自分らしさとは。「たいせつなこと」という絵本から考えたこと。

昔、「たいせつなこと」という絵本を

プレゼントに頂きました。

「たいせつなこと」には、

「グラスにとって たいせつなのは

むこうがわが すけてみえること」

       たいせつなこと フレーベル社 より

など、身近な物について

大切だと思う

特徴が描かれています。

そして、最後には、

「でも あなたに とって たいせつなことは、

あなたが あなたで あること」

       たいせつなこと フレーベル社 より

とても素敵な言葉で、終えられていて、

心がふんわり温かくなる

良い本だな、、と思います。

物には、一つ一つ個性があり、

大切な特徴があり、

その特徴があるからこそ、

役立つし、価値にもなる。

人間の場合でも、

たとえ、ネガティブに思える特徴でも、

それがあるからこそ「私」で、

それだからこそ、価値がある。

短所は見方を変えることで、

長所にもなります。

じゃあ、、私の特徴って、、

なんだろう??

そんなことを考えているうちに、

自分の個性ってなんだろう、

自分には何か大切な特徴はあるのだろうか?

と、考え始めてしまいました。

人間は、一人一人体の特徴が違うように、

中身もみんな違う。

それなのに、自分らしさについて

考えれば考えるほど、

雲をつかむような気持ちになったりします。

私の特徴はこれ!って思って、

それに固執してしまうと、

何か違った、、、って消えていくような、、。

物のように、分かりやすい特徴があれば、

良いのにな、、とも思いますが、

あったらつまらないのかもしれません。

きっと、決めつけられるようなものでは

ないのかもしれないし、

本当は、決めつけたくないのかもしれない。

決めつけると、その瞬間に

しぼんでいくような気がしてしまう。

多分、自分らしさって、

頭で理解しようとするものではなくて、

「ただ、そうであること。」

という単純なことなのかもしれません。

単純すぎて、難しいですね。

まるで、瞑想のようです。

何も考えないところから、

ただ、そうである、ということから、

「何か」は生まれるのかもしれません。

ちょっと、漠然とし過ぎていて

分かりにくいですね。。

この宇宙は、「無」から生まれたと言います。

何もないところから、突然生まれるって、

本当に不思議な事ですね。

けれども、すでに「在る」状態から生み出すものより、

「無」から生まれるものの方が、

何か無限大の可能性を秘めているような

気がしてしまいます。

ですので、自分の個性についても、

私の個性は「これ」特徴は「これ」って、

無理に決めなくて良いのかな、、って、

思いました。

客観的な意見を他の人から言ってもらえることは、

貴重なことなので、

有り難く受け止めさせて頂きつつ、

自分では、自分のことを

型にはめたくないな、、と言う

願望なのか、よく分かりませんが、

そんなことを思いました。

だから、何かになろうとしなくて良いのかも。

それは、きっと、自然に出て来るものだから、、、。

今日もお読みくださいまして、ありがとうございました。

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