こんにちは、hanaです。
お元気ですか?
今日は、時間について感じたことや
最近、気づいたことについて
書いてみたいなと思っています・・!
時間の感じ方
私はこのところずっと
時間が速く過ぎ去ることを感じていました。
1年が半分ぐらいの長さに感じたり、
それぐらい、忙しくて、
時間に追われて、いつも時間を気にしながら
作業を進めているような日々でした。
気が付いたら、そんな生き方になっていました。
他の人に聞いてみると、皆さんこう言います。
「もう、あっという間にお正月よ。」
「すぐに2,3カ月なんて過ぎちゃうわよ。」と。笑
どうやら、そんな感じがしていたのは、
私だけではなかったようです。
私達は、いつの間にか、
「今をじっくり味わうこと」を忘れてしまったようです。
けれど、最近ちょっと実験してみたのです。
そんな忙しい中でも、今を感じること、
目の前にあるこの瞬間を味わうこと、
これに意識を向けてみることにしました。
日常での作業をしながらの瞑想では、
どちらかというと思考を停止し、
静寂の中で感情移入せず、
淡々と冷静に俯瞰しているという状態なので、
「今ここ」にはいるのですが、
「その瞬間を味わう」とは、少し異なっていました。
それは、今にいながら無であるかのようで、
それは、それで心地よく、
ふとした時に大事な気づきも得られる状態で、
大切な時間であることは変わりません。
けれど、一方で
この瞬間に気づいて意識的に
今を味わうことも瞑想であり、
生きていることの意味を
感じさせてくれるものだという事を
ティク・ナットハンが話していた。
その通りの言葉ではないけれど、
内容はそういうことだったという事を
ふと思い出しました。
意識的にオンとオフを切り替えることが
大切なのかもしれません。
そして、意識的に
今の瞬間を味わい、
感じることをしてみました。
今目の前に起きていることに対して、
意識を向けて、しっかりと子供たちを観察したり、
食べ物をひとつひとつ味わったり、
今目の前で行っていることの一つ一つを、
心を込めて丁寧にするようにしていきました。
例えば、ただ掃除機をかけるのではなくて、
かけている場所をしっかりと見つめると、
その周りの埃が積もっている場所に気がついて、
いつもより余計に丁寧に掃除してみたり。
洗濯物を干しながら、
他のことを考えるのではなくて、
1枚の洗濯物をしっかりと見つめながら、
シワをしっかり伸ばすなど、
自然と動作が丁寧になっていきます。
今していることに心を込めて向き合うようにすると、
時間の流れ方が変化して、
ゆっくりと味わえることが増えて、
時間の流れ方がゆったりしたものに変化していきました。
大げさに言うと、
スローモーションモードのような感じでしょうか?笑
流れている時間は同じなのだけれど、
その瞬間を丁寧に味わうので、
密度が濃くなる感じとでも言うのでしょうか。
もう、たくさん時間が経ったように感じたのに、
まだ午前10時だったのとか、
そういう嬉しい変化を感じました。
同じ1日を過ごしたのに、
いつもよりも、たくさんの時間が流れたような
そんな実感がありました。
時間が幻想に過ぎないのであれば、
忙しい時こそ、ゆっくりと息をして、
今ここにあることに集中して
じっくりと味わうことで、
時間の密度が濃くなるのかもしれません。
今この時を大切に過ごしたい。
そのためには、やはり、
今ここにあることが
大切なのだと改めて思いました。
そして、
静かな瞑想状態に入る空の時間と
現実世界にしっかりと焦点を合わせる
色の時間を味わう瞑想は、
意識的に変化させることができる。
では、瞑想状態とそうでない状態の差は
一体何なのかというと、
思考に飲み込まれていないことと、
観察者の自分が、
「今ここ」に存在するかしないかの違いだと思います。
効率主義に対して感じたこと
これまでは何でも、効率よくと思っていました。
同じ時間内に、できるだけたくさんの仕事を
こなすことが優秀だという価値観。
これは、本当にそうなのだろうかということ。
そのように教えられてきたけれど、
果たして、それは本当に大切なことだったのだろうか・・?
という疑問が湧いてきました。
同じ時間を過ごしても、
後から思い出した時に、
何をしていたのか想い出せない時間が
いつの間にか多くなっていました。
特に、効率を意識して、
時間に追いかけられるように仕事していた時の記憶は、
後から何をしていたのか
分からなくなったりしていました。
けれども、今をゆっくりと味わう事で、
時間の流れがゆっくりになり、
意味のある時間が増えていったように感じます。
それは、いつものルーティーンの中だったとしても。
一度にふたつのことを同時進行で進めたり、
効率よく仕事を終わらせることが
大切な時もあります。
けれども、今を味わう事も
人生を彩りあるものにするためには、
大切なことだなと感じました。
今、目の前にあることに
じっくり意識を集中して味わいながら進んでいくと、
同じ時間がゆっくりとしたものになっていく。
このことが、落ち着いた心や
穏やかな気持ちをもたらしてくれる。
1日の長さが、いつもより長くなった感じでした。
こういう過ごし方が、
本当の意味で時間を大切にするという
生き方なのではないかと感じ始めたところです。
もちろん、何が正解なんてことはないのだけれど、
今の私が感じることは、そいうことで、
その方が、充実した豊かな時間に感じます。
過ごし方によって、
時間の感じ方は変化させることができる。
そんなことを感じた、この頃でした。
今日も、お読みくださいまして、ありがとうございます。