不干渉の法則から知る。相手に踏み込み過ぎず距離感を保つことは、相手を尊重すること。

こんにちは、hanaです。

毎日、暑いですがお元気ですか?

うちでは、エアコンが壊れてしまって、

もう、寿命なので仕方ないかなと思いますが、

買い替えの出費が痛いです・・。

エアコンから水が落ちてきますが、

室内は冷やせているので、

幸い熱中症にはならずに過ごせています。

物にも寿命がある・・

全ては移り変わっていくのだなあ。

諸行無常。

漢字4文字でシンプルに表されるこの言葉にも、

宇宙の根源法則を感じます。

ところで、今日のタイトルのお話しですが、

宇宙の法則の中に、

不干渉の法則というものがあります。

不干渉の法則とは、

「すべてのものの自由意志に干渉することはできない。」

という宇宙の法則の一つです。

今日は、そんな自由意志の尊重ということについて、

考えてみたいと思います。

人にはそれぞれに自由意志があり、

侵してはならない聖域があります。

お互いの自由を尊重するためにある

スピリチュアルな法則です。

宇宙において、自由意志はとても重要視されています。

自他の領域を分け、そして、干渉しないことで、

お互いの成長を妨げず、

共存することが可能となります。

自由意志を尊重するということは、

その人の在り方そのものを大事にすることで、

たとえ、それが、

客観的に見て、非効率だったり、

少々おかしかったりしても、

侵してはならないものです。

今回、そのことを改めて

感じる出来事がありましたので、

記させて頂きます。

不干渉の法則を日常の中で考える機会になれば幸いです。

私がお仕事で関わらせて頂いている方で、

先天性の要因から、こだわりを強く持ちやすい方が

いらっしゃいます。

その方は、出かける時に、

斜めがけのポーチとリュックサックと

大きな買い物用バッグを2つ持ち歩かれています。

ご家族の方から、

「荷物を確認して、要らない物は

持ち歩かせないようにして欲しいので、

よろしくお願いします。」

とのご要望を頂きました。

それは、私の仕事なのか?と思いつつ、

様々な事情もあり、

一応、お出かけの荷物を拝見させて頂いています。

そうすると、

「これ、使うの?要らなくない?」

と思う物が必ず出てきます。

例えば、お菓子の入っていた空き缶。

中身は、空っぽです。

いつも3個くらいリュックサックに入っています。

他にも、要らなくなった領収書など、

持ち歩かれている物は様々で、

これがなければ、もう少し荷物を減らせるのになあ。

という想いから、

「これ、何に使うんですか?

持ち歩くのが大変だから、置いていきませんか?」

と声をかけるのですが、

返ってくる返事は、決まって、

「いいんです。いいんです。」

「いいんです・・・かあ。

大変になるだけなのにな・・」

なんとなく、腑に落ちないなあと

思っていましたが、

それ以上は、何も言えませんでした。

なんとなく、言ってはいけない気がしたので。

「本人がそれで良しと言っているのだから、

きっと、それはそれで良いのだ。」

それ以上は、私が侵してはならない聖域。

そんな風に感じました。

この話を、その方を良く知る方にしたところ、

「ああ、宝物を持ち歩いているんですね。」

という言葉を頂きました。

それを聞いて、

「あ、そうか。あの空き缶は、

〇〇さんにとって、宝物だったんだ。」と。

だから、いつも必要なくても

離さずに持ち歩かれていたのだなと。

そう思ったら、なんだか、

私もその缶を大切にしなければな、と感じました。

相手の大切にしていることは、大切にする。

これは、礼儀でもあるなと。

ご家族のような近しい間柄であれば、

正直に「こんなもの、要らないよ。

持ち歩かなくて良いでしょ。」と、

伝えることも愛情なのかもしれません。

けれど、それ以上に強制することは、

たとえ家族であっても、

相手が嫌がっていたら、してはならない。

非常にデリケートなことで、

難しい議論になりそうな話ですが、

不干渉の法則に沿うならば、

そういうことなのだと思います。

宇宙の法則は、

原因と結果の法則や

引き寄せの法則が有名です。

たとえば、地球に重力があって、

「物を投げたら落ちてくる」というように、

人間がどう解釈するかは別として、

「宇宙はそういう風にできているよ。」

というものなのだと思います。

ですので、先程の話しに戻ると、

それが、例え非効率だったり、

おかしなことに見えたとしても、

その方が大切にしたいことであるのなら、

自由意志の下に、尊重するべきこと。

ということになります。

このルールを侵すことは、

宇宙の法則に反する。

誰でも、自分の意志が尊重されることを望み、

それが叶わなければ怒りを感じます。

そう感じるようになっている。

ひとりひとりの中に神の力が宿っていると考えると、

やはり、怒りを買うようなことはしない方が良いし、

意志には、ものごとを動かす力があります。

それを尊重しなければ、

ものごとが良い方向に行く流れを

自ら止めるような、場合によっては、

逆流させる事態を招くかもしれません。

相手の方に「こうしてもらいたい」というのは、

きっと、こちらのエゴなのでしょう。

それよりも、相手の方がどうしたいのかを

理解するように努めていくこと。

こちらの意見を押し付けないこと。

そのように接していく事が、

物事をよい流れへと導いていく。

それが、自由意志の尊重という

大切な決まりごとで、

お互いを尊重するための基本原則だなと、

改めて感じる良い機会になりました。

私たちは、誰かの意見や会社の決まりなどに

立場上、縛られることがあって、

大切な事を忘れそうになることもあるけれど、

基本的な宇宙のルールを侵すことは、

やはり、良い結果を招かないだろうと感じました。

それは、大切な原則を

学ぶ機会となったことに感謝します。

こういう、日常の些細なやり取りから、

大切な事を学ばせて頂けることこそが、

この地球に生まれてきた意味なのかもしれないと思うと、

本当に貴重で、有り難いことだなと感じました。

最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。

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