こんにちは、hanaです。
少しずつ暑くなり、汗ばむ季節になってきましたね。
脱水症にならないように気をつけながら過ごしたいですね。
ちなみに、脱水症になると、
ボーっとしやすくなったり、眠気が出たり、
脈が速くなったり、血圧が下がったり、
怠くなったり、尿量が減ったり、
いろいろな症状が出てきます。
自覚症状が少なかったりもするので、
意識して水分摂取を心がけていきましょう！
できれば、カフェインの入ってない飲み物で
水分補給がいいですね。
カフェインには利尿作用があるので、
飲んでも排泄されやすいです。
体のメッセージを感じることの大切さ
ところで、
自分をケアするということを考えた時に、
目に見える部分と見えない部分、
つまり「体」と「心」の両方を見る必要があります。
心だけでも不十分だし、
体だけでも不十分。
心の動きに体は反応して
緊張したり、弛緩したりして、
筋肉の状態も変化します。
もともと、筋肉の状態も
緊張度が高い人もいれば、低い人もいます。
だから、良いとか悪いとかではなくて、
その人の個性が出る部分です。
椅子に座っている姿勢を見ても、
ピンと背筋を伸ばしている人もいれば、
リラックスしてイスに体をあずけている人もいます。
いつもそう、というわけではなくて、
もちろん、場面ごとに変化はしますが、
その人のなりやすい状態というのがあって、
常に緊張しやすい方もいれば、
弛緩した状態になりやすい方もいます。
体の状態というのは、自分では分からない
無意識の状態を反映していたりもするので、
体の状態を感じ取ったり、
客観視することで「気づき」につながることは多いです。
セルフケアする上では
体の感覚をしっかり感じるということが
とても大切な要素になると感じています。
瞑想で「今ここ」にいることで、
自然とそんな自分の体感に気づくことが
できるようになっていきます。
感じることで思考を止めやすくできるので、
当然のことにも思えるのですが、
瞑想を始めたばかりのころは、
特に、呼吸に意識を集中したり、
感覚に焦点をあてることが
とても役に立っていました。
今は、特別集中しなくても
自然に思考が止められるというか、
止まるのが自然になっていて、
考える時は考える必要がある時に
そうしているという感じになっています。
思考は自然に湧き上がるものなので、
いつの間にか、考えていることももちろんあります。
体の反応というのは、無意識に出てくるので、
思考とは別に出てきて、
必ずしも自分の思い通りにならないからこそ、
苦しみも出てきます。
苦しみというのは、そんな無意識の反応によって
起こされるものも多いなと感じます。
例えば、大勢の前で話をしなければならないとします。
人前に出るのが苦手だったりすると、
緊張して勝手に声が上ずったり、
体が緊張して冷汗が出たり、
仕草がぎこちなくなったり、
頭が真っ白になったり。
こんな風になってしまうことに苦しさを感じますよね。
頭で考えれば、「ただ、人前で話をするだけ。」
なので、特に危害を加えられるわけでもないのだけれど、
こういうことに辛さを感じたりすることもあります。
他には、
誰かに酷いことを言われて傷ついた場合。
その酷い言葉に傷つくのは、
自分の体の反応で感じるのですよね。
一瞬で凍り付くような感じ、とか。
イラッとする、とか。
確かに、外側にそんな反応を出させる要因はあるのだけれど、
実際には、体の反応に苦しんでいる。
つまり、自分の無意識からくる反応が
苦しみの原因なんですよね。
もし、無意識からくる反応がなければ、
同じ状況でも苦しくは感じないですよね。
例えば、「大勢の人の前で話す」という状況で、
特に体が反応せず、リラックスして、
普段通りに話をすることができたとしたら、
そんなに苦しくは感じないでしょう。
酷い言葉を言われたとしても、
そこに自分の反応する要因がなければ、
体の反応が出ないので、気にならない。
体の反応というのは、
こんな風に、目に見えない無意識の状態を
意識するためのサインを私達に送ってくれています。
そんな無意識に存在する
体の反応を引き起こす原因にまで、
たどり着くことができると、
体の反応が減っていき、
苦しみの原因から楽になっていく。
ここまで出来たら、とても理想的ですね。
体験を通さないと変化も起きないので、
現実は、結構難しいと感じることもたくさんありますが、
何も分からずに苦しみ続けるよりは、
自分の中に原因があるのだと気づけるだけでも、
「どうしようもない」状態ではなくなります。
「自分のことは、自分次第で変化させることができる」
と考えていく事で、
向き合う気持ちを湧き起こさせてくれます。
そんな風に、
体のメッセージはとても大切なものなので、
自分の苦しみの原因を探りたいなと思われた時には、
是非、体の声にも耳を傾けてみてくださいね。
それでは、今日はこの辺で失礼します。
お読みくださいまして、ありがとうございました。
