世界の終末期の夢を見た話

こんにちは、hanaです。

あなたは、夢を覚えていたりしますか?

hanaは、あまり覚えていないのですが、

たまたま、印象に残る夢を見ました。

備忘録の意味も込めて、

ここに書き記しておこうと想います。

ちょっと、不思議な夢で、

悪に見えるものの正体みたいなものも

感じられる夢だったので、

もし、面白そうだなと思われた方は、

目を通してみてくださいね。

では、早速、書いてみたいと想います。

明晰夢の中で見てきた、世界の終末の様子。

子供が危険な目に遭っている夢・・・

私は電車の中に居て、

子供が大丈夫かと心配していました。

ふと、その時、夢の中で、

「これは夢だ」と言うことに気づいたので、

スッと上空に抜け出しました。

夢だと気づいていたので、

自分で見たいものをコントロールすることができました。

明晰夢でした。

空から外界を見下ろすと、

平和な都市が見えました。

これは、現在私たちが住んでいる

見慣れた日本の都市でした。

しばらくすると、都市が干からびて

焼け野原になって溶けてしまいました。

(多分、予知夢ではなく、

過去の世界の投影のような印象でした。)

そこで、場面が切り替わり、

他の時代、他の世界の終末期を見ました。

泥と水に飲み込まれていく世界や、

見たこともない奇妙な形をした

邪悪な知的生物が住む恐ろしげな世界、

見るもおぞましい形をした

茶色い何かで覆われたUFOらしき乗り物から、

奴隷化された生き物が、膿のように出てくる様子。

次々に、場面は切り替わっていき、

最後に見たのは、暗い死の海でした。

その水につかると、

すべての生き物が死んでいきました。

その様子は、まるで、

もののけ姫の映画に出てきた

首をとられた獅子神様が

首を探してさまよう様子のような、

触れただけで、死んでしまうような

恐ろしいエネルギーに満ちていました。

母親と子供がひれ伏すような姿勢で

海につかっていました。

上から見ると、生きているのか、

死んでいるのかよくわからなかったので、

私はあえてその海の中に潜ってみました。

水の中から見ると、その親子は死んでいました。

死と破壊をもたらす海の中心にいたものは・・・

海の中は、死の世界でした。

まるで、津波ですべてを飲み込んだ後のように、

海の中は古びた瓦礫だらけでした。

この、すべての生を貪欲に飲み込もうとする海は

一体何者なのだろう?

まるで、海自体が意志を持っているように

感じられました。

気になった私は、

その海の奥深くへ潜っていきました。

私は、自分が夢の中に居るのを知っていて、

自分が安全な場所から眺めているだけだと

わかっていたので、恐怖感はありませんでした。

ただ、リアルで大きなホログラムの中を

眺めるように、奥へ奥へと入っていきました。

深く潜っていくにつれて、

邪悪な者たちが、

私の行く手を阻もうとするのが見えました。

どれも、恐ろし気な外見をしていました。

それは、まるでRPGのように、

奥に進むに連れて、強そうな者に

なっていきました。

けれども、私には体がなく、

眺めているだけなので、

スムーズに奥まで入っていくことができました。

最深部に到着すると、

最も凶悪なドラゴンに守られた、

海底の炎のような場所が見えてきました。

マグマの炎が海底にちらりちらりと見えています。

その炎自体が意識を持っているかのようです。

この海の意志は、

ここから発せられているようでした。

その炎の声が聞こえてきました。

普通の音ではなく、テレパシーのようです。

「彼らはこの場所を守っている。」

邪悪なドラゴンに見えた存在や、

これまでに通り抜けてきた場所にいた

恐ろし気な存在達は、

この炎を守っていたようです。

邪悪なものの根源にあったのは、

すべての悪事を焼き尽くす、浄化の炎でした。

すべての罪を焼き尽くし、

浄化された後の灰になった世界は、

暗闇の中に、

静けさと美しさが存在していました。

汚れや罪を焼き尽くす炎の存在。

そして、それを守護する者たちの存在。

それは一見邪悪に見えたり、

鬼のように見えたりする存在たちでした。

彼らには理由があって、その炎を守っていました。

浄化の炎は、すべての罪を焼き尽くすには、

ずいぶん小さく見えました。

海の大きさに比べ、その炎は小さくて・・。

けれども、恐ろしげに見えたものの、

正体の中心にあったものは、

罪を浄化するための炎の存在だったことは、

その存在理由を知るには充分でした。

世界が腐敗しているとき、

浄化のために破壊の力が現れます。

そして、その破壊の中心にあるのは、

浄化の炎。

自然の循環は、このように

うまく機能するようにできていることを

知ることになった、不思議な夢でした。

今日も、お読みくださいましてありがとうございました。

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