言霊瞑想とは
言霊瞑想は、その名の通り、
瞑想と言霊を組み合わせたものです。
瞑想と言霊(自分にかける言葉)の力を使って、
人生をより良い方向に変えていくものです。
hanaが普段行っている瞑想は、
気づきの瞑想と感情を見つめる瞑想の
2種類に大きく分けることができます。
(感情を見つめる瞑想は、
絶対的な型があるわけではなく、感情ごとに微妙に変化します。)
気づきの瞑想は、お釈迦様が悟りを開いたとされる、
ヴィパッサナー瞑想を参考にしたものです。
瞑想に加えて、言霊の力を使い、
自分の思考を切り替えていく方法になります。
言霊瞑想を行う事によって、
ネガティブな思考のスパイラルから抜け出したり、
くじけそうな気持ちになった時に
心の支えとなる言葉を使って、
自分を支える強さを持つことができるようになっていきます。
瞑想と言霊
この二つを組み合わせると、
人生を変えるような行動の変化が起こせるようになっていきます。
それは、行動の基になる思考を変化させることが
出来るようになっていくからです。
普段、私たちは植え付けられた常識や、
幼いころから、無意識に身に着けてきた価値観に
縛られて生きています。
けれども、それは、本当に私たちを幸せに導くような
考え方だったでしょうか。
常識に縛られて、身動きが取れない、
本当は、心惹かれるものに、
素直に従う事ができない。
人の目を気にして、自分らしく生きられない。
自分に自信が持てない。
そんな想いは、本当のあなたの姿を現しているのでしょうか。
実際に、この言霊瞑想を行うことによって、
時間をかけて、少しずつですが、
hana自身が変化したという過去があります。
私は、慎重な性格で、
「普通」という枠からはみ出すことはせずに、
大人しく目立たないように、無難に生きるタイプでした。
けれど、人に合わせてばかりで面白くない。
自分の人生を生きている感じがしないばかりか、
いい人過ぎて人から利用されたり、
馬鹿にされたりすることがあったりして、
苦しんできました。
けれども、言霊瞑想によって、
他人の目よりも、自分のしたい事を大切にし、
自分がどう思うかを重視して、行動を選択することが
少しずつ出来るようになっていきました。
それは、昔の自分なら、
絶対にしなかった選択を
自発的にできるようになる、という大きな変化でした。
瞑想は、とても理にかなったもので、
「今、ここ」の体の感覚に集中することで、
思考をストップさせることができます。
思考をストップする。
このことが、自分を客観視したり、
気づきを促したりするために
不可欠なことでした。
私たちは、普段、絶え間ない思考の中にいます。
次から次へと移り変わっていく思考。
この影響力がどれほど大きいものか、、
考えたことはありますか??
この思考が変化することは、
とても大きな変化をもたらします。
変化させる力は、
あなた自身の中にあります。
あなたの人生がより心地よく、
豊かなものになることを願って、
この方法をお伝えさせて頂きます。
思考の切り替え方が上手くなると、
自分の人生を変化させることが
出来るようになりますので、
正直、時間はかかりますし、
習慣化していくための努力も必要ですが、
チャレンジする価値はあると思います。
言霊瞑想のやり方
言霊瞑想の方法は大きく分けて2種類あります。
一つ目は、気づきの瞑想
二つ目は、感情を見つめる瞑想 です。
感情を見つめる瞑想は、細かく分けると
感情ごとにコツがあったりするので、
それは、個別にお伝えしています。
そして、この2種類の瞑想と、自分に最適な言霊、、
私は、魔法の言葉、と呼んだりもしているのですが、
これを組み合わせることで、
辛い場面にも耐えうる
心の柱を作っていくことができます。
1.気づきの瞑想
気づきの瞑想は、数十秒とか、1、2分という短い時間でもできる、
簡単な瞑想法です。
コツがつかめると、電車やエレベーターの待ち時間や
トイレの中など、日常の中に取り入れやすくなっていきます。
習慣化すると、効果が上がりますので、
是非、継続的に実施してみてください!!
それでは、練習方法をお伝えさせて頂きます。
気づきの瞑想の手順
1,リラックスできる姿勢を取り、ゆっくり深呼吸を3回します。
2,そのまま、ゆっくり呼吸に意識を集中します。
「吸っている」「吐いている」と、言葉を頭で繰り返すのではなく、
呼吸による体の変化を、ただ感じます。
それは、お腹のふくらみやへこみで感じても良いし、
鼻を通り抜ける空気で感じても良いです。
目は閉じても、開いても良いし、自分がやりやすい方法でやってみてください。
3,やっている途中で、必ず意識が他に向きます。
そうしたら、そのことに「気づき」ます。
最初は、意識が他に向いたことに気づかないかもしれません。
それでも大丈夫です。
しばらく経ってからでも良いので
「気づき」の瞬間を感じられるように継続してください。
4,浮かんできたものに、名前をつける。
あなたは、何かの用事を思い出すかもしれません。
そしたら「用事」と名付けて手放します。(気になるならメモしておいても構いません。)
そして、再び呼吸に意識を戻します。
いつの間にか、過去を思い出しているかもしれません。
そしたら「記憶」と名付けます。
そして、すぐにまた、呼吸に意識を戻します。
そのうち、体のどこかから痒みが出てくるかもしれません。
そうしたら「痒み」と名付けます。
気になったら、少し掻いても良いです。そしてまた、呼吸に意識を戻します。
5,気づいたら名前をつけて、呼吸に戻る、
これを繰り返し続けていきます。
6,集中が切れたら、自然に終わりにして構いません。
続けられそうなら、15分とか長い時間行っても、大丈夫です。
長い時間行った時には、指先をグーパーして感覚を感じたり、
目を開けたりして、少しずつ周りの環境に体を慣らすと
意識を切り替えやすいです。
2.感情を見つめる瞑想
この瞑想は、自分が辛い気分になった時に行うための瞑想です。
瞑想できる状態でない時には、
その前に、感情を吐き出す作業を行ってから実施してみて下さい。
吐き出す作業は、感情によっていろいろですが、
気持ちを紙に書きまくるとか、音楽を聴いて浸りきるとか、
可能であれば叫ぶとか、泣くとか、クッションを叩くとか、、
一回、感情を出し切ってからの方が、瞑想を行いやすくなります。
辛い感情は、必要があって出てきているので、
感情的になっているご自分を責めずに、
ありのままを受け止めて下さいね。
では、落ち着いてきたところで、
感情を見つめる瞑想の方法をお伝えさせて頂きます。
この瞑想は、絶対にこの手順でなければならない、
と言うものではないのですが、
ここでは、分かりやすくするために手順を定めて書かせて頂きます。
感情を見つめる瞑想の手順
この瞑想は、できるだけ静かで一人になれる
集中しやすい環境で実施することをお勧めします。
1,まずは、リラックスした体勢になり、深呼吸をゆっくり3回します。
リラックスできる体勢には、特に決まりはありません。
椅子に座っていても良いし、寝転んでいても構いません。
2,呼吸に集中し、呼気と吸気での体の変化を感じ取っていきます。
詳細は、気づきの瞑想の手順2、をご参照ください。
3,感情が出てきたら、体のどの部分から出てきているのかを観察します。
胸の辺りが重たいとか、腹の辺りが苦しいとか、
喉の辺りが締め付けられるとか、
感情をありのまま感じて、受け止めます。
そして、しっかりと味わいましょう。
もう、味わいきったなと思ったら、
感情を抱きしめて、「ありがとう」と声をかけて手放します。
4,呼吸の観察に戻ります。
辛い出来事の記憶が出てきたら、
「記憶」と名前をつけて手放します。
5,記憶を手放すことが出来たら、手順6、に進みます。
※感情的になってしまう時は、手順3,に戻ってやり直します。
6,記憶を思い出していきます。
手順5で、記憶を手放せる位になっていると、
感情とある程度の距離を置けている状態ですので、
比較的冷静に、辛い出来事を観察できるようになります。
冷静な目線で記憶を思い出し、
観察すると、感情的だった時には見えなかった
捉え方が出来るようになっています。
その場に居た、他の人の視点で考えたり、
別の捉え方をした時に、
自分の考え方や行動がどういう影響を及ぼしたのか、
などを振り返ることが出来るようになります。
7,記憶を辿りながら、感情が出てきた原因を探る。
なぜ、悲しくなったのか、
または、怒りを感じたのか、
など、感情が出てくることには、原因があります。
その原因を探っていきます。
瞑想状態では、リラックスしていますので、
普段は閉じている潜在意識にもアクセスしやすくなります。
普段は眠っている記憶が蘇ってきたりすることもあります。
過去に、似たようなエピソードや同じような感情を味わった出来事は
ありませんでしたか??
そのような記憶が原因となって、
感情的な反応が出てくることがあります。
原因が分かることでも癒しは起こります。
過去の傷を癒すことで、
今後、同じような出来事が起こった時に、
冷静に対処しやすくなる可能性があります。
8,もう、ここまでで良い、と思えたら終了してください。
ご自分の中の感覚を大切に、実施してみてください。
手順は、参考として書かせて頂きましたが、
必ずしもこの通りでなくても構いません。
慣れてくると感情を手放すのが上手になり、
手順4,や、6,7,のところから始めることが
出来るようになったりします。
ご自分に合ったペースで大丈夫です。
3.自分に最適な言霊、魔法の言葉
瞑想を行っていると、自分の考え方の癖に気づいたり、
握りしめていた辛い出来事の記憶の影響が
分かったりします。
言霊瞑想では、
その影響から、自分を解放するための言葉を
自分にかけていきます。
言葉の力、つまり言霊により、
弱まったエネルギーを補給して、
力をつけていきます。
例えば、「感謝」という言葉を聴くと、
どんな感覚を感じますか?
じんわりと、胸の内側が温かくなったりするような
感覚を感じたり、
人により、感じ方は様々ですが、
温もりを感じさせてくれる言葉です。
逆に、「冷酷」という言葉はどうでしょうか。
心が凍り付くような、閉ざしたくなるような
感覚の言葉です。
このように、言葉自体が持つエネルギーがあり、
それを取り入れることによって、
自分を勇気づけたり、励ましたりすることができます。
言霊瞑想では、そのような言葉の力もお借りしながら、
自己実現につなげていきます。
例えば、
「あの出来事の記憶は、もう、自分に影響を与えない。」
など、自分で思いついた言葉を
繰り返し頭の中で唱えたり、
紙に書いて、目につくところに貼りつけ、
日常的に想い出すのも効果的です。
最適な言霊が思いつかない時には、
あなたに合う魔法の言葉を探すお手伝いをさせて頂きますので、
もし良かったら、
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今日も、お読みくださいましてありがとうございました。