孤独感と向き合う シリーズ2。

自分を愛で満たす

シリーズ1では、自分と向き合うヒントを書かせて頂きました。

過去の自分を責めたり、受け入れられない状態から、

自分を許し、愛する状態に変容させることは、

ありのままの自分を愛する」ことにつながり、

安心感をもたらしてくれます。

まだの方は、是非試してみて下さいね!

シリーズ2では、現状について視点を変えてみること、

その方法についてをお話ししたいと思います。

視点その1,主体性を取り戻す

まずは、時間的な側面です。

時計を気にしながら、生活に追われていると、

視野が狭くなりがちで、些細な事で一喜一憂しやすくなります。

いつの間にか、心にゴミが溜まって、気づくと疲れていたり、

ふと振り返った時に寂しさを感じたりするかもしれません。

あるいは反対に、空虚な時間が多すぎるために、

つい、ネガティブな思考に陥ってしまうということも

あるかと思います。

そんな時は、「明日、死ぬとしたら、何が重要か?」と考えてみてはいかがでしょうか。

人間、当たり前に生きているようですが、

明日の命の保証なんてありません。

明日、死ぬとしたら、他人がどう思うかは重要?

大切なのは、「自分がどうしたいか、どうありたいか。」ではありませんか?

本当に大切な事を大切にする」という視点に立ち返ってみましょう。

誰かに伝えたいメッセージはありませんか?

最後に、何がしたいですか?

ちょっと考えてみて下さい。

思いついたことは、あなたが実行すべき、重要なことです。

そんな風に考えると、

苦しんでいる自分が、少し小さく見えてきませんか?

誰からどう思われるとか、受動的に考えるのでなく、

主体性を取り戻すことは、大切なことですね!

無価値な人なんていません。

孤独感は、誰かと繋がりたいという思いがあるという証拠で、

あなたの中に、誰かに届けたい愛があるということです。

その思い自体が宝物です。

あなたの中に、愛がつまった宝物があります。

視点その2,感覚にフォーカスする

孤独感や愛に満たされた感覚は、体で感じます。

人により、違いはあるかもしれませんが、多くの人は

胸、心臓の近くで感じるのではないでしょうか。

恋をした時に、胸がときめくという表現があるように、

愛情に関する感覚は心臓のあたりで感じているように思います。

(感覚なので、ちょっと人により異なるかもしれません。)

傷ついたときに、グサッと突き刺さる感覚や

孤独感で何かに吸い込まれて、胸がしぼむような感覚、

楽しくて、フワフワと浮き立つような感覚、

こんな風に、豊かな感覚を私たちは持っています。

心臓は心の臓器と書きます。

心臓(ハート)は、愛情の出入り口がある場所なのかもしれませんね。^^

孤独感を感じるときは、胸が掃除機になったように、

キューっと吸い込まれるような、苦しい感じがすることがあります。

逆に、自分の中から愛が湧きだすときは、

温かくて心地よい光のようなものが、

胸からじんわり出てきて、ふわーっと体に広がり、

体の緊張が緩み、満たされる感じがします。

そう。この感覚から分かるように、

愛は人から受け取るだけでなく、

自分の中からも湧き出させることができるんです。

大好きな人や、可愛いペットを思い出してみたり、

自分に優しい言葉をかけることでも、

それは、感じられます。

はじめは、かすかな感覚かもしれません。

けれど、リラックスした状態で、

時間をかけてゆっくり味わうことで、

より感覚を感じ取りやすくなってきます。

温かい言葉や想いで、静かにハートを満たす時間を作ると、

それだけでも、心はすこしずつ穏やかになります。

こんな風に、自分の状態の変化を感じ取ることも大事です。

長い目で見ると、抱きやすい感情により、

健康状態を左右することもあるでしょう。

心の状態を自分でメンテナンスすることは、

あなたも感じているように、

体のメンテナンスと同様に、必要なことです。

体と心は繋がっています。

体の声を聞きながら、良い状態をイメージしたり、

「大好きだよ。」など、

自分にかける言葉により、

体に起こる変化を感じ取ったりしてみることも、

自分と向き合うことに他なりません。

自分を愛で満たすことが出来るようになると、

誰かを繋ぎとめようとするよりも、

誰かのために、自分から声をかけてみようとか、

何か見返りを求めずに、

人に役立つことをしてみようと考えられるようになったり、

誰かを独占する必要はなく、

支配的に制限をかけて縛ろうとすることにおかしさを感じたりします。

それだけ、自立できているということです。

お互いが、お互いらしくあることの自由を許し、

より、バランスのとれた状態で

日々を生きられるようになると思います。

まずは、自分で自分を満たすこと。

これが、孤独感を軽くするコツではないかな、と思っています。^^

人間は一人である以上、

孤独感は、感じて当たり前の感情ですよね。

孤独感を感じる自分をみじめに感じる必要もないし、

孤独感が現れたら、「あらま、また来たのね。」

と、時々顔を出す友達みたいに、

迎えてあげるしかないかもしれません。(苦笑)

hana自身、もちろん、孤独感を感じることはあります。

そんな時は、こんな風にしてみることで、

長い時間、辛い状態に浸り続けないようにしています。

(苦しむ時間は短い方を好みますので、

できるだけ、軽く済む方がいいなーと思っています!)

孤独感を長く楽しみたい方は、邪魔しないので、お好きにどうぞ!(オイ!笑)

それでは、お読み下さってありがとうございました。

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