身近なものの影響と自分の在り方

日常的に何気なく触れている情報の影響はとても強いです。

例えば、テレビでこれは○○で体に良いと言われた食べ物が、

翌日にはスーパーから無くなるなんてことは、よくありますよね!

テレビは有益な情報を提供することもあれば、有害になることもあります。

子育て中の方は、子供に見せたくない番組など、考えたことがあるのではないでしょうか?

テレビは常識を作る役割も、ある意味担っているようです。

現在放送されている情報番組の中でも

番組の中で部分的にですが、批判的なものの見方を植え付けている印象があります。

マスコミの批判をするものは、テレビにはほとんどないので、止める者もいません。

でも、マスコミのしている事は視聴者として見たときに気分が悪くなるレベルです。

視聴者の興味を引くために根掘り葉掘り調べ上げて

有名人の不倫やお家騒動などで話題の人をつけ回す

それを仕事としている方は、上司の命令で動いているのでしょう。

嫌になる事もあるのではないかと思います。

番組を作る上層部の人間は、スポンサーの意向も加味したり、

いろいろな制限やしがらみもあるのでしょう。

しかし、つけまわされている方を思うと、

自分自身が何かをされたわけではなくても、想像するだけで気の毒になります。

会社という組織の中では、時におかしな事をおかしな事と言えなくなることがあります。

もちろん、殺人など重罪を犯した人は罰せられる必要があります。

事件の真相を詳しく知りたいという人達がたくさんいるでしょう。

けれど、事件の報道の仕方によって、

不必要なほどの警戒心や恐怖心を植え付けてはいないでしょうか?

他人の批判は簡単で、誰でもできます。

毒を吐いてはっきり言うほど面白くて人気が出る傾向もあります。

一時的な、自分たちは大丈夫という安心感、優越感を無意識に持たせる効果もあります。

そんな報道に何気なく触れていると自然と、自分の周辺の物事に対しても批判的な見方をしやすくなってしまう。

一緒に過ごす時間が長い人の影響を自然と受ける事に似ています。

ダメな人間とレッテルを貼った相手に対しては不寛容で批判的な対応

自分は常識的と思い込んでいる。

そんな人間を増やすことに一役かっていると思うのは私だけでしょうか?

自分の周囲を見回しても年代を問わず、そんな人達が増えている印象があります。

人は誰でも失敗します。

完璧な人などいません。

自分の事を振り返れば、他人様を偉そうに批判することの馬鹿らしさが、

心の奥から染み出してきます。

失敗した人にもできるだけ理解を示したいと思います。

当人にしか分からない苦しみがあります。

人の振り見て我が振り直せ

先人の知恵は素晴らしいですね!

他人様をとやかく言う暇があったら

自分の心を磨きたいし、

何かためになることに時間を使いたいと思います。

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