意地悪な人の心理と対処法。くよくよしていた昔を振り返って思うこと。

意地悪な人に悩まされて、

弱気になってしまったり、

悩みを抱えている時期がありました。

当時の自分を思い出しながら、

どんな風に自分が変化していったのかを

書いてみましたので、

役立てて頂けましたら幸いです。

くよくよと悩んでいた昔の自分

悩み事を抱えている時、

友達に話を聞いてもらっていました。

友達はhanaにこう言います。

「考えすぎだって。だーいじょうぶだよ。」と。

こんな時、あなたはどうしていますか?

当時のhanaは、

「でも、〇〇だし。」

「〇〇ちゃんは、話が上手だから。」

「私も〇〇ちゃんみたいだったら、

きっと、悩まないのにな、、、。」

など、マイナスに考えていました。

「hanaだって、大丈夫だよ。

ちょっと、気にしすぎだよ。」と言ってくれても、

「そうかなー。だって、私のことだけ

無視するんだよ?なんか、嫌な事しちゃったのかなー。」

「そんなこと、ないって。たまたまだよ。」

こんな風にグチグチと言い続けてしまう。

そんな話を、延々と1時間くらい、

駅のホームに腰かけて

聞いてもらったことがありました。

思い返すと、懐かしさと共に、

言い訳ばかりしていたなと思います。

温かい友人の言葉も素通り状態で、

それなのに、根気よく話を聞いてくれる友達に、

話し続けること1時間、、、。

その子の方が、家が遠いのに。

何か、前向きな変化があるなら

まだ救いようがありますが、

落ち込みっぱなしでした。

その友達には、

今でも感謝がつきません。

当時のhanaは、

自分の感情が辛くなると、

こんな風に聞いてもらって、

友達にカウンセラーみたいな役割を

担ってもらっていました。

ただ、聞いてもらう。

それだけで、少し不安が軽くなっていたから。

けれど、その先をどうしたら良いのか。

小さな友人関係の悩みを

どう解決したら良いのか。

当時のhanaには見当もつかなくて、

どんなに考えても、

理不尽な態度の友人の気持ちは分からず、

なぜ、嫌な事をしてくるのかも、

「自分に原因があるのかもしれない」と思って、

客観的に見てどう思うかと、

友達に意見を求めたりしていました。

自分の居場所がなくなりそうな不安を

どうしたら良いのか分かりませんでした。

学校で居場所がなくなるって、

学生にとっては死活問題です。

家に帰ってからも、

頭の中に記憶がぐるぐると巡っていて、

気になって仕方ありませんでした。

昔の自分は、どういう風に対処していたか。

当時のhanaは、解決策が分からず。

読書が好きだったので、

心理学の本を読んだり、

カウンセリングの本を読んだり、

精神分析の本やら

お悩みの事例集みたいなのを読んだり、

精神世界の本も読んで、

知識を吸収していました。

いろいろと、参考になることがあって、

救われる言葉も書いてありました。

「過去と他人は変えられない。」とか

「いじめた方は、大して考えていない。」とか、

「いじめる人の自分勝手な都合で動いている。」こと。

「人に聞いてもらうことで悩みを整理できる。」ことや、

性格分類をして、タイプ別に考えられる方法など、

様々な学びがあり、

相手の特徴を分析してみたり、

どんな価値観を持っているのか考えたり

モヤモヤしながら

とにかく考え続けていました。

最適な答えを頭で考えることで、

少し気持ちが楽になりました。

自分の中に、失われた力が

少し戻ってくるので、

無意味ではなかったと思います。

けれど、最終的には、

行動しなければ状況は変わらないし、

怖くても、

口に出して他の友達に相談したりすることが、

当時の自分にとっては、

一番の解決策だったと思います。

嫌な人自身の性格自体は、

何も変わりませんでしたが、

嫌な事に対して、自分が何も行動せず、

一人で悩みを抱えて、大人しくしていた時は、

相手が図に乗って、

さらに嫌がらせがエスカレートしていた

印象があります。

けれど、周囲の他の友人に、

自分が悩んでいることを伝えたり、

嫌がらせをする相手から離れて

別の人のところに行くことによって、

嫌がらせをする人自身が、

「自分の立場が危うくなるかも。」と

察知するようで、

態度が柔らかい感じに、変化したことがありました。

意地悪していた本人が、

hanaが悩んでいることを分かってしているから、

察知できたのだと思います。

心を許すことはできませんでしたが、

少し、過ごしやすくなったように思います。

現在の自分が、当時を振り返って思うこと。

世の中には、自分勝手すぎて

仮病を使って平気でずる休みしたり、

仲間外れにしてしまうような

人もいます。

口先だけでうまく言いくるめようとしたり、

頭の回転が速いので、

丸め込まれそうになるのですが、

「いや、こいつの言ってること、おかしいぞ」

と、何か心で違和感を感じたりします。

当時、分からなかった、意地悪な人の気持ち。

現在の自分から見ると、こんな風に見えます。

そういう人は、本当は弱くて、自信がない。

だから、不安を拭おうとして、

ズルしてしまったり、

嘘をついたりしてまで、

自分の心を守ろうとしていたのかも

しれないなと、思います。

自分の弱さと向き合う時の

選択方法を間違えてしまっている

だけだったりするのですよね。

本当は、意地悪してしまう彼女自身、

そういう自分に気が付いていたのだと思います。

頭の良い人でしたから。

けれど、その弱さと正面から向き合う事が

辛すぎて、逃げていたのだと思います。

結局、自分自身に対する甘さと、

逃げる姿勢が、このような態度を作ってしまう。

他の人を苦しめても、自分さえ良ければ良い。

になってしまう。

けれど、

「そこを見直さなければいけないんだよ。」

という問題行動の原因について

指摘してくれたり、

気づいてくれる大人はおらず、

向き合い方も分からない。

知識もなく、闇の部分と

向き合う必要性があることも知らなかった。

だから、全てが試行錯誤でした。

なぜ、今のhanaには、

当時の自分が見えなかったことが、

見えるようになったのか。

それは、自分の悩みから逃げずに、

自分自身と向き合ってきたからだと思います。

自分の中の闇。

落ち込みやすくて、情けないちっぽけな自分、

弱虫で大人しい自分、

カッコつかない自分、

そういう嫌な部分を感じては、泣き、

イライラし、落ち込み、

愚痴を吐き出しては、友人に迷惑をかけ、、、

けれど、それでも向き合い続けた。

自分の中の闇と向き合う事で、

何が変化してくるのかというと、

「不安や悩みは、なぜ出てくるのか」

「原因は何なのか」

そして、「向き合う事でどんな変化が起きるのか」

が理解できるようになっていきます。

こういうことを、実際に経験することで、

闇を抱えている状態を

客観的に見つめることができたり、

そこをどうすることで解決していけるのか、

ということが、経験を通して、

少しずつ理解できるようになっていきました。

ここでは、詳しく書きませんが、

hanaの場合は、自分と向き合うために、

瞑想をすることが、とても役立ちました。

そして、自分自身の心を見つめる経験をすることで、

他者の心で起こっていることも

なんとなく見えてくるようになります。

誰でも、自分の中の苦しい部分や

カッコ悪い部分は目を逸らしたくなったり、

見て見ぬふりをしたくなったりするものです。

hana自身は、

逃げても逃げても追いかけてくる

堂々巡りの思考のループと、

出てくる感情が苦しくて仕方なかったので、

向き合わざるを得なかった。

だから見つめさせられた。

という感じでした。

けれど、結果的には、

そうして、向き合ってきたことで、

底から抜け出す方法が分かったし、

良かったな、と思います。

意地悪をしてしまったり、

嘘をついてしまったりする人にも

良いところはあります。

話が上手で、いろいろな人とすぐに仲良くなれたり、

自分の気持ちが満たされる方法を知っていたり、

リサーチ力が高かったり。

だから、彼女が心の闇から逃げずに、

きちんと向き合う事ができていたなら、

もっと、魅力的な人物として、

今でも友達でいられたかもしれないとも思います。

心の闇と向き合う事から逃げてしまう事は、

苦しみが続くという事でもあります。

自分の魅力を減退させることでもあります。

だから、一人でも多くの人に

心の闇と向き合う事の

大切さに気が付いてもらえたら

良いなと思います。

当時、hanaのカウンセラーを務めてくれた

優しい友達とは、今でも仲良しなのですが、

今度はhanaが

彼女の悩みを聞かせてもらっています。

心の深い部分の悩みを伝えてもらえることは、

とても有り難くて、

彼女の役に立てることが嬉しいです。

心の闇と向き合い続けると、

人には必ず、

内側に光り輝く源泉があることが、

感じられるようになります。

そこと繋がることが出来た時、

自分を癒す力が自分の中にあること、

そして、自分で自分を幸せにする力を

持っていることが分かるようになります。

最適な解決策は、

苦しんでいる自分自身が

本当は一番よく分かっていたりします。

というか、あなたの中にしか、

答えはありません。

ただ、実行に移す

勇気がないだけのこともあります。

見えない時は、自分の気持ちや考え方を

よく見つめることがヒントになります。

「自分は、どんな考え方をしているのか。

どんな風に感じているのか。」

状況や性格によっても、

最適な解決策は異なります。

悩みが深いと、心の闇と向き合うことは

大変勇気がいることですが、

hanaの友達は、ゆっくり時間をかけて、

少しずつ良い方向に進んでいます。

悩みと向き合うあなたも、

幸せになりますように!!

最後までお読み下さって、ありがとうございました。

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