こんにちは、hanaです。
最近、体調を崩す人が増えていますが、
お変わりありませんか?
hanaは、お陰様で元気にすごしています。
体調が悪い時には、
無理をせず、ゆっくり休んでくださいね。
そんなことを言いつつですね、
今日は、GRIT(グリット:やり抜く力)について
書いてみたいな、と思っています。
私がお伝えしている言霊瞑想ですが、
継続することがとても大切な要素となっています。
継続って、結構大変なことですよね。
人間は、誰でも楽な方に流されやすいし、
それが、自然な事なので、
それに逆らって、継続していくには、
自分の怠け心との戦いみたいなのが必要になります。
これから紹介させて頂くGRITは、
言霊瞑想以外のたくさんの事に用いることができ、
成功を収めるために
必要な要素として書かれています。
まずは、言霊瞑想という1つのスキルを
身に着けるという過程で、
その力を育みながら、
本当に叶えたい夢を叶えるための
「やり抜く力」をつける練習にも
なっていくと考えています。
何かを継続する習慣って、
したことがある人にとっては、
割とおこないやすくなるものだと感じるからです。
言霊瞑想の習慣を身に付けられるということは、
次の目標に向かうための、
「瞑想によって自分の心をコントロールする力」を
つけられると同時に、
「やり抜く力」自体を培う事にも
繋がっていきます!
まさに、一石二鳥ですね!!
そんな、ものすごく重要な要素である
「やり抜く力」について書かれた書籍から
ポイントをシリーズでまとめてみますので、
参考になさってくださいね!
やり抜く力(GRIT)という書籍から
どんなことでも、成果を出すには
努力を継続するということが必要になります。
今回は、アメリカの教育界で重要視されている
やり抜く力、すなわちGRIT(グリット)
という能力について、
研究の第一人者である
アンジェラ・ダックワース氏が
長年研究して書かれた本を参考に書かせて頂きます。
やり抜く力の重要性
スキルを伸ばすためには、
生まれ持った才能も関与しますが、
努力を継続する力が、
それ以上に大切だと言われています。
この本の中では、
才能だけでは成功できない。
才能が2倍であっても、努力が半分なら、
いずれは追い越されていくことなども語られていて、
なんとなく、経験的に理解してきたことを
具体的に研究に基づいて説明してくれています。
また、やり抜く力は、
「情熱」と「粘り強さ」の二つの要素によって、
成り立っていると言われています。
「情熱」とは、ひとつのことに専念すること
アンジェラが行ったアンケートについて、
下記のようなことが書かれています。
偉業を成し遂げた人たちに、
「成功するために必要なものは何ですか?」とたずねると、
「夢中でやること」や「熱中すること」と答える人はほとんどいない。
多くの人が口にするのは「熱心さ」ではなく、
「ひとつのことにじっくりと長いあいだ取り組む姿勢」なのだ。
GRIT アンジェラ・ダックワース著 P85
粘り強さに関係する「動機の持続性」
偉業を成し遂げる人と
一般の人びとの決定的な違いとして、
スタンフォード大学の心理学者キャサリン・コックスが
偉業を成し遂げた人たちの特徴を調査していました。
その中で動機の持続性に関係する
項目が4つ挙げられています。
これらの項目は、
「やり抜く力」の粘り強さに求められる項目と
ほぼ一致しているのだそうです。
では、キャサリン・コックスが挙げた
4つの項目について、ご紹介させて頂きます。
〇遠くの目標を視野に入れて努力している。晩年への備えを怠らない。明確な目標に向かって努力している。
〇いったん取り組んだことは気まぐれにやめない。気分転換に目新しさを求めて新しいものに飛びつかない。
〇意志力の強さ、粘り強さ。いったん目標を決めたら守り抜こうと心に誓っている。
〇障害にぶつかっても、あきらめずに取り組む。粘り強さ、根気強さ、辛抱強さ。
GRIT アンジェラ・ダックワース著 P113
「知能のレベルは最高でなくても、
最大限の粘り強さを発揮して努力する人は、
知能のレベルが最高に高くても努力しない人より、
はるかに偉大な功績を収める」
キャサリン・コックスの調査より
GRIT アンジェラ・ダックワース著 P113
いかがでしょうか?
私達は、生まれつきの才能に注目し、
「天才性がある」などと評価しがちですが、
本書では、「やってみなければ分からない」と
考えていくことの重要性が語られています。
なんか、希望がもらえる話ですよね!
やり抜く力は伸ばせる
今回は、やり抜く力は伸ばせるという項目について
具体的にどんな項目が
やり抜く力に関係しているのかを
見ていきたいと思います。
まず、やり抜く力に関係する要素は、
経験か遺伝か、どちらが大きく関与するのか
ということについて書かれています。
その中で、簡単にまとめると、
遺伝的な要素もある程度関係しているが、
環境的な要因をより強く受けているということが
本の中で説明されています。
また、GRITは年齢が高くなるほどに
高くなる傾向があることが、
以下に記されています。
私たちが人生哲学を見出し、
挫折や失望から立ち直ることを学び、
さっさと見切りをつけるべき「重要度の低い目標」と、
もっと粘り強く取り組むべき「重要度の高い目標」のちがいを
しっかりと認識するにつれ、「やり抜く力」は伸びていく。
「成熟」のストーリー(体験談)が示しているのは、
歳をとるにつれて、私たちの「情熱」と「粘り強さ」を
持続させる力は強くなるという事だ。
GRIT アンジェラ・ダックワース著 P125~
やり抜く力は、
1.育つ時代の文化的な影響を受ける。
2.年齢とともに強くなる。
GRIT アンジェラ・ダックワース著
ということが示されていました。
そして、最も気になることが、
やり抜く力を強くするステップについてですよね。
「それで、どうすればいいの?」
というところ。
そこで、アンジェラは、やり抜く力の鉄人たちに
共通する4つのポイントを挙げています。
4つの要素とは、
1,興味 2,練習 3,目的 4,希望 です。
そして、GRITを内側から伸ばすという章の中で、
それぞれについて説明しています。
次回から、それぞれの要素について
ご紹介していきますので、お楽しみに!
それでは、今日はこの辺で失礼します。
お読みくださいまして、ありがとうございました。