生理前の情緒不安定はある程度仕方ない
生理前の情緒不安定さ、、、
どうしようもなく、辛いですよね。
私の場合は、
何もないのに、心細くなったり、不安になってしまう。
自分がちっぽけで弱くなって、周りに対して防御線を張ってしまう。
心を閉じてしまう。
普段なら気にも留めない些細な事でイライラしたり、
理由もなく、泣きたくなったり、、、
こんな風になってしまうことがあります。
普段から、心の管理には気を付けていますが、
それでも、ホルモンの作用には勝てない。
こればかりは、体の生理的変化だから、
ある程度、受け止めるしかないもの。
個人的には、付き合うしかないものだと思っています。
その月により、症状が軽かったり、重かったりは
変化があって、
その都度、なんで軽かったのか
なんで重かったのか
と疑問に思って、振り返ったりしていました。
症状は、人それぞれ違うし、体質も人それぞれ。
私にとっては良かったことが、
あなたにも合うとは限らないけれど、
他の人がどんな対策をして効果を感じたのかって
少し気になりませんか？
これが、絶対っていう正解を見つけにくい中で、
もしも、ふーん、
こんなこと気をつけたら効果を感じられたんだ、
ということが一つでもあれば、嬉しいなと思います。
ですので、気楽に、参考程度に読んでみて下さいね。
個人的に効果を感じられた対策
甘いものに気を付ける
症状が重かった時の事を思い出すと、
一つ、思い当たる節があります。
それは、チョコレートを普段よりも多く食べていた時。
私は、甘いものが好きで、
特にチョコレートは大好きなので、
ついつい、手が伸びてしまうのですが、
食べ過ぎちゃったな、、と思った時は、
気分がどよーんと不安になる感じがします。
糖質を摂りすぎると、不安感やイライラといった症状が
起こると言われています。
空腹時には甘いものが欲しくなりますが、
空腹時は血糖値が下がっている時でもあります。
甘いものを取り入れることで、血糖値が急に高くなり、
その後、急激に高まった血糖値を下げるために
インスリンが分泌されて血糖値を急降下させる。
こういう変化が、自律神経に影響し、
精神を不安定にしてしまう、、ということもあるようなので、
気分が不安定な時には、甘いデザートは控える方が、
良さそうだと思いました。
空腹時も、「なんか食べたいな、、、」という状態を
通り過ぎると、意外と耐えられる程度で過ぎていきます。
なので、甘いデザートを控えるだけでも、
大分違うな、と感じましたよ。
鉄分を摂る
生理では、鉄分が急激に奪われますよね。
そして、鉄不足もまた、不安を招く原因になります。
なので、私は普段から鉄瓶でお湯を沸かして
水筒に入れて持ち歩いたりしています。
カフェインは鉄分の吸収を阻害してしまうようなので、
摂り過ぎないように、気を付けています。
紅茶、、好きなんですけどね。泣
もし、普段から緑茶やコーヒーなどを日常的に
飲んだりされているようなら、
ルイボスティーや麦茶に変えてみると、
不快な気分に変化があるかもしれません。
ノンカフェインのお茶なら、鉄分が失われずに済みます。
あとは、鉄のサプリメントも効果があると感じました。
効果を感じるには、1か月位は最低でも続けないと
よく分からないと思います。
私の場合は、水がなくても手軽にポリポリ食べられる
タブレットタイプの物を摂っていました。
最近、立ち眩みがするな、、とか
ちょっと動いただけで動悸がする、、というような、
貧血症状を感じた時に、飲み始めたのですが、
即効性はないものの、継続すると、
次の月、またその次の月、という感じで
徐々に効いている感じがしました。
漢方薬に頼る
食事やサプリメントでも、どうにもならない、
今回は、重い、どうしても辛い、、、
そんな時には市販の漢方を飲んでいます。
漢方外来などに相談に行き、
自分に合ったものを処方してもらう方が
一番良いのだと思いますが、
市販の漢方でも、
飲んだ後には気持ちが楽になるので、
辛い時には、頼ることにしています。
市販の漢方の選び方は、漢方薬のクラシエの
サイトで伝えられています。
クラシエのサイトでは、お悩みやタイプごとに
合いそうな漢方を紹介してくれるので、
試しに買ってみました。
買うようになってから、数年経ちます。
私の場合は、結構合っていて良かったです。
ただ、絶対副作用がないとも言えないので、
自己責任で、お願いします。
瞑想してリラックス
生理前は、
普段ならどうでも良い事に落ち込んだり
イライラしたりします。
そんな時こそ、瞑想の出番だなと思っています。
これは、副作用もないので安心です。
実は、この前も辛い時があって、
家にこもって寝ていたい気分になったのですが、
動けないわけではないので、仕事に行きました。
ですが本当に、
こんなに酷いのは数年ぶり位のレベルで。
鬱になると、こんな感じなのかもなって、思いました。
その時の気分を書き留めたのですが、
「全然笑いたい気持ちにならない。
自然な笑顔が出てこない。
ただ、景色の良い田舎に1人でこもって、
一週間くらいボーっとしていたい。」
こんな感じでした。
得体の知れない不安を感じて
事務作業に集中しにくくて。
5分だけ休憩して、瞑想をすることにしました。
どんな瞑想をしたかと言うと、
自分の観察です。
目を閉じて、得体の知れない不安感を
体のどこで感じているのかを探りました。
最初、みぞおちの辺りに弱さを感じました。
ここに不安が居るような感じがすると思いました。
その不安は、胸にも響く感じで、
胸からは悲しさを感じました。
さらにその上の喉の辺りでは、
みぞおちと胸から流れてくるエネルギーで
締め付けられるような感じになっていると感じました。
私は、ゆっくり深呼吸しながら、
不安の中心があるみぞおちの辺りに意識を集中して
見つめていました。
見つめていると、そこに痛みがありました。
体から感じる実際の痛みではなくて、
心の痛みがその場所に居るという感じです。
過去の辛かった出来事。傷ついた思い出。
悲しみ、無力感、
何もないのに悲しくなるのは、
そこにまだ残っていた過去の思い出が
うずいていたのだと感じました。
私は、優しい光をイメージして、
その不安感を光で包みました。
しばらく、そうしていると、少しずつ
不安感が緩んでいくのを感じました。
そうして、気づきました。
生理前の情緒不安定さは、
あらゆる物事に対するセンサーが
普段以上に鋭敏になっているのだと言うことに。
悲しみや怒りといった感情は、
引っ張る力が強いので感じやすいのですが、
そういう日は、周りの景色がやけに綺麗に見えたり
することにも気づきました。
だから、田舎に行きたいんだ。美しい景色を見たいんだ。
と思いました。
きっと、こういう時に芸術作品を作り上げたら
感性が研ぎ澄まされていて、
素敵な作品ができそうな感じがします。
生理は、体に溜まったものをデトックスする
時でもあります。
体内の水分量の変化も感じます。
体のデトックスと同時に、
心のデトックスをする時期でもある。
そんな風に感じました。
なので、不安感やイライラなどは辛いけれど、
それはそれで、意味があるのだな、
という事を、瞑想を通じて感じました。
瞑想は、心のデトックスに役立ちます。
心の片隅に残されていた傷を癒すひと時です。
その傷に引っ張られなくなると、
美しい景色を存分に普段以上に楽しめる。
そんな可能性も感じました。
なので、生理前で辛い思いをしている
あなたには、不安やイライラに振り回されるだけでなく、
瞑想で心を落ち着けることができたら、
鋭敏になったセンサーを活かして
何かができるかもしれませんよ、、とお伝えさせて頂きます。
ちなみに、今回不安が
ひどくなってしまったのは、
いつも以上の寝不足がたたっていたようです。
しっかり眠ったら、
翌日には不安感がスッキリ解消されました！笑
眠たくて仕方ない時には、やっぱり寝た方が良いですね。
ということで、
今回もお読みくださいまして、ありがとうございました。
