モラルハラスメントへの対処法は、距離を置くことと真面目に相手をしないこと。

モラルハラスメントについて

外見や仕草に対する批判的な指摘や、

物事の一方的な決めつけによる否定、

当事者でもなく、よく知りもしないのに、

誤解して、否定的なことを言ってくる。

こちらに悪気がなくても、

相手側の都合によって、

傷つく言葉を投げかけられたり、、

はっきり言って、迷惑ですよね。

モラルハラスメントの意味を調べると、

言葉や態度などによって、巧妙に人の心を傷つける精神的な暴力のことで、上下関係にある場合のみならず、対等であるべき同僚・仲間の間でも起こりうる行為であり、また、上司や指導者の立場にある者であっても被害者となりうるものである。

引用:名古屋市立大学ホームページ<ハラスメントとは>より

とありました。

上の立場であっても、被害者になりうる。

なるほど、確かに。

そういうものですよね。

立場とか、関係なく行われるものだと思います。

そして、精神的暴力という言葉が特徴的だなと感じます。

hanaの経験からの解釈では、

モラルハラスメントは、相手の都合で

「傷つけること」や「蔑むこと」自体を目的にして

行われる発言や態度、行動。

これが、モラルハラスメントではないかと思っています。

傷つけることや蔑むこと自体が目的なので、

正論で言い返しても、屁理屈で返される。

真面目に話し合おうとしても、

相手とは、まともな議論にならない。

もともと、真面目に話をするつもりなど、

相手にはないのです。

ただ、傷つけたい、落ち込ませたい、怒らせたい。

そういう反応を引き出すことで、

相手に不幸を味わわせて、エネルギーを奪いたい。

こういう、質の悪い意図を持った、

発言や行動をされたこと、

誰しも経験があるのではないかなと思います。

私が小学生の頃の印象的な出来事として、

今でも心に残っていることは、

クラスメイトの女の子から、

なんの前置きもなく、

真っ直ぐな鋭い目で、「変な顔っ!!」と

突然、大きな声で言われたことがあります。

その子とは、同じクラスというだけで、

ほとんど接点もなかったのですが、

突然そんなことを言われて、

驚いたと同時に腹が立ちました。

何か、悪い事をしてしまったのなら、

言われたとしても理解できるけれど、

何もした覚えがないのに、否定や批判をされると

嫌な気持ちになるのは自然なこと。

残念ながら、世の中には、

他人からエネルギーを奪って、

ストレスを解消したり、

自己満足を感じる人がいるために起こることです。

自分が悪いと思って、反省したり、

何かしてしまったのかしらと落ち込んだり、

私も昔はそのように考えてしまうタイプだったので、

よく理解できるのですが、

そういう、人の良さに付け込んでくるタイプの人もいます。

反抗しない、言うと落ち込む、といった反応は、

そういう人たちにとっては、

格好の餌食になってしまう態度でした。

相手が善良な人なら、

言われたことに落ち込んでも問題ないですが、

相手がエネルギーバンパイヤの場合は、

しっかりと自己防衛する必要がありますね。

エネルギーバンパイヤからは、遠ざかるべし。

人から、エネルギーを奪おうとする人を、

エネルギーバンパイヤと言ったりします。

先程、私に「変な顔っ!!」と失礼な言葉を放った

クラスメイトの女の子ですが、

その後も、関わる機会があるごとに、

馬鹿にした態度を取ってきました。

いつも、何かにイラついていて、

私だけにそうするのではなく、

何か気に食わないと、

自分の基準で選んだ人物に

容赦なく、キツい言葉を発しているのを

見かけたりしました。

風の噂によると、

彼女の家はご両親がとても厳しくて、

キツく怒られている姿を見かけたことがある

と言う話を聞きました。

家庭では親からキツい扱いを受けていて、

その腹いせに、学校で反抗しなさそうな

人を選んでキツい事を言って、

憂さ晴らししているのだな、と感じました。

エネルギーバンパイヤになってしまう人は、

その人自身が、不幸な境遇でいじめられていたり、

幸せな環境に恵まれていなかったりします。

腹が立ちますが、

相手は、可哀そうな人でもあります。

幸せな人は、そのようなことをする必要性を感じません。

このような例だけでなく、

注目されたくて、リストカットなどの問題行動を繰り返す人、

相手が傷つくと分かっていても、

自分勝手に不倫や浮気をしてしまう人、

ギャンブルや買い物で浪費を繰り返してしまう人

このような人達は、

心の中の空虚さを埋めたくて、

そのような行動を繰り返して

人に迷惑をかけることで、

気を引いて、エネルギーを奪おうとします。

時には、心から反省して、

「もう二度としません」と言ってみたりします。

けれど、また、繰り返す。

本人の中の空虚さが埋まらない限り、

変化はありません。

反省したように見えるのは、

一時的にエネルギーを奪ったから、

満たされたように感じただけです。

基本的には、本人の問題で、

周囲の人が、責任を感じる必要はありません。

そのような人達は、

身近な人に罪悪感を抱かせるような事を言って、

相手を縛り付けようとします。

「あなたのせいで、こうなった。」

そういう言葉を使って、エネルギーを奪おうとします。

けれど、本当のエネルギーは、

自分の中から出てくるものです。

相手自身が心の奥底を見つめて、

自分の力で辛い事と向き合い、

甘えたり逃げている状態から、

勇気を出して、変化させていくしかないことです。

人のせいにしているうちは、何も変わりません。

彼らに、強制的に向き合わせることは、

精神の崩壊を招く位、キツいことなのだろうと思うので、

入院して、専門的な治療を受けるなどの対処が必要な

場合もあると思います。

モラルハラスメントが常習化していて、

同居しているなど、

あまりにも距離が近い場合には、

離れた方が心の安定を得られるので、

思い切って別居するなど、

距離を置いた方が幸せな場合もあります。

自分を犠牲にしてまで、

一緒にいる必要はありません。

精神的に傷つけてくる相手から、

自分を守ることは大切なことです。

モラルハラスメントへの対処法

そこまで、重症ではなく、

普通に社会生活を送っている中で、

そういう人に出会ってしまったら、

可能な限り距離を置くことをお勧めします。

そして、なにか失礼なことを言われても、

相手は、きっと不幸な人なので、

可哀そうだと思って、許してあげてください。

許してあげると言うと、

何か、自分は悪くないのに譲歩するなんて

悔しいと感じるかもしれません。

けれど、一歩高い視点から見てみると、

この態度こそが、あなたを守ることになります。

いちいち、怒らない、悲しまない。

怒ったり、悲しんだりして言い返すと、

エネルギーバンパイヤは、

相手にされたことを喜び、

悲しんだり、怒ったりする様子を見て、

ほくそ笑みます。

そして、態度をエスカレートさせます。

腹を立てずに、許して、さっさと忘れる。

これが、最もエネルギーを奪われない方法です。

相手にしてもらえないと分かると、

張り合いがなくなります。

態度としては、心の中で真面目に相手をしない事。

何を言われても、感情的に反応しないこと。

「ちょっと失礼します。」

と言って、遠ざかっても良いと思います。

あるいは、冷静に

「何か、怒っていますか?」

と伝えてみるのも一つの方法です。

もしも、仕事で無視できない場合は、

「言いたいことはそれだけですか?

それでは、失礼します。」

と言って、話を打ち切る。

相手にしないことは、

怒りを込めて言い返すよりも

冷たい態度だと思います。

あなたが何も悪い事をしていないのに、

失礼な態度を取ってくる相手に対して、

礼儀をつくす必要はないです。

愛することの反対は、

怒りではなく無関心です。

真面目に相手をしていると、

疲れ切ってしまいます。

そして、何を言われたとしても、

自分を責める必要も、傷つく必要もありません。

それに、相手が放った言葉が真実とは限りません。

もしも、あなたの心が反応して辛さを感じてしまった時には、

あなたの心を見つめて、

反応する原因を探ってみることをお勧めします。

辛くなる時は、

その原因が心の中に眠っている時です。

あなたの中に、傷つく原因がなければ、

スルーできることです。

相手をどうにかするのではなく、

自分の心と向き合うことで、

辛さを感じずに済むようになります。

泣きわめく子供に、

「〇〇のバカー!!」とか言われても、

いちいち傷ついたり気にしたりしませんよね。

それと同じようなことだと思ってみてください。

実際、言葉が巧妙なだけで、

やっていることには大差ありません。

もしも、言われた言葉が、

「ブスー!!」だと傷ついてしまう、、

と言うのなら、

それは、自分の外見に対する

傷ついた気持ちがあったりするためです。

自分自身の外見に対する受け止め方を

見つめなおすことで、

傷つき方を変化させることが出来ます。

心に残っている傷は、癒すことができます。

あなたの中に、自分で傷を癒す力があります。

ですので、そういう場合には、

心の中を探ってみると良いです。

言霊瞑想では、心と向き合う方法をお伝えしていますので、

もしも、必要や興味を感じましたら、

下記の記事を読んでみて下さい。

今日も、お読みくださいましてありがとうございました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする