先人達の想いを感じた話。竹川さんの語りから。

こんにちは、hanaです。

今日は竹川さんのお話の中から

感動したことがあったので、

お伝えしたいなと思い書かせて頂きます。

竹川さんは、歴史に詳しい方です。

知識をひけらかすのではないけれど

お話ししている端々から

感じていたことでした。

そして、今日は、

教えて頂いたことの中から

これは書きたい・・・と

感じたことがありました。

竹川さんの語る言葉からは

日本人に対する誇りや

先人達の抱いていた想いが伝わってきます。

日本の先人達に対する

尊敬の念を忘れてはならないし

大切にしなければならないことだなと

改めて感じました。

言葉にするとなんとも当たり前すぎて

つまらなくなってしまうのが

口惜しいのですが。

竹川さんの語りからは

じんわりと温かい想いを感じたので、

歴史の話をもっと教わりたいなと思いました。

歴史の教えられ方について思うこと

以前も似たようなことを

書いたかもしれませんが・・・

日本史をどう認識するかは、

自分達をどのように捉え

これからをどうしていくのか

日本人としてどう生きるのか

という部分に関わる重要事項だけれど

私達が学校で教わってきた

年号と出来事の組み合わせ

という習い方では想いが伝わって来ない。

学生時代の歴史に対する印象は、

とにかく覚えなければならない暗記科目でした。

だから、そんなものは

必要性がなくなれば、簡単に忘れていく・・・。

けれども本来、自分達の歴史は

そういう風にあるべきものではなかったはず。

戦前の歴史の授業では、

出来事を眺める時に

武将Aの立場と武将Bの立場と

両方を考えてみることをしていたそうです。

そして、それぞれの立場に

立ったことを想像して、

武将Aは

何故この時、この決断をしたのか

その背景には何があったのか

それはどんな結果をもたらしたのか

武将Bの立場から見たら

その出来事はどのように見えたのか

どのような解釈をして

この行動をしたのだろう。

そのようなことについて

自由に意見を言い合う。

そんな授業をしていたことを

どこかで聞きました。

そんな授業は出来事の見方を深めるし

両方の立場を考える思考を養う。

それは、道徳的な役割も

果たしたであろうと感じました。

そして、現在の社会情勢や置かれた立場

そこからどう行動していくべきなのか

という智慧をもたらしてくれる。

そのようなものであったのだろうと思います。

「1192つくろう鎌倉幕府。」

ただ暗記すると

「あーそうなんだ」と

一方通行に飲み込む授業。

そこには、「なぜ?」の問いを

受け入れる隙間がない。

とにかくテストに出るから

正しく覚えよと教えられ

どれだけ正確に覚えられたかが評価される。

歴史から学べる大切なことは、

実際にあった出来事から

その内容を読み解くことから

見えてくるものだったはず。

この局面で、

ピンチをどうやって切り抜けたのか

あるいは、どんな失敗をしたのか

先人達の想いの中にこそ

日本人として心の内にしまっておくべき、

大切なことがあったはず。

竹川さんのお話を聴いて、

そんなことを思い出しました。

日本人として知るべきこと。

沢山あると思います。

知らないことだらけだから、

私自身も学ばせて頂きながら

日本人についての理解を

深めつつ歩みたいと思います。

(竹川さん、長生きして下さい!笑)

明治維新についての個人的な印象

竹川さんの話のお話しには

いろいろな内容があったのですが

私の中で印象に残ったことは

一万円札に描かれた

渋沢栄一さんのお話しでした。

渋沢栄一さんが活躍されていたのは

明治維新後ですよね。

明治維新とそれ以降は、

近代化が進められた時期として

華々しく取り上げられ

メディアにより美化されている気がするのだけど

背後にはグラバー商会(ジャーディンマセソン商会)

があったとか、そんな話があります。

実際には欧米列強による

侵略が密かに始められた時期でもあって

文明開花と謳われながら

少しずつ真綿で首を絞めるように

暗い戦争に引きずり込まれていく。

そんな時代に資本主義を

推し進めた渋沢栄一さん。

決して、渋沢さんを

悪く思いたいのではないです。

けれども、敢えて光も闇もあるので

闇の方に目を向けてみるなら・・

銀行は借り貸しを繰り返して

利子をとる仕組みにより

儲けを出すものという事実があり、

欧米の銀行を所持する勢力が

戦争を仕掛け、両国を相手に貸し付け、

莫大な富を持つに至り、

企業や政府に影響力を行使しているということも

また事実として存在しています。

これを問題点として

取り上げる人もいるし、

問題ないという見方をする人もいる。

全てのことに闇も光もある中で

渋沢さんは、大きな役割を果たした

人物であったと思います。

日本が近代化することは

必要な流れでもあったし、

お陰様で豊かさを築くに至ったことも

また、事実だろうと思います。

エアコンとか車とか

文明の利器がないと

生活自体が辛いですしね。

闇も光も見つめること。

そんな見たくない事実を

見つめることも大切で、

知らなければ問題を認識することも

解決策を考えることもできない。

身を守るための大切な情報ですし、

そこから、一番大切な学びが

もたらされると感じているからです。

竹川さん自身も、

「闇の中にこそ宝あり」とお話しされていますが、

その通りだと思うのです。

ですので、

私自身はそこも大事にしたいと感じます。

竹川さんの語り

そんな感じもありつつ、

竹川さんはどのように

お話しされたのかというとですね・・

「植民地として狙われていた日本を

どう守るかという局面で

西洋の良さも取り入れつつ

日本人の持つ繊細さ、芸術力、技術力

だったりをどう活かすか

欧米の「支配と被支配」という在り方よりも

日本の場合はどちらかというと

被支配層の方が支配している感覚で

上からの命令というよりも

自ら率先して動く人達が集まって

こういうことがやりたいんだという

新しい時代を作っていこうというような

息吹でやっていって

自分自身の天命なり使命なりを

やりがいなり夢を抱いて

やっていったからこそ

日本も明治時代になっても

西欧列強に支配されることなく

独立を守った。

渋沢さんの場合は特に経済的な面で

自分がお金持ちになるというよりは

みんなが豊かになっていく

自分の夢を抱いてやっていこうよ

というような

一人一人に天の使命があり

天命を楽しんでいきることが

経世済民ということで

みんなが豊かになっていくという見方をしていた。」

という風に語られていました。

・・・ほお。

ほお。ってなんだよ。笑!

(・・と竹川さんに突っ込まれそうな気がする。)

・・いや、聞き惚れてました。笑!

いや、そんな捉え方も

あっていいなと素直に思いました。

個人的に好きです。そんな捉え方。

うん。

独立国でないといえば独立国でない。

だけど、

独立国だといえば独立国。

捉え方は自由でいいんだろうな。

(あ!この前降りてきた

「違うけれど同じもの」ってところ。

こういう意味もあったのかな。)

たとえ、美化されている

側面があったとしても。

それを信じたいし

そんな風に捉えたい。

ご先祖様達を誇りに思い敬う見方をしたい。

そんな風に思わせてくださる話でした。

私は、そんな竹川さんの語りは、

素直に、素敵だと感じました。

そんな在り方を教わりたいし伝えたい。

それは、きっと後世に

より良い影響を与えられる

在り方だと感じるから。

竹川さんの語りは

光も闇も見つめた上で

闇を憎むのではなく

その上でどう在りたいのかという

最終的に帰結していくところ

それでも、こうで在りたい

という志の部分で

光を選択するという

在り方を示してくれている。

そのように感じました。

闇を見ることも大切だけど

「主観的な人間には悪は存在しない。

誰もが自分の理解する善のために行動するのだ。

しかし誰もがそれを違ったふうに解釈しており、

その結果人々は、善のために互いに

足を引っ張ったり殺しあったりしているのだ。」

奇跡を求めて グルジェフの神秘宇宙論 p256より

そうだよね。きっと。

みんな、良かれと思って

目の前にある現実と格闘しながら

最善を尽くして生きてる。

誰も悪のためには何一つしないと

グルジェフが述べるように。

だから、今を作った先人達への

感謝を胸に歩みを進める。

今日はここまで。

お読みくださいまして、ありがとうございました。

追伸

竹川さんと千聖さんがお届けする

未来型*夢の降るみち

好きな事を仕事にするお手伝いをしています。

ご興味がありましたらどうぞ・・!

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