タイプ4の特徴
得意なこと
感受性や直感力が人一倍鋭く、人の気持ちにも敏感です。
個性的で創造的である事を好み、服装や立ち居振る舞いから洗練された印象を与えることができます。
感動を大切にし、「自分は人と違ってユニークで特別」ということに満足します。
ストレスを感じること
平凡さや人と同じであることを嫌います。
「みんなで一緒に」というよりは、独自性を発揮できる仕事でやりがいを感じることができるでしょう。
また、「人に理解されない」という思いを抱く傾向があります。ストレスが溜まると、受け入れられたい気持ちから、自分らしくあることよりも、相手に合わせようとする傾向があるようです。
独自の感性を活かした仕事ができることは、喜びに繋がりますが、理解されないという思いと向き合う必要性は出てきます。
タイプ4は苦しみや悲しみ、悩みなどのネガティブな部分も自分らしさとして大切にすることができる個性の持ち主なので、そんなネガティブな感情すらも、仕事面で活かす素質を持っていると言えます。
タイプ4に向いている職業
アート関連の仕事(美術、音楽、舞台関連、映画・アニメ、カメラ・映像、伝統芸)
イラストレーターやゲームサウンドクリエイター、映像プロデューサー、人形作家等、職業は多岐に渡ります。
健康を守る仕事(医療関係、こころ)
医師、看護師、カウンセラーなど
ファッション関連の仕事(服やヘアメイク、雑貨やインテリア)
美容師、ファッションデザイナー、メイクアップアーティスト、スタイリスト、シューズデザイナー、インテリアデザイナーなど
カルチャーを扱う仕事(旅行関係、鑑定、語学力を活かした仕事、宗教関連)
ツアーコンダクター、骨董店スタッフ、外国語の言語学者、神職など
サービス業(接客業や乗物、運転)
イベントスタッフ、移動販売業、イベントコンパニオンなど
この内容は、池上彰さんの「もっとやりたい仕事がある!」という本を参考にして書いています。
この本には、職業が750種類も載っており、上記以外にもたくさんの仕事と就き方が書いてあります。
そして、エニアグラムのタイプ分けも簡単な質問に答えるだけでできるようになっています。
興味がある方は読んでみてくださいね。
参考までに、エニアグラムについては、【9つの性格】根拠のある性格分類というページにも紹介させて頂きました。
時代とともに変化する仕事の在り方
ご存知の通り、時代の変化が加速しています。
ユーチューバー等、数年前には聞かなかった職業が出てくる一方で、AIの時代にはなくなると言われている仕事もあります。
先が見えにくいという意味では不安な面もありますが、既存の職業に囚われず、新たな仕事を独自に作り出すことができる時代とも言えます。
独自性を大切にするタイプ4の感性をうまく活かすことができれば、時代の流れを味方につけることができそうです。
もちろん新しいことを始めるというのは、相当な苦労を強いられますし、数え切れない位の挫折もあると思います。
仕事のやりがいと安定を天秤にかけながらの職業選択になるかもしれません。
そんな時には、副業を許可する企業も増えていますので、自分のやりがいを追求する仕事と安定を求める仕事のダブルワークなんていう選択肢もありますね。
他のタイプについて知りたい場合 → タイプ1、タイプ2、タイプ3、タイプ5、タイプ6、タイプ7、タイプ8、タイプ9
参考文献:池上彰 やりたい仕事がある! 小学館