こんにちは、hanaです。
今日は、心の闇を受け止めることについて
書いてみたいと思います。
とても、難易度の高い作業について
書いていきますので、
まずは、そういうものなんだな、
という程度に読んで頂けたらと想います。
そしてこれは、私が過去に経験した
親友とのエピソードからの
反省の記述でもあることを
申し添えておきます。
変容するために必要な事
自分の心の内側にある見たくないものは、
無視したり、
無意識に気づかないようにしたり、
気づいても蓋をしたりしていたりします。
弱さや、無力さ、醜さ、
書けば切りがないですが、
それらを受け止めるには、
勇気が必要になります。
自分のありのままを受け止めるとは、
自分の非を認めるということも
意味しています。
それは、とても辛いことで、
穴があったら入りたいと感じたり、
涙が止まらなくなったり、
心をえぐられるような想いを伴うこともあります。
そして、逃げずに真っ直ぐ向き合う瞬間に、
闇と向き合う勇気が試されます。
勇気というのは、
マイナスの状況をプラスに変える
きっかけとなる感情です。
受け止めるための覚悟は、
自分にしかできません。
そして、その準備として、
「何があっても、
自分自身を受け入れ、大切にする」
という気持ちを持てることも、
ネガティブな感情のスパイラルに
取り込まれないためには重要なことです。
「何があっても、自分の味方でいる。」という、
自分に対する信頼があるからこそ、
嫌な事を見つめるための勇気を持てます。
ですので、日頃から、
自分にダメ出しをする癖があると、
自分自身との信頼関係が築きにくく、
自分が敵になってしまい、
信頼することが困難になり、
闇と向き合うことが
困難になってしまうことがあります。
他者からの指摘は抵抗を感じ、否定したくなるもの
自分の心の闇を受け入れるためには、
これらの準備が必要になります。
例えば、
信頼関係のできていない他人に
ダメ出しばかりされて、
いきなり心の闇を指摘されて、
受け止められるでしょうか？
自分自身についても、
ダメだしばかりだと信頼できないのに、
他人にされたら、余計に無理なこと。
ダメ出しばかりする人は
なかなか受け入れられないし、
信頼しにくいものです。
心の準備ができていない状態で、
心の闇を誰かに見透かされて、
「あなたのここがダメ。ここを直さないと。」
と指摘されても、
多くの人は心から受け入れられないでしょう。
それどころか、
相手を憎むことすら、あるかもしれません。
昔からの知り合いで、
信頼している相手からの言葉であっても、
自分の心の闇を指摘されたら、
素直には受け取りにくいものです。
たとえそれが、本当に相手を想って、
伝えられた言葉であったとしても。
踏み込んではいけない領域に
足を踏み入れられると、
人は怒りを感じます。
そして、
自分のダメさを受け入れるよりも、
相手を否定する方が
はるかに楽なので、
普通は迷わず、そちらを選択します。
ここで、
相手の言ったことを
真摯に受け止めらる人は、
余程のレベルに達した方だけです。
そのためには、
感情に飲み込まれることなく、
相手の言った言葉の真意や
その内容についての真偽も
確かめられる器が要求されるからです。
そして、相手を許す気持ちも必要になります。
自分で自分の状態に気づけるようになることが大切
ですので、自己探求の道というのは、
基本的に、自分自身で進んでいく必要があって、
「気づきの力を持てるか。」
「都合の悪い部分も含めて、自己を客観視できる力を持てるか。」
ということを確認していく必要があります。
他者からは、原因が見えていたとしても、
普通は教えてもらえません。
どうしても、自分では見えなくて苦しんでいる。
そのため、「知りたいので伝えて欲しい」と
相手の方が思っている時に初めて、
信頼している他者の意見が耳に入る。
それくらいのことだと思います。
言霊瞑想を通して、
私がお手伝いできることは、
自分自身との信頼関係を築くための
言葉をお伝えしていくことや、
「気づきの力」や
「客観視する力」を高めるための
方法をお伝えする部分。
相手の方の心の闇について、
もしも何かを感じたとしても、
ストレートに指摘することは、
相手の方から
どうしてもと求められでもしない限り、
控えると思います。
心の闇と向き合う作業は辛いです。
けれど、底を乗り越えると、光が待っている。
そこに向かおうという気持ちを
持てること自体が、
実はとても凄いことでもあります。
多くの人は、スルーして
闇は人のせいにして終わりです。
そして、そこにずっと居ます。
それでも、生きられるので。
私がお伝えしたい事は、
本当にキツい作業だけれど、
闇が深ければ、深いほど、
乗り越えた時のステージは上がります。
そして、心穏やかに過ごせる時間が増えます。
言霊瞑想に興味を持ってくださった方は、
こちらをちょっと覗いていってくださいね・・！
今日は、この辺で失礼します。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
