ため息とともに。グルジェフの言葉から。

グルジェフの言葉より。

人間は機械だ。

彼の行動、行為、言葉、思考、感情、信念、意見、習慣、

これらすべては外的な影響、外的な印象から生ずるのだ。

人間は、自分自身では、一つの考え、

一つの行為すら生みだすことはできない。

彼のいうこと、なすこと、考えること、

これらすべてはただ起こるのだ。

人間は何一つ発見することも発明することもできない。

すべてはただ起こるのだ。

・・・人は生まれ、生き、死に、家を建て、本を書くが、

それは自分が望んでいるようにではなく、

起こるにまかせているにすぎない。

すべては起こるのだ。

人は愛しも、憎しみも、欲しもしない。

それらはすべて起こるのだ。

グルジェフ・ワーク p77より

hanaです。

最近の自分の混乱した状態は、

グルジェフの語る言葉を裏付けるかのようです。

すべてはただ起こるのだという。

ただ、起こる。

こんなことは、以前はまったく理解できなかった。

だけど、自身の混乱ぶりから察するに、

案外そんなものかもしれないとも

感じられるようになった・・のかもしれない。

自分の事すら分からない。

感情はどこからくる。

思考はどこからくる。

感覚は何によって起こる。

原因なんて知らない。

ただ、起こっているだけと言えば、

その通りなのかもしれず。

映画を観ているかのように、

私たちの人生は進むに任せ

流れていくのだろうか。

自由意志とは何なのだろう。

ただ、外界に対して反応する機械でしかないとすれば、

何もかもが嫌になる気がする。

自分で思っている気がするだけで、

思わされているのかもしれず、

その原因すらも外的要因にただ依存している

とするなら、そうなのかもしれない。

赤ん坊の時から、

外側の世界(現実)に適応してきたのだから。

外側の世界から、自己らしきものを築き上げ

自分とは〇〇であると思い込み、

とすると、要因は外側の世界ということで。

落ち込むのは悪い事じゃない。

グルジェフの鋭い指摘は、残酷で辛辣。

理解するのも難しいし拒否したくなるもの。

けれど、究極を言ってしまえば

そういうことなのかもしれない。

絶望すら感じさせる文章だけど。

そういうことと向き合うことで

見えてくるものがあるのかもしれず。

私がこの本を手に取ろうと思ったことと

この文章を私が選んだ・・と思わされている?

これも、ただ起こったことだとすると

次はどうなるのだろうか。

これじゃ半分、他人事の状態になる。

自動運転中で眺めるだけ?

運転くらい自分の意志でしたいけど。

瞑想を真剣にすることで

もっと気づく必要がある。

無に近づけば、全てがただ起こる

ということを感じやすくなるのかも。

そして、悩もう。

多分、もっともっと悩んだ方がいいらしい。

そういうのは、嫌いじゃない。

この先を読み進めてくと

しばらく絶望的な気分になってくような

文章が続いてくのよねー・・・。

ははは。笑

(目が笑ってないよ。)

幸福は不幸から生まれる。

絶望から希望は生まれる・・?

あー疲れた。眠たいので失礼します。

お疲れさまでした。

そして、お読みくださりありがとうございました。

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