ソフロロジーでの出産体験談

今日は、hanaの出産体験のお話しをさせて頂きます。

何故、突然出産のお話しを、、

と思われるかもしれません。

なぜ出産の話をしようと思ったのかと言うと、

体験した出産方法が、

出産に伴う恐怖や痛みを小さくし、

良い方向に導いてくれるものだったので、

脳の働きを上手に利用することで、

恐怖や痛みをコントロールすることができると

知ることができました。

そのため、この経験について知ることは、

何かのヒントになるのでは、と思ったのです。

また、これから出産を経験する人には、

知識として知っておくことで、

少し、恐怖が和らぐ可能性があります。

hanaはソフロロジー式分娩法

という出産方法で子供を産みました。

出産方法について調べたことがある方は、

聞いたことがあるかもしれません。

ソフロロジーでは、

妊娠中、専用に作られたCDを聞いて、

出産のイメージトレーニングを行います。

リラックスできる音楽に合わせて、

出産イメージを誘導する言葉が

CDから流れてきます。

イメージ的には、

一種の催眠術みたいな感じでしょうか。

hanaは、妊娠4か月頃から出産まで、

就寝前の時間に毎日、

ソフロロジーのCDを聴き続けていました。

そうすると、自然にリラックスして、

瞑想状態のような感じになります。

ボーっとして、余計な事は考えず、

リラックスしながら、

音声に合わせて出産の様子をイメージします。

ソフロロジーの音声では、

陣痛を、赤ちゃんを迎えるための

前向きなエネルギーとして捉えていきます。

陣痛は、痛くて辛い、耐えなければならないもの

という恐怖のイメージがありますよね。

出産は、鼻からスイカとか言われたり。。

けれど事実として、

陣痛というのは、子宮が収縮する痛みで、

この子宮の収縮がしっかりと起こらなければ、

赤ちゃんはスムーズに産道を通り抜けることができません。

そう、恐怖の陣痛は、

赤ちゃんを迎えるために必要な

喜びを伴うエネルギーとも捉えることができる。

ゆったりと穏やかな音声と、

優しい音楽を繰り返し聴いているうちに、

音楽に対して、

体が心地よいものだと認識するようになり、

いつの間にか、音声なしの音楽バージョンだけでも、

脳波が切り替わった状態に

入ることが出来るようになっていたようです。

これによって、出産に対する

恐怖は大分軽減しました。

本番を迎えた時にもCDを持参して、

産院では音楽を聴きながら

出産させて頂いたのですが、

イメージトレーニングの効果は

とても大きなものでした。

陣痛がきても、不必要な恐怖は感じずに、

冷静にお産の経過を観察することができました。

CDを聴くだけで、

自動的に変性意識状態に

入れるようになっていたので、

半分ボーっと眠ったような状態になり、

余計な緊張感で体が硬くなることなく、

自然に力を抜くことができたので、

痛みの感じ方も違ったのだと思います。

緊張で体が硬くなっている方が、

痛みは強く感じます。

ストレッチの時に、体に力が入ったまま

筋肉を伸ばそうとしたら、痛いですよね。

出産のときにも、

いかに上手に力を抜くことができるかで、

痛みは違うのだと思いました。

そして、冷静に観察しながら、

陣痛に合わせて呼吸し、

間欠期には休んで、

必要に応じて水分摂取し、

恐怖や苦痛の叫び声を

一つも上げることなく生むことが出来ました。

ソフロロジーでは、

全然、痛みを感じないわけではありませんが、

何も準備をしていなかった時と比べたら、

大分軽く感じられたのではないかと思います。

多分、普通の状態が10だとしたら、

5から6くらいの痛みの感じ方で済んだのでは

ないかと思います。

付き添ってくれた助産師さんからは、

初産なのに、よく頑張ったわね。

とお褒めの言葉を頂きました。^^

そして、リンゴジュースのサービスまで、、!

陣痛は、赤ちゃんにもうすぐ会える、

喜びのエネルギーと捉えられると、

これは一過性の痛みであり、

赤ちゃんと一緒に、

耐えられるものだと感じることができました。

そして、痛みは、恐怖によって

増強するのだなという事を感じました。

変性意識状態に入ると、

不要な痛みも、不要な恐怖も感じずに済みます。

さらに、寝ているのと違って、

冷静に状況観察をすることができます。

この出産経験から、脳の状態の変化は意図的に

作り出すことが出来るのだと知りました。

自分で自分のためになる方向に

催眠術をかけられたら、

要らぬ恐怖に対処することも

できるのかもしれません。

脳は、繰り返すことで学習する組織です。

繰り返し繰り返し

音楽を聴き続けたことで、

知らないうちに、

その音楽を聴いただけで切り替わるという

学習が起こっていました。

CDを聴いている時は、

何の変化も感じなかったので、

これを聴いているだけで、

本当に何か意味があるのだろうかと

疑問に思ったこともありましたが、

本番での効果は抜群でした。

言葉による力と、音楽の力が組み合わさって、

出産に対する恐怖のイメージを

幸せな喜び溢れるひと時に

変えることができたことは、

とても幸運なことだったと感じています。

ソフロロジーでは、

お母さんが余計に力まず

リラックスしているため、

出産中、赤ちゃんに酸素が十分に行きわたり、

ピンク色で生まれてくるそうです。

実際にそうだったのかは、

正直、よくわかりませんでしたが。

けれども、赤ちゃんにとっても、

お母さんにとっても、

負担が少なく、

優しいお産であることは言えると思います。

あとは、出産の過程も、

事前にしっかり勉強しておいたので、

そのことでも、余計な恐怖を感じずに済みました。

知識があることは、やはり助けになります。

怖いと思う出来事に対して、

イメージトレーニングや

知識をつけることは有効なのだと思います。

既存の辛いイメージを持ち続けるよりも、

より前向きに生きられるように

積極的に捉え方を変えていくのは、

素敵な事だなと感じます。

脳との付き合い方を知ると、

人生を良い方向に変えることが出来ると思いますよ!

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