今日は、あなたにとって良い日でしたか?
私にとって、今日はついてない1日でした。
なんか、うまくいかない日。
そういう日、ありませんか?
けれど、そんな日にも関わらず、
あまり心は乱されず、
やるべき仕事をできるだけ効率的に
淡々とこなしてきました。
ところで今日は、
闇の役割について書いてみたいと思います。
闇は、人の心を覆い、
嫌な事を考えさせたり、
嫌なことを言わせたり、
嫌な行動を取らせたりすることがあります。
その原因は、
小さな自分の満たされない想いだったり、
間違った思い込みによるものや、
自分を守るための偏見や差別的な物の見方だったり、
無知や無関心だったりと様々です。
これらは、自己嫌悪をもたらしたり、
後悔させたりと、気持ちを暗くするため、
「どうにかしたい。」
「この状態から脱したい。」
と思わせてくれます。
一見ネガティブなことは、
変化をもたらすきっかけになったり、
学びをもたらしてくれるものだったりします。
それは、分かっていても、
やはり、目の前に嫌なことばかり言う人がいたら、
イライラすることもあったりします。
けれど、嫌なことを言われ続けることで、
少々のことを言われてもへこたれない強さが、
いつの間にか身についていたり、
いちいち感情的に反応するのでなく、
冷静に分析する余裕をもって、
相手を眺められたりする能力が養われたりもします。
振り返って、こういう事を考える時、
嫌な人にも役割があって、
お蔭様で強くなれたんだな。
と思うこともあります。
周りが優しくて良い人ばかりだと、
強さを養う必要がないので、
打たれ弱くなります。
鬼のような人に接することで、
嫌な事への対処だったり、
そういう人が、どういう価値観を持っているのかを
勉強する機会になったりして、
生きていくための処世術のようなものも
身についたりするので、
やはり、出会わないよりは出会った方が
良かったのだろうと
大きな自分の視点では感じます。
生まれてくることが、体験の中で学び
成長するためにあるのだとしたら、
こういうことは、貴重な学びを
もたらしてくれるものですね。
そういう風に捉える時、
嫌な役割を担ってくれたあの人にも
感謝の気持ちが持てたりします。
闇には闇の役割があり、
それは、人生をドラマチックにして、
成長をもたらしてくれるものなのでしょう。
小さな自分視点では、
どうしても許せないと感じる出来事に
遭遇したりもします。
自分とは無関係だとしても、
殺人とか誘拐に関しては、
許してはならないという気持ちが
どうしても出てきます。
(それは、それで良いのです。)
けれども、私たち人間は
動物を殺して食べている。
そういう視点で見ると、
私達も闇の一部で、食べられる動物からしたら、
極悪な存在に見えることでしょう。
きっと、視点や立場を変えてみれば、
善も悪もない。
すべてをOKとは、
なかなか思えないけれど、
神様の視点から見れば、
闇の存在もまた、
役割を担っている大切な一部。
闇のおかげで学ぶことができていることも
たくさんあり、
そう言った意味でも、
闇は、神が形を変えたもの。
できれば、幸せな世界であってほしいけれど、
ここが学びの場として創られたのなら、
闇との共存というのが、
理想の形でもあったのかもしれない。
そんな風に思うと、
胸の痛みは感じるけれど、
深い深い奥底から
ありのままを受け止めていくことの必要性を感じます。
では、何もせずに、
ただ見ていれば良いのか?
と言うと、そうではなくて、
ありのままも認め、受け止めた上で、
行き過ぎた闇がのさばらないように
バランスを取っていく必要がある。
今の世界は、闇が蔓延り、
社会の隅々にまで浸透し、
人の心を汚しています。
小さな自分がくれるメッセージは、
現在地を教えてくれる意味あるもので、
必要があって、伝えてくれています。
「このままではいけない。」と。
大きな自分は、その声を受け止めつつ、
引っ張られずに、中心を保っています。
「今、ここ」で、大きな自分視点から
小さな自分の声を聞くとき、
正しく現在地が伝わると、
役割を終えるので、消えていく。
現実世界に対応していくには、
小さな自分の反応にも気を配り、
ケアしていく必要があります。
現在の地球は、
闇が優位になり過ぎていると感じます。
闇が巨大化することを許さないための働きがあり、
自然の法則の中でバランスされていく。
闇をすべて排除することは不可能だし、
闇にも役割がある。
小さな闇は、学びをもたらしてくれる
有り難いものです。
世界全体がバランスを取りながら
成り立っている。
闇が極致に達した時には、
反転現象が起こり始めるのでしょう。
闇にも感謝しつつ、
少しでも、人の心が明るく
内側から光り輝く世の中になりますように。
目に見える世界から
目に見えない世界の重要性に
気づく人が増えていく。
今日も、お読みくださいまして、ありがとうございました。