そんな時ふと見ていたテレビで、
ティクナットハンという僧侶のことを知ります。
その僧侶は、もともとは、ベトナムの僧侶で、平和活動に尽力し、
ノーベル平和賞の候補者にも選ばれるような、世界的に有名な方でした。
テレビの特集の中で話される、
言葉の一つ一つに癒されることを感じ、
もっと彼について知りたいと思い、彼が書いた書籍を読みました。
その中で腑に落ちるような・・・
講義みたいな内容もあって、
心の悩みはなぜ出てくるのか、
「それは、心の中に怒りや不安などの感情の種が埋まっていて、
何かのきっかけで芽を出し、大きくなっていく」
ということが解説されていて、
ああこういう考え方、確かにあるかもなあ、
というのですごく腑に落ちました。
自分も心を見つめたら、
もう少し楽に生きられるかなとか、
瞑想したら、もう少し生きやすくなるかな、と想って、
やってみようかな、と思いました。
しかも、瞑想というのは、遠い世界のものではなく、
生活の中に瞑想を取り入れる事、
例えば、食事の時間や、歩きながら、運転中など、
様々な時間に瞑想を取り入れられるということを知り、
生活と瞑想は切り離すのではなく、
生活の一部になるのだと知りました。
そういう感覚で瞑想について、より深く知りたいと思い、
ティクナットハンとも関わりのある
お釈迦様が悟りを開かれたという
ヴィパッサナー瞑想について学び、
自分なりに瞑想を実践していくようになります。
➡つづく
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