たまたま見つけた世阿弥さんの言葉から

こんにちは、hanaです。

元気に過ごされていますか?

私は変な眠気がいまだに続いていて、

寝ても寝ても眠い。

ちょっと油断すると

昼間でも寝てしまいそうな感じです。

最近、眠気の話ばかりになっていますね。笑

ところで、この前、

久しぶりに図書館に行って来ました。

場所を変えて作業するとはかどりますよ!

というアドバイスを以前

千聖さんに頂いたことを思い出して

図書館で文章を書いていました。

改めて、

図書館は静かですねーー

小さな物音がこんなに聞こえる場所ってあるかしら。

静かな場所は耳が休まる感じがして落ち着きます。

周囲にいるのは、定年を過ぎた感じの

おじさま方ばかり。笑

せっかく来たので、

ついでに、何か面白そうな本はないかなー

と思いながら本棚を眺めていたら

「本は読んだらすぐ、アウトプットする!」

という本がありました。

ただ、なんとなく

座った席の近くに

あっただけの本なのですが。笑

これもまた、なにかのご縁。

パラパラとめくりながら、

「なるほど、記憶に定着させるには

やっぱりアウトプットが大事なのね。」

などと考えていました。

そこには、

おすすめの名著なども書かれていたのですが、

世阿弥の花伝書という

本のことが書かれていました。

花伝書の中にある、

「上手は下手の手本、下手は上手の手本なりと工夫すべし」

「初心を忘るべからず」

などの言葉が紹介されていました。

「初心を忘るべからず」

という言葉は有名だけれど、

世阿弥さんの言葉とは知らず、、

勉強になりました!

また、「下手は上手の手本」というのも

面白いなぁと。

下手には下手の中にも良さがあるのかも。

と、思ったら、なんか希望を感じました。笑

世阿弥さん、ありがとう。

そして、世阿弥さんの言葉から、

ふと思ったのですが、

AIの時代では、

上手なもの、優れたもの、美しいものを

創り出すことは、どちらかと言うと、

とても簡単になっていくのではないか。

そして、そんな時代だからこそ、

例えば、下手くそな文字や、

文章や、絵画というものの中に、

人間味だったり、個性だったりを感じて、

それが、

温もりや愛着を感じさせるものとして

捉えられるような

そんな時代になっていくのかな、

なんて感じました。

機械には出せない味。

「ここ、ちょっと失敗して絵の具を垂らしてしまったの。」

「それがいい!!素敵!!」

それはまるで、失敗こそ魅力のような世界。

だったら、ちょっと面白いですね。笑

きっと、そんな中にも

何でもよいというよりは、

何らかの美学のようなものが出てきそうですが・・。

上手なものや美しいものの方が、

法則性があったり、

均整がとれていたりして、

機械がつくりだすことは容易なのではないか。

むしろ、下手なものは

計算では作り出せない

複雑さや偶発性を含んでいる。

子供の描く作品は、

捉えどころがなくて、

決してうまいとは言えないけれど、

一生懸命描くその姿を思い出して、

愛おしさを感じる。

そんな唯一無二の存在に

価値を見いだすような世界に

なっていくのでしょうか・・・?

なんてことを、ふと感じた次第です。

今日も、お読みくださいまして、ありがとうございました。

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