNAウィルスは、短期間で変異をするもの

新型コロナウィルスは、RNAウィルスの一種です。

今まで同じRNAウィルスであるSARSやMARSのワクチンは、疾患増強リスク(接種した方が、重症化するリスクが高まる)へのリスクが払しょくできず、

これまで、ワクチン製造が行えなかった。

すぐに変異するウィルスに対してワクチンを製造しても、接種する頃には、別なものに変異している可能性がある。

短期的には重症化を予防する可能性があるが、

ワクチンによる不必要な重症化リスクを、中期、長期のスパンで負う可能性が考えられる。

アナフィラキシーや一過性の発熱への心配よりも、

本当に考慮すべきなのは、中期、長期的リスク。

矛盾に気づく

公的機関の情報を、多くの人が信用に値するもの、と考えていると思います。

例えば、厚生労働省。

そこには、こんな事が書かれています。

以下は、厚生労働省のホームページの情報。

厚生労働省のホームページより

ふむふむ。

「ワクチン接種が原因でなくなった」ということではありません。と断言して解答していますね。

要するに、「報告された死亡事例はあるけれど、イコール接種が原因で亡くなったとは言えない。」

ということですね。

ワクチンとは関係なく、命を落とすことがある。

確かに、それはあるでしょう。

ただ、確率的には、どうなのでしょう。死亡事例は、接種後1週間以内の死亡者がとても多いです。

インフルエンザワクチンなど、他のワクチン接種後との比較はされているのでしょうか。

「ワクチン接種が原因ではない」と断言できる、何か証明があるのでしょうか。

あるなら、示すべきです。

厚生労働省のホームページより

「ワクチン接種の死亡事例が出た時は、死亡事例との因果関係を調査することが大切です。」

と書いてあります。

同感です。

調査結果は、きちんと開示されているのでしょうか。

国民の関心が高い内容で、重要性も高い内容ですが、死亡事例について、テレビで報道されているのを見かけたでしょうか。

ほとんど、見かけないのではないでしょうか。

上から2段落目。

大規模な臨床試験で安全性が確認された後に承認されています。」と書いてありますね。

こんなことを、公的機関のホームページで見たら、

「そうよね。テレビでも安全だって言ってるし、ネット上の反ワクチンのデマ情報を信じるなんて、

頭のおかしな変人くらいよね。」と言って、終わらせるでしょう。

その方が楽ですし。

参考文献なんて、めんどくさいもの、目を通す人は少ないに決まっていますしね。笑

文章には、参考文献のマークがついています。(※1と※2)

「また、日本においても副反応疑い報告制度により、ワクチン接種後の死亡事例が報告されていますが、

こうした事例を見たときに、現時点でワクチン接種との因果関係があると判断された事例はありません。」(厚生労働省のホームページより)

「現時点で」と記載されています。

このQ&Aの参考文献の※4には、令和3年度第13回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会での資料が使われていて、開催日時は令和3年7月21日です。

接種開始が、令和3年2月ですから、大体5カ月経過した段階での資料ですね。

因果関係があると判断されていませんが、因果関係がないとも判断されていません。

令和3年12月3日のファイザー社製ワクチンの死亡報告の概要(参考資料000862202.pdf (mhlw.go.jp))によれば、

情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できないもの1308件が該当しています。

報告された死亡報告事例1315件中、1308件の因果関係が分かっていない。

つまり、99%の事例で因果関係不明とされた。

そこには、持病のない、20代30代の方も含まれています。

また、副反応疑い報告制度で報告されている事例は、実際の死亡事例数のほんの一部である可能性が高いです。

厚生労働省のホームページより

「こうしたことをまとめると、日本において、現時点で、新型コロナワクチンの接種が原因で多くの方が亡くなったということはありません。」(厚生労働省のホームページより)

「多くの方が亡くなったということはありません。」

この言葉は、良心に基づいて判断すれば、

亡くなっていないという証明ができなければ、言ってはいけない言葉です。

証明できないことについて、断言していいのでしょうか。

現時点では、調査中であり、不明である。が事実です。

「亡くなった」とも言えないし、「亡くなっていない」とも言えない。

ならば、「亡くなったということはありません。」で終わらせる表現はおかしいです。

さらに、上記Q&Aの参考文献である、※1リンクをクリックしてみます。

(参考資料)PMDAの審議結果報告書(ファイザー社)より

なんか、いかにも堅苦しくて読みにくそうな資料、、

「審議結果報告書」ということですので、ワクチンの承認申請に対する結果を記載した資料のようです。

こんな資料まで目を通す人、ほとんどいないでしょう。

と思いつつ、命に係わる大切な情報と思い、ちょいと頑張ってみてみましょう。

まず、コミナティ筋注というのは、ファイザー社のワクチンの商品名ですね。

この資料、76ページもあり長いので、気になったポイントだけ、抜粋していきます。

まず、2ページ目ですが、

4番と5番、国内外で実施中又は計画中の臨床試験の成績が得られた際には、、、

とありますね。

ここで、さっきの厚労省のQ&Aの解答に疑問が、、

あれ、臨床試験中なんて書いてありました?

試験中ってことは、まだ、分かってないこといろいろありますよね。

たしか、さっきの文章には、

大規模な臨床試験で安全性が確認された後に承認されています。」と書いてありました。

これは、臨床試験が終わってないと言えない言葉ですが。

あら?

まさか、国の機関である厚生労働省が、嘘なんて、、

一応、参考文献の日付を確認しておきましょう。

令和2年12月18日にファイザー社から申請されています。

それに対して審査報告書の日付は、令和3年2月12日となっています。

令和3年2月時点では、日本ではまだ、大規模接種は行われていません。

大規模な臨床試験で数カ月間の安全性が確認されたのは、海外での話ですね。

国内ではない。

では、海外での臨床試験は終わったのでしょうか。

(参考資料)PMDAの審議結果報告書(ファイザー社)より

上から5行目、

「海外臨床試験は同年4月より、国内臨床試験は同年10月より開始され、2021年1月20日時点でいずれも臨床試験中である。」とのことですね。同年というのは、文脈から2020年のことでしょう。

臨床試験中と、はっきり書いてありました。

念のため繰り返しますが、この文章は、厚生労働省のQ&Aの参考文献に使われています。

では、何を根拠に厚生労働省は、

大規模な臨床試験で安全性が確認された後に承認されています。」 と言っているのでしょう。

まだ、臨床試験は、終わっていません。

意味が分かりません。

「ファイザー社により開発は、2020年■月より勧められた。」って何月なのでしょう?

なんで消されている?

海外での臨床試験開始が2020年4月からであれば、それより前に開発が進められているはずですが、

仮に、2020年の1月からだとしても、開発から臨床試験までの期間が短すぎると感じます。

(参考資料)PMDAの審議結果報告書(ファイザー社)より

上記は、変異株に対する有効性について書かれています。

下から7行目。

「2021年1月27日時点で流行している種々の変異株に対して本剤の一定の有効性は確認できると考える。」

「しかしながら、SARS-Cov-2のRNAウイルスとしての生物学的特性や、COVID-19回復者血清の反応性が低い変異株が報告されていること等も考慮すると、

今後の流行において、本剤による免疫反応を回避する変異株が出現する可能性もあり

各変異株に対する本剤の中和作用については、製造販売後も引き続き情報収集し、新たな知見が得られた場合には必要に応じて情報収集する等、適切に対応する必要がある」 (参考資料)PMDAの審議結果報告書(ファイザー社)より

ということで、効かない変異株があるかも、ということ。

(参考資料)PMDAの審議結果報告書(ファイザー社)より

疾患増強リスクについて、とあります。

これは、ワクチンを打たない時よりも打った時の方が、新型コロナウィルスに感染した時の症状が重篤化するリスクということです。

これは、抗体依存性免疫増強(ADEとも言います。)のことを言っているのだと思います。

この言葉を知らない方は、単語を検索して調べた方が良いと思います。

この文章では、本文の上から3行目に、「ワクチン接種による疾患増強リスクの有無は、現時点で不明である」とはっきり書いてあります。

類似するSARS-CoVのワクチンでは、動物実験で出現しているのですね。

下から2行目に、「本剤接種による疾患増強リスクは低いと考える。」とあり、少しホッとしますが、

まだ、未解明な中期、あるいは長期的なリスクはあると考えられます。

(参考資料)PMDAの審議結果報告書(ファイザー社)より

動物実験の結果の一部ですね。

有害事象の結果の表、思い切り隠されています。

「肝毒性に関するリスクは低いとする申請者の見解は受け入れ可能と考える。」と言われても、、

では、なぜ見せられないの?という疑問が自然と出てきます。

(参考資料)PMDAの審議結果報告書(ファイザー社)より

国内と海外で行われたヒトに対する臨床試験の概略ですね。

国内では、2020年10月から継続中ということで、160人が参加した臨床試験が行われています。

(参考資料)PMDAの審議結果報告書(ファイザー社)より

ワクチンの有効性に関して書いてあります。

ざっくりと、大まかにまとめると、

海外での臨床試験の結果と国内での臨床試験の結果を比較して、

集団の定義が違うから留意は必要だが、日本人においてもワクチンの有効性が期待できる。

つまり、有効だと言えるだろうという、推測ができる結果。

この審査の時点で、日本人における有効性は確立まではされていません。

ちなみに、「長期の有効性に関する情報は現時点では得られていない」とも、次のページに書かれていました。

(参考資料)PMDAの審議結果報告書(ファイザー社)より

安全性に関する結果です。

上から5行目、

「長期の十分な安全性データは得られていないことには留意が必要である。

その上で、提出された資料に基づき以下の検討を行った結果、

現時点で本剤の承認の可否に影響する重大な懸念は認められていない。」

つまり、承認申請に対し、審査を通過するまでの短期間では、

重大な懸念は認められていないけれど、長期的な安全性はデータが得られていない。

あれ?ここで、さっきのQ&Aですが、、

大規模な臨床試験で安全性が確認された後に承認されています。」と書いてありました。

せめて、「数カ月単位での短期的には」と付け加えるべきです。

公的機関の情報ですから、多くの人に分かりやすく事実を伝えるべきで、

開発からの機関が短いことに対して周知の事実、という暗黙の了解を求めてはならない。

長期的な安全性は、データが得られてないのですから、

安全性が確認されたとは言えない。

国民に誠実であれば、こういう返答になるはずです。

厚生労働省って、国民のための機関だよね?

学歴の高い人たちが勤務している。

この参考資料を理解できないわけがない。

国民に対して誠実な対応ができない理由は、何か。

このQ&Aを書かされた人は、どんな気持ちで書いたのだろう。

参考資料は見ないと思っているのでしょうか。

それよりも、本当の事を書けない圧力があったのではないでしょうか。

他にも、疾患増強リスクの続きとか、妊婦への安全性とか、いろいろ書いてありますが、

とにかく長いので、紹介するのは、この辺までにしておきます。

全文をご覧になりたい方は、下にリンクを貼っておきますので、どうぞ。

PMDAの審査報告書(ファイザー社)672212000_30300AMX00231_A100_5.pdf (pmda.go.jp)

PMDAの審査報告書(モデルナ社)https://www.pmda.go.jp/drugs/2021/P20210519003/400256000_30300AMX00266_A100_4.pd

厚労省は、2021年12月現在も、ワクチン接種と死亡事例との因果関係をはっきりさせず、

棚上げしています。

死亡とワクチン接種との因果関係が関係がはっきりしなくては、

死亡への補償給付は行われません。

突然、大黒柱を失っても、何の保証もないです。

高齢の両親に移さないため、と周囲の人の安全を気遣う心優しい人々が接種しています。

健康で持病もない子育て世代や若年層の人々が、

突然、心筋炎や脳卒中で亡くなるでしょうか。

治験中のワクチンを、多くの人に勧め、正しい情報も与えず、

死亡者が出ても棚上げして、保障もしない。

良心を忘れたら、終わりです。

個人的な感想としては、

公的機関からの情報であっても、簡単に鵜呑みにせず、

しっかり調べなければ安心できない世の中になってしまっていたことを、ひしひしと感じました。

ワクチンに疑問を呈すると、マスコミは「反ワクチン」というレッテルを貼り、片付けようとします。

確かに、反ワクチンを唱える人たちの中には、

感情的になってしまい、極端な表現をしてしまう人もいますから、

変な人に見えることもあると思います。

ここで思い出して欲しいのは、

「反ワクチン」のように、

「レッテルを貼る」というのは、政府や報道機関により、思考を停止させるスイッチとして使われるということ。

広告を扱う人はご存じかと思いますが、人間の心理は、様々に研究されています。

「レッテル貼り」は、広めたくない情報を遮断する手段です。

「陰謀論」へのレッテル貼りと同じです。

「陰謀論」=「はい、真面目に考える必要のないこと、終了~!!」

とさせる目的です。

思考停止スイッチ、ON!です。

戦争中であれば、「非国民」という言葉。

大切に育てた息子を戦地に送り、死なせたくない。

という真っ当な心情も、この一言で終了です。

戦時中のことは、冷静に考えれば、集団で狂気の世界に突入していたと分かるでしょう。

これを作り上げたのも、当時の政府とマスコミの扇動です。

殺人すら、「お国のために」と美談にされてしまう、恐ろしい世の中。

ここまで個人が精査しなければならない

この現実ってなんだろう、

時間のない私たちに、ここまでできる人は何人いるだろうと考えると、

真実を追求するべき、報道機関の役割を考えてしまいます。

ワクチンに懸念を示す報道や you tubeの発信も検閲されています。

表向きは、間違った情報が広がらないようにとのことですが、

恐怖や不安を煽り、

ワクチン接種に向かわせるための一方向的な報道しか許さない世の中は、

まるで共産主義国家か戦時中のようです。

この報道規制のおかしさも、テレビを見つめて何も考えない人には伝わらないのかもしれません。

マネー第一主義の世の中は、おかしな方向に向かっています。

本当に大切なものを大切にできない世の中だということに

悲しみもありますが、

一人でも気づく人が増え、

世の中のおかしさに対して、

戦わずして、

素敵な世の中になっていくことを祈っています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする