八正道の正思について。

こんにちは、hanaです。

今日は、前回に続いて、

相川圭子氏の八正道という書籍から、

八正道の正思について書かせて頂きます。

ここで、ちょっとだけ前回の復習をします。

八正道の基本は正見ができることから

始まるということ。

そして、八正道は、

正見、正思、正語、正業、

正命、正精進、正念、正定から成り、

段階的を追って理解を深めていくこと

が書かれていました。

(八正道と正見については、こちらをどうぞ。)

今回は、そのうちの正思について

見ていきます。

【 正思 】について

「過去にも未来にもとらわれない。

ただ『今にいる』ことができる。」

(相川圭子 八正道 より)

正しく思うことは、正しく見ることにつながっています。

正しく思うことは、とても大切です。

なぜなら、思いは実現するからです。

あなたの思ったことは形になって現れています。

日々の思いが自分を創り出しています。

自分は自分の思いの結果の作品なのです。

相川圭子 八正道 P48より

まさに、潜在意識の話しや引き寄せの法則にも

通じるところがあるお話しですね。

思いが現実となる。

思いを正すこと。

見えない心の内側を整えていく事は

やはり大切で、そのことが、

正見にもつながる。

偏見や差別、自己防衛などの不健全なものは、

間違った思いから発生してくる。

そして、それは正しい見方で

見ることができないからでもある。

正見と正思は、相互に連続していて、

切り離すことができないのだなと感じます。

正しい思いを実践して、宇宙的な愛の心になっていきます。

そのためには「四無量心」という心を

育む実践があります。

慈・悲・喜・捨の四つの心の実践です。

慈しみの愛、相手の幸せを願う心を持ちます。

そして「悲」つまり憐みの心をもつのです。

相手に共感し、相手を助ける心です。

次に人の幸せを妬むのではなく、ともに喜ぶ心を持ちます。

最後に「捨」、人への平等な心、差別のない心、

執着や我を捨てて無心でとらわれない心になります。

相川圭子 八正道 P51

こんな風に在れたら素敵ですね。

すべての人に平等に、、

実践するのは、至難の業ですね。笑

けれども、理想はそうで在りたいとは思います。

例えよいことであっても、「これをしなければならない」と

自分を縛ってしまうと、それを外せなくなり、

苦痛になってしまうのです。

そうした執着を溶かして、そこから離れることが大切です。

悪いこだわりはもちろんのこと、よいこだわりであっても、

そうした心から離れ、「今にいる」ということが大切です。

それができないので、さまざまなプランを立て、

過去のことを思い出してしまい、今にいないのです。

相川圭子 八正道 P54

まさに、その通りですよね。

もう、共感しかありません。笑

けれども、頭で理解することと

実践することは異なっていて、

実践がいかに難しいことか・・・。

日々、精進ですねー・・。フフ。笑

過去の失敗やトラウマを取り去り、

キレイにしていくことで

正思ができるようになっていく。

正しく思い、正しく見ることは、エゴのレベル

好き嫌いという心のレベルではなく、

宇宙的な意味での愛をもつことです。

執着や恨みの気持ちを捨て、「今にいる」のです。

相川圭子 八正道 p61

無償の愛。好きな人にはできても、

嫌いな人には難しいとか、

いろいろありますよね。

現実社会での実践は、

心底難しいと日々思います。

好き嫌いって、自動的に起こります。

それをも超えていくって・・・。

それはもう、超難関です。

瞑想を深めていくことは、

神に近づいていくことであり、

それは、すなわち愛を深めていく事と

同義なのだなー・・と感じました。

私達を生かしめている至高の存在、そして、

そこから分かれた自己つまり魂、

それを信じることが、

正しく思うことのはじまりです。

その究極の真理を思うこと、

そこからパワーを得ます。愛を得ます。

変化するものに囲まれていても、

安定して生きていくことができるのです。

相川圭子 八正道 p66より

自分自身の内にある感覚を信じること。

そのためには、心をキレイにしていく必要があって、

そうしなければ、魂の声は聞こえない。

自分の内側に存在する魂を信頼することで、

外側に翻弄されなくなっていく。

理解できるけれど、

まだまだ、奥が深そうです。

そして、まだ、8つのうちの2つ目です。

とりあえず、知識としてだけでも

理解することで

役立つこともあるでしょう。

それでは、今日はこの辺で失礼します。

お読みくださいまして、ありがとうございました。

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