一日に必要な鉄分の量
厚生労働省の定める、日本人の鉄の食事摂取基準は、下記のようになっています。
摂取方法の種類
大きく分けて、3通りの摂取方法があります。
食事、サプリメント、鉄製品で調理の3種類です。
食事
最も基本的な鉄分摂取方法です。
鉄には、ヘム鉄(動物性)と非ヘム鉄(植物性)があります。
体に吸収されやすいのは動物性たんぱく質に多く含まれるヘム鉄です。
レバーや赤身の肉、赤身の魚に多く含まれています。
非ヘム鉄は、胃や小腸で吸収されやすい形に変えられる必要があり、吸収率がヘム鉄より低いです。
小松菜やほうれん草、枝豆、そら豆、豆乳や厚揚げ、海藻などに多く含まれています。
非ヘム鉄は、ビタミンCと一緒に摂ることで、吸収率が上がりやすくなります。
料理に鉄鍋などの鉄製品を使用することで、より効率的に鉄分を摂取しやすくなるのでお勧めです。
サプリメント
忙しくて料理する時間が取れない時も、手軽で効率的に鉄分を摂取できるのが魅力です。
たくさんの種類があるので、結構、迷ってしまうと思います。
簡単にまとめてみましたので、あなたの希望に沿ったサプリメントを探してみてください。
(コスパがよく、継続しやすいものが多い)
(錠剤が苦手な方、お子様と一緒にチャレンジしたい方)
・無添加のサプリ(添加物が気になる方に)
鉄製品の利用
ランニングコストを抑え、長く使用できるのが魅力
種類としては、以下のような物があります。
・鉄製の鍋(南部鉄器が有名ですね。)
hanaが使用しているturk(ターク)というドイツ製のフライパンについて、実際に使った感想をこちらにまとめました。
hanaが使用している南部鉄器の鉄瓶について使用感をこちらにまとめました。
(※鉄の急須は内部にホーロー加工されているため、鉄分摂取には向かないそうですよ。)
・鉄卵 鍋ややかんに入れるだけで、手軽に鉄分補給できますね!
鉄は錆びやすいので、濡れたまま放置しないなどの注意点はありますが、
扱い方に注意すると、一生使えます。
安くはありませんが、サプリメントを継続するよりも、結果的に安く済むかもしれません。
参考文献:厚労省ホームページ https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586568.pdf