タイプ1の特徴
得意なこと
仕事を正確にこなす能力が高く、精度の高さを求められる仕事や倫理観の高さを求められる仕事が向いている。
努力家で、自分の理想に向かっていつも努力をします。きちんとしていて、小さな誤りでも見過ごしません。
向いている仕事はきっちりとしたマニュアルがあったり、細かいチェックや正確さが必要な仕事。
ストレスを感じること
完全主義者という特徴から、自分が目標としている生き方ができない時にはストレスを感じやすくなるようです。
職業を考えるときには、具体的に成りたいイメージが湧くような仕事、実際に憧れている人がいたり、具体的な目標が設定できると持ち味を活かしやすくなりそうです。
タイプ1に向いている職業
パブリックな仕事(公の仕事)
公務員や議員、社会保険労務士、大使館のスタッフなど
モノづくりの仕事(メカ関連、土木・建築、匠、設計・開発)
自動車の企画、設計、ロボット開発、航空整備士など
教える仕事(教育関連の仕事、インストラクター)
教諭、予備校講師、スポーツ講師、パソコンインストラクターなど
守る仕事(安全、正義)
自衛官、警察官、検察官、弁護士、弁理士など
サービス業(接客、乗物・運転)
秘書、受付スタッフ、便利屋、バスの運転手、宅配便ドライバーなど
これは、池上彰さんの著書、「もっとやりたい仕事がある!」を参考に書いています。
この書籍では、簡単にエニアグラムのタイプ分類ができるフローチャートが載っていて、より具体的な職業名が750種類も紹介されています。
また、資格の取得方法なども書かれていますので、興味がありましたら参考にしてみてくださいね。
エニアグラムは、海外の大手企業でも取り入れられている性格分類で、科学的検証もされています。
エニアグラムについては【9つの性格】根拠のある性格分類でもまとめていますので参考にどうぞ。
職業を考える時に
誰かの役に立つこと、人を幸せにすること、その上で自分にできること、頑張れそうな好きな事、挑戦したいことを考えてみる。
自分を知るためのヒントとして、エニアグラムは参考になると思います。
同じタイプ同士は、似たような特徴がありますが、人にはそれぞれに唯一無二の個性もあります。
好きな事、得意なこと、苦手なこと、耐えられないことも人によって違います。
気になる仕事があった時には、その仕事をしている人に会って、その仕事のやりがいや大変な事などを聞いてみると、自分に本当に合っているかが明確になってくるでしょう。
職業体験など、できる機会があったら参加してみたり、 学校の先生に相談して、そういう機会がないかを聞いてみるのも良いと思います。
積極的に行動できるなら、実際に企業などに問い合わせて、可能であれば仕事場面を見学させてもらったり、実際に働いている人と話ができると、とても参考になります。
私自身も高校生の頃に、直接会社に問い合わせて仕事場面を見学させて頂いた経験があります。
実際に仕事をしている方から聞くお話は、体験に基づいていて参考になりましたし、働いているイメージがとても具体化されました。
そして、その4年後には、見学させて頂いた会社の関連施設に就職させて頂きました。
問い合わせるのはタダですし、大切な職業選択のためですから、当たって砕けろもアリだと思います。
実際に問い合わせの電話をする時や、見学の時にはとても緊張しましたが、理由を話すと親切に対応して頂けました。
忙しい中で貴重な時間を割いて頂いたことに、とても感謝しています。
もし、見学に行かれるのであれば、当たり前ですが礼儀正しく、お礼の品も忘れずに持って行って下さいね。
職業選択は、一生を左右する大きな選択です。素敵な出会いがありすように。
他のタイプについて知りたい場合 → タイプ2、タイプ3、タイプ4、タイプ5、タイプ6、タイプ7、タイプ8、タイプ9
参考文献:池上彰 もっとやりたい仕事がある! 小学館