この前、すずめの戸締まりを観てから、
なんと、2日連続で悪夢を観ました。
映画の最中に、結構怖さを感じて、
猫が鳴いた瞬間にゾーーッとした
感覚を感じたのを覚えているのですが、
映画の中には、
津波後の世界を彷彿とさせるシーンがあるのですが、
その映像に合わせて、
黒くて恐ろし気な人影が沢山出てくる夢を
観てしまいました。
夜中に一度目が覚め、
時計を見ると、午前2時でした。
そんなこんなで、
今日は、少し寝不足です。
hanaは恐い夢を観ると、再び寝付くのが
恐くなったりします。
また、同じものを観るのではないかと
思ってしまいます。
そこで、どうにかしようと思い、
「心の中に太陽を思い浮かべると良い」と、
何かで読んだことを思い出し、
太陽がまぶしく照り付ける様子を
黒い瓦礫と影の世界に向けてイメージしました。
これは、少し効果がありました。
けれど、太陽をイメージし続けるのは、
結構大変でした。
まだ恐かったので、
一旦寝室の明かりを少し明るくしました。
やはり、光があると恐怖は和らぎます。
次に、ヴィパッサナー瞑想の方法を
応用してみることを思いつきました。
恐ろしい目の前に広がる風景に、
「映像」「記憶」という名前を付けて、
距離を置きました。
そして、同時に発生してくる恐怖感には、
「感情」「恐怖」と名前を付けて、
様子を観察していました。
そうしたら自然に、
恐い風景と恐怖感を切り離すことができました。
恐怖の中にいるときには、
「風景と恐怖がごちゃ混ぜになっていた」
ということに気づきました。
恐ろしい風景によって惹起されていた
恐怖という感情を
風景は、ただの「風景」であり、「記憶」である。
恐怖は、ただの「恐怖」であり、「感情」である。
と認識し、2つを切り離していくことで、
関連付けられていたもの同士の
距離を作ることができました。
映像は映像です。
単なる残像であり、幻です。
恐怖は、「レモン=酸っぱい=唾が出る」
のように、刺激に反応して出現してくる。
自分がただの残像に恐怖を感じていただけで、
「今、ここに存在しているものではない」と
理解することで、
恐怖の感情が少しずつ薄れていきました。
目を閉じると、
やはり何度も黒い恐ろし気な影が見えるのですが、
「映像」と名付けることで、
「ああ、これは、ただの映像なんだ。」と
その都度、確認しました。
これを何度も繰り返すことで、
冷静さを取り戻しやすくなり、
少しづつ安心感が湧いてきました。
心が落ち着くまで、何度も繰り返し行いました。
時計を見てないので不正確ですが、
多分30分位、そんな風にしていたように思います。
ようやく、いつの間にか眠っていたようで、
朝まで悪夢を観ずに眠ることができました。
hanaはいつも、
自分の中に恐いものを取り込みたくないので、
怖い映像が出てくるテレビや
ホラー映画は避けているのですが、
今回は、まさかまさかの
アニメで悪夢を観てしまいました!笑
やっぱり、大きな画面と大音量の迫力は
影響力が凄いですね。。
あなたがもし、悪夢にうなされることがあったら、
試してみてください。
お役に立てましたら、嬉しい限りです。