こんにちは、hanaです。
今日は、どんな日でしたか?
楽しい日も困難な日も、いろいろあるけれど
今日も小難しい話かもしれませんが、
お楽しみくだされば幸いです。^^
引き続きエニアグラムのことについて
まとめていきますよっ!
前回、エニアグラムの図形についての説明で、
変六角形の部分については
精神を含む肉体を表わすとお伝えしました。
今日は、そのことについて、
もう少し深掘りしていきたいと思います。
グルジェフの書籍から
変六角形の部分について体の組織が当てはまる
という記載がありまして、
図解にすると分かりやすいと思いましたので、
まずは、ちょっと見て頂きたいと思います。
書籍には、肉体を表わす124578についての記載がありました。
以下、書籍からの引用です。
点1,2,4,5,7,8は<食物図>に従えば、有機体の様々な<組織>を表わしている。
すなわち、1-消化器官、2-呼吸器官、4-血液循環、
5-脳、7-脊髄、8-交感神経と生殖器官、
これに従えば、内側の線1428571、つまり分母が7の分数の商は、
有機体内の動脈血の流れもしくは供給の方向と、
静脈血と言う形でその帰還の方向を表わしていることになる。
とりわけ興味深いのは帰還の点が心臓ではなくて消化器官ということで、
実際上もそうなのである。
なぜならまず静脈血が消化分解されたものと混合され、
ついで右心耳を通って右心室に進み、次に酸素を吸収するために肺にいき、
そこから左心耳、左心室、そして大動脈を通って動脈組織へといくからである。
奇跡を求めて グルジェフの神秘宇宙論 p577より
肉体と精神についての考察
それで、この図を眺めていて気づいたのですが、
9を境にして真ん中に中心線を引き(赤の点線)、
右側と左側で分けてみると、
右側(124)は臓器で左側(578)は神経系が
示されています。
(おー!キレイに分かれてる!!笑)
124の要素について
図の向かって右側は、
臓器(1消化器、2呼吸器、4循環器)という
分類になっています。
エニアグラムでは感情センターは、
2,3,4とされています。
(※ここでは分かりやすく感情と書いていますが、
エニアグラムの書籍や講座では感情ではなく
フィーリングという言葉が用いられています。)
1は本能センターに分類されますが、
消化器官となっていて臓器の一つです。
ストレスで胃が痛くなるなど感情的な影響も
受ける側面があります。
ここでは、肉体(臓器)に振り分けてみます。
また、別の側面から見た時に、
1,2,4は、物質的な影響を受ける部分としても
捉えることができ、
1消化器官は、固体(食物)を
分解、吸収、排泄する器官であり、
2呼吸器官は、気体の吸収や排出に関わります。
4血液循環は、液体の循環に関わり、
腎臓などの泌尿器も含めると吸収や排泄にも
関わりがあります。
(それぞれに、異なる役割分担があるのですね!)
このように、より物質的な側面が強い傾向から、
陰陽のうち、
陽に分類できるのではと考えました。
(別に分けなくてもいいんだけど、
単純に面白かったのです。笑)
578の要素について
そして、向かって左側(578)は、
脳、脊髄、交感神経、生殖器官ということで、
神経系が主になっています。
エニアグラムでは、思考中枢は5,6,7と
されていて、8は本能センターになりますが、
交感神経と生殖器官とのことで、
ホルモンとの関連も深く、
精神的な影響を強く受けると感じました。
神経系は思考の影響を受けやすい傾向にあり、
思考や印象、イメージや直感といった
目に見えない部分の影響が反映されやすいと考え
目に見えない陰の要素として分類しました。
神経系も実際の物質ですが、
目に見えないエネルギーとの交流がある部分としても
捉えることができる器官なのではないかと
チャクラの部位との関連から推察しています。
(チャクラは脳と脊髄の流れに沿うように
存在しているように見えます。)
124578が表すもの
ここでは分けて考えましたが、
肉体と精神は切り離すことができないものであり、
脳と腸の相関関係にみられるように、
相互に影響しあっています。
ですので、142857という部分で見た時、
それは、私たちのより物質的な側面を表わし、
肉体と精神という物理的器官の影響を示している
と捉えることができそうだなと。
まとめると、142857は、
霊体が宿る器という意味で受け止めました。
369の表わすことについて
3、6、9についても
考えていきたいと思います。
142857が、7という不安定な数で割った時の
変化を表わしていたのに対して、
369は、3つで自己完結するような
構成要素としては安定したものに感じられます。
(四則演算を繰り返しても、
答えは3の倍数に落ち着くため。)
三角形という図形からみても、
重心がどっしりと安定しています。
それが、円という循環の中に組み込まれた時、
物質的要素に組み込まれることで
混じり合わなかった7の循環と3の循環が
影響を相互に与えあうような
関係性になるかのようだなと。
(7の循環は7で割ると7以外の数が142857を繰り返し、
369の数字は出てこない。
3の循環は、3の倍数に答えが落ち着く。
円の中に組み込まれることで、
これらは、オクターブの法則の中に組み込まれます。
オクターブの法則については、また次回以降に。)
その時に、キーポイントになっているのが、
9の存在で、私の解釈で勝手に統合点という
言葉を当てはめているのですが、
ここでは、概念として
9という数字自体に囚われるよりは、
その位置する役割の方を重要視したいと思います。
統合点としての9は、
陰の要素と陽の要素どちらも併せ持ち、
そして、どちらでもないというような
全体性、完全性を持つ。
さらに、無や空とも表せるような、
そこに「0」の要素も組み込まれるような
印象を持っています。
9に来た時に、物質的要素と霊的な要素が
混じり合い本質的な変化が完結する。
そのような点になるのかなと。
369が霊的な要素だと考える理由は、
肉体的要素(142857)がなくても成立することと、
一つの循環したエネルギー形態を表わしていて、
時間の流れという円の循環からも独立でき、
9(0)という完全性も内包していることから、
この物質世界に囚われずに存在できる要素として
霊的であると、感覚的ではありますが、
そのように感じました。
3と6については、
上の図で見ると、3が陽で目に見える要素
6が陰の目に見えない要素を含んでいて、
それぞれがエネルギーの吸収と排出の
ポイントとなっているかのようでもあります。
3は、感情的要素
6は、思考的要素を司っていて、
肉体(3は1と2と4)精神(6は5と7と8)
に対する影響力を持ち、
肉体と霊体との接点になる部分として
考えることもできそうです。
そして、3と6は物質的ではないので
物理的器官という形を持たない。
ある意味、存在を確認できないけれども
そこにあるという存在。
まさに「0」(霊)であり、
3と6にも0の要素が含まれている可能性を感じます。
また、本能と感情と思考の各センターは、
互いに独立していつつも、
相互に密接に関連していて
無意識のうちに相互関係の中に取り込まれていて
お互いに強く影響を及ぼしあっている。
という点も重要だと感じます。
【ここから先は雑談】
ふーーー。書いたーーー。
なんかとりあえず
私自身が面白いから書いているのだけれど、
読んでいる人は面白いのだろうか・・?
こんな解釈もできるって考えると
エニアグラムがさらに面白くなるかなと
個人的には思ったのですが。笑!
元々、グルジェフが伝えていた事が、
性格分類というよりも
個人の霊的成長が目的だったと考えると、
性格的な要素以上に
私としては重要な感じを受けるんですよね。
(ここは、人によって違うところだろうな。
単純に性格分類も面白いし、役立ちますよね。)
性格分類についても少し書いておこうかな。
今回のような感じで
体の組織とか霊的な側面について考えると
性格分類についても、なんとなく対応関係が
見えてくる感じがしまして、
例えば、タイプ1は消化器という役割だとすると
固体を選別して、取り入れるものと排泄するものを分ける。
つまり、ものごとを見極めるとか正邪を判断するとか
そういう所にも通じるのかなと思うと、
「改革する人」と名付けられた理由との関連も感じる。
タイプ3なら、
目に見える物質的側面での成功を求めたり
見た目の印象をコントロールしようとする傾向とか
そういうことも当てはまるなとか。
それはそれで、面白いね。笑!
独断と偏見だけで、思いつくままに
性格分類をしてみようかな。
って、必要ないか。
今回の話は、
私個人の独自の解釈が結構含まれているから
無理に信じる必要もないし、
自分もそう思うなって思う部分があったら
取り入れるみたいな感じで捉えてもらえたら
嬉しいなと思います!
私としては、
グルジェフの思想に近づけたかなと感じているのと、
大切なエッセンスがこの中に含まれていて、
ここから先のオクターブの法則について考えていく時に、
今日の解釈が理解の助けになっていくと
感じているところです。
鍵になるのは、オクターブの法則。
とは思うのだけれど・・・
(まとめられるかな・・?
複雑で難しいところだから。)
それでは、今日はこの辺で失礼します。
お付き合いくださいまして、ありがとうございました!