自然治癒力と愛の感情。

今日は、気温が下がって、

久しぶりに寒さを感じました。

うっかり薄着で寒い思いをされたり

していませんでしたか?

そういえば、5月病という言葉がありますね。

連休明けに、疲れが出たり、

気候の変化で自律神経に負担がかかったり、

新年度で環境に変化があった人は、

緊張感が続き、疲労してくる頃かもしれません。

いろいろと、ストレスのある時期ですので、

ストレスに対して、自分の中にある

自然治癒力について

書いてみようかなと思いました。

怪我をしても、病気をしても、

最終的に、治すのは自分の中の自然治癒力に

よるものですね。

手術後の傷も、治すのは自分の力です。

私たちの体には、自然治癒力が備わっています。

そして、特に心に加わるストレスや

長期に及ぶ緊張感、不安感が

体に影響を及ぼし、病気の原因に

なっていくように、

刺激の種類は反対ですが、

心に加わる心地よい刺激は、

気分を良くし、笑顔を増やし、

体を元気にしていきます。

感情が健康状態に影響を与えていることは、

なんとなく感じたことがあるのでは

ないでしょうか。

書いてみると、ごく当たり前のことなのですが、

この、ごく当たり前になって見逃しがちなことの中に

大切なヒントがあるのだと思います。

最近、偶然見たYou Tubeの中で語られていた話で、

とても印象に残ったものがありました。

その話を、少しさせて頂きます。

アメリカのとある病院で、

予定日よりも7週間早期に生まれた

双子の赤ちゃんがいました。

病院の決まりで、

生後間もなくお母さんから引き離され、

姉妹もバラバラの個室にある保育器に

それぞれ、入れられたそうです。

そして、間もなく、小さいほうの赤ちゃんは

バイタルサインが不安定になり、命が危うい状況に

なってしまったそうです。

けれども、看護師の判断で、

ルールに反することになるけれど、

このまま放っておいたら死んでしまうと感じ、

弱った赤ちゃんを、もう一人の生命力のある赤ちゃんと

同じ保育器に入れることにしたそうです。

弱っている赤ちゃんが保育器に入れられると、

強い方の赤ちゃんは、

小さい方の赤ちゃんの肩を抱くように、

小さな手を伸ばして

抱きしめるようなしぐさをしたそうです。

生れるまでは、ずっと一緒にお腹の中にいるのが

当たり前だったのに、突然引き離された。

小さい方の赤ちゃんは、

もう一人の赤ちゃんに触れたことで、

バイタルサインが安定し、

少しずつ少しずつ時間をかけて

元気を取り戻していったそうです。

この話を聞いて、間違いなく、

愛の感情には癒しの力があると感じました。

もしも、あなたがこの話を聞いて、

胸の辺りがじんわり温かくなったり、

涙がじわっと滲んだりしたら、

それは、あなたの中にも

癒す力が備わっている証拠です。

私が、個人的に内面を見つめて、

自分自身を癒してきた方法も、

まさに、この内側から出てくる

愛の感情の持つ力だったと思います。

この話をされていたのは、西洋の方で活躍されている

古代の叡智と意識の研究をされている方です。

その方の言葉を少し引用させて頂きます。

「その感情は、頭で感じているのではない、それは、あなたのハートで起きた。

イメージ、物語はあなたのマインドを飛び越え、フィルターをすり抜け、疑いも条件も、論理も超えて、ダイレクトにハートに届きます。

ただ、感じるのです。

今日、現代科学は、その感情を理解し始めています。

私達の内側から発生したものが、量子で作られたこの世界の物質にダイレクトに影響を与えます。」

出典:グレッグ・ブレイデン 聖なるマトリックスの言語 You Tubeより

この言葉を聞いて、

感情は、物理的な世界に影響を与えている。

私が感じてきたことと共通していて、

答え合わせをさせて頂いたような気持ちになりました。

心と体は密接に関わり合っているので、

自分を痛めつける感情と

自分を癒す感情があるということに

注意を向けていくことは重要なことですよね。

自分に少し無理がかかっているなと思った時には、

大好きな人を抱きしめたり

人じゃなくてペットでも良いと思いますが、

愛してる、とか、大好き!!

という感情に浸りきること自体が、

自分を癒し、元気にしてくれる。

とても大切な時間になるはずなので、

忙しい人ほど、そういう時間を意識して作ることが

大切なのだろうなと思いました。

元気が出ないな、と感じている方は、

是非、あなたの大切な人に会いに行ってみて下さい。

きっと、自然治癒力も高まって、

元気が回復しやすくなると思います。

今日もお読みくださいまして、ありがとうございました。

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