おこりんぼさんを育てる中での悩み

こんにちは、hanaです。

ここへ来てくださってありがとうございます。

このブログでは普段、

瞑想やスピリチュアルについて書いています。

それは、何故かと言うと、

現実社会の悩みに対処するためのヒントを

感じて頂きたいからです。

スピリチュアルというと、現実離れした印象を

持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、

実は、スピリチュアルこそ現実的で、

そこを見つめない限り、

この現実の中にある真実は感じることができません。

すべての出来事は、心の内面から生じているためです。

現実的な悩みと向き合う事が、闇から光への転換点になる。

そんなことを感じて頂けたら、嬉しい限りです。

時にはお悩み系の記事や社会情勢についても書いていますが、

今まで子育てについてはあまり触れてきませんでした。

ですので、今日は珍しく子育てのことを書きます。

hanaは現在、中1と小4の子供を育てています。

子供って、自分の子供でも

自分とは全然違う個性を持っていたりします。

なんで、こんなことしちゃうの?

どうして注意しても聞かないの?

などなど、

理解に苦しむこともあって

hana自身、頭を抱えることもあります。

そもそも、子供と言えども

自分以外の人という意味では他人なので、

思い通りになんてならないし

それが当たり前なのですが、

困った行動をやめさせるには

どうしたら良いのかと悩むことはあります。

hanaは普段、

「基本的に他人は変えられない。」

他人を変えるのではなく、自分を変えていく。

ということを伝えています。

今回の事例でも、

私自身の接し方を変化させたことで、

子供の態度にも変化がみられていますので、

1つの事例として、

参考になる部分がありましたら幸いです。

我が家のおこりんぼさん

うちの下の子のことなのですが、

怒ると手足が出てしまう。

感情的になりやすく、激しい。

短絡的で後先考えずに思いつきで行動してしまう。

そして、

注意しても言うことを聞かない。

嘘や隠しごとをする。

こんな感じの部分があります。

私自身が繊細なタイプで

ほんの少し言われただけでも

深く傷つくタイプの子供でしたので、

怒られるまでもなく周囲の空気を読み、

ちゃんと大人の言うことを聞き、

あまり周囲を困らせることはしてこなかっただけに、

自分と違い過ぎて行動の意味が理解できず・・

「一体、どうしたらいいんじゃー!!!」

と思いながら育ててきました。

去年までは、学校の先生からも

「優しくていい子ですよ。全然問題ないですよ。

学校と家では態度を使い分けているから大丈夫ですよ。」

などと言われて、

「はて・・?本当に大丈夫なのだろうか・・??」

と、言う感じだったのですが

つい先日の個人面談では、

先生からたくさんの問題を指摘して頂きました。

「みんなで頑張ろう!」と、言ってる時に、

「そんなのやっても意味ないよ。」と言って、

その場のリーダーをしていたお友達を泣かせたり、

仲良しの子達の中でもトラブルばかり起こすし、

プリントは持ち帰らずに学校に捨てて行くし、

問題だらけですよ。と、言われてしまって・・・

「ああーーー!!やっぱり・・・!!!

そうですよね!!!この先生は、よく見てくれている!!」

と、感謝しつつ、

「ご迷惑をおかけしてすいません。。」

と、ため息が出てきます。

一体、どうしたものだろうか・・・。

夫は、

「私の態度が甘すぎるから、もっと厳しくしろ」

と言います。

自分としては、毎日のように注意しているし、

「そんなに甘くしているかしら・・?」

と言う感じだったのですが、

夫に言わせてみると、

「なめてるんだよ。」だそうです。

私から見ると、夫の叱り方は恐すぎて

子供たちが委縮するので、

いつも子供をかばっていたことも、

ちゃんと言うことを聞かない

原因になっていたのかもしれません。

要するに、私の甘さが原因だった・・・。

優しいだけでは、子供は育たないこともあって、

自分は怒られる必要があまりなかったけれど、

そうじゃない子もいる。

考えてみると当たり前のことなのだけれど、

私の前では、割といい子にしているので、

うすうす心配してはいたのだけれど、

問題意識も低かったのですね。

それこそ、

悪ガキ時代を乗り越えてきた夫からすると、

私の態度は甘く見えるらしいです。

その子の個性に応じて、

手綱をキツくしなくてはいけないのだなと思い直し

個人面談の後からは、

自分としては、「キツすぎるかしら・・」

くらいまで、

今までよりも強い口調、恐い顔、

場合によっては首根っこをつかんでも

キツく叱るようにしました。

それも、この子がこのままではまずい。

これでは人と健全な信頼関係を

築いていくことができなくなってしまう。

という想いから、心を鬼にしました。

「嘘や隠しごとはしない。」

「自分がされて嫌なことは人にしない。」

「気に入らないことがあっても、すぐに怒らず深呼吸する。」

これまでも、嫌気がするほど

何回も言ってきたことだけれど、

全然響かなかった。

だから、真剣に、恐い顔で・・

私も必死になって叱りました。

「そんなことが許されると思ってるの?!」

「なんでお友達を仲間はずれにするの??そんなことをしちゃダメなんだよ!!」

「あなたのしてることは、最低なことなんだよ!!」

こんなこと、言いたくはない。。。

だけども、

今、きちんと教えておかなければ・・・。

真剣になり過ぎて、思わず涙が出てきます。

下の子は、いつになく、

神妙や面持ちで話を聞き、

うつむいて暗い顔をしていました。

「ああ、本当にまずいことをしてしまったんだな。」

そんな顔・・・

この子には、

ここまで強く言わなければ伝わらなかった。

今までの言い方では、この子にとっては甘かったのだな。

「まあいいや。大丈夫。

きっと、ママは許してくれる。」

で、済まされていたんだな。と。

今回は、夫の見立てが当たっていたようです。

さすが、悪ガキ・・・笑

エニアグラムの智慧を借りてみる

エニアグラムでは、この子は

どんなタイプだろうかと可能性を考えてみると、

タイプ8の挑戦する人が、近いのかもしれません。

人前で物怖じせず発言する。

自己主張が強い。

短絡的ですぐに怒る。

けれども、実は優しさも秘めている。

下の子には、優しい面もあります。

喋るのが苦手なお友達の面倒をよく見てあげたり

料理のお手伝いも喜んでしてくれるし

機嫌が良ければ、満面の笑みでニッコニコしています。笑

感情の起伏が激しいので、

表情がくるくる変わって、目まぐるしいほど。

ですが、きちんとした診断をせず、

安易にタイプを確定させることはできません。

タイプ分類は、

テスト結果だけで確定できるものではなく、

他者からの客観的な視点による評価も欠かせないものだ

ということを教わっています。

とはいえ、可能性の高いタイプというのは

ある程度絞ることができ、

すべてのタイプをそれぞれが内包していると

言われていることから、

現在見られている性格傾向から、

この側面に対してどうアプローチしてみようか

と考えていく事は、

決して無駄ではないように思いました。

この挑戦する人タイプは、

エニアグラムのタイプの中では、

最も気性が激しく、エネルギーに満ち溢れたタイプです。

差をつけるわけではないけれど、

上の子はしっかりもので、言わなくてもできるし、

友達ともトラブルを起こしたことがない。

けれども、下の子は違っている。

この子には手を抜かず、

真っ向から真剣に向き合わないといけない。

やっぱり、手がかかる子とそうでない子がいます。

厳しくするって、自分があまりされてこなかったから、

加減がいまいちよく分からないので、

そこは、夫に確認しつつ・・・

悲し気な顔を見ると胸が痛くなるし、

とにかくエネルギー使います。

けれども、やはり厳しさって必要なんだなと、

今回のことで感じました。

できればやりたくないけど、

そんなことも言っていられません。

エニアグラムは、

こんな時にも役に立ってくれるし、

現実的な問題に向き合いながら

精神性を高めていくための指標を具体的に教えてくれます。

エニアグラムから見る可能性

仮に挑戦する人タイプだったとして、

この子の可能性を伸ばすには、自制心を身に付けるというのが、

現状のポイントになりそうです。

このタイプは、

周囲の状況をコントロール下に置きたいという支配欲が、

他のタイプより強く、負けん気も強いです。

周囲の状況を思い通りにコントロールしたいという欲求を鎮めて、

まずは自分自身の感情的反応を自制したり、

宿題やプリントをきちんと見せるなど、生活習慣を

しっかりと自分の力でコントロールできるように。

自分を適切に律することができて、はじめて、

社会に適した形で貢献することができる人間として

機能することができるようになります。

また、このタイプのレベルの高い状態では、

勝ち負けにこだわることが逆効果になることを理解し、

真の影響力というのは内面からくる力だと

理解するようになるのだそうです。

このタイプが、本当に真価を発揮する時、

自己の意志を手放し、神の意志を見つけ、

神の力とつながることができる資質を

備えていると書かれています。

利己心にとらわれず、純粋に弱者のためや、

守るべきもののために力を発揮することができる

寛大さを持ち合わせている。

挑戦する人というタイプは、

パワフルな特徴を持っているので、

とても頼りがいのある人物になれる可能性を

秘めていることが見えてきます。

歴史上の英雄にも多いタイプだとも言われています。

具体的に目指す方向のビジョンが見えることで、

悪い面に目がいきがちな時にも、

希望や可能性を見出しながら接することが

できると感じています。

そうすることは、きっと、

子供にとっても幸せなことではないかなと思います。

気合いを入れて叱った後の変化

子育てでもなんでも、

何が正しいなんて、正解もないのだろうし、

ケースバイケースで、

とにかく目の前にあることを見つめて

対処を考えていくしかない部分もあるから、

自分にできることを精一杯やっていくしかないなぁと思います。

自分で書くのもなんですが、

この子はとてもママが好きなので、

私に今までにないほどの叱り方をされたことで、

何か感じるところがあったようです。

仲良しのお友達と仲間はずれしないで、

「ちゃんとみんなに声をかけて遊んだよー!!」

「褒めてー!!」と言う感じで、

怒られた翌日は、いつになく楽しそうにしていました。

いつも、ちゃんと見せなかったプリントも、

言われなくても自分からきちんと見せてくれるようになり、

宿題も自発的にやっている。

しかも、わざわざ

私が仕事から帰ってくる時間に合わせて目の前で、

きちんと丁寧に漢字の書き取りも音読もやっている。

このまま、続けてくれるといいのだけれど、

手綱を緩めると、どこかに飛んでいきそうなので、

忙しさを言い訳にせず、

しっかり厳しく目を配りたいと思います。

(プリントって学校からのお知らせ読むだけじゃなくて、

課題プリントやテストで、

どこが出来なくてつまづいているのか、

自己採点に誤魔化しがないかまで

一問ずつ確認しながらちゃんと見ると

日によっては1時間以上かかるのよね・・涙。

頑張れ自分・・・!!)

友達関係のトラブルのこと

お友達関係のトラブルは、

この子が原因だと先生にはっきり言われたので、

なんで、仲間はずれをしたのかを本人に聞きました。

特定の子を他の子に取られたくないとか

他の子がその子と仲良くしていると

気に食わなかったとか、

涙を流しながら、そんな話をしていました。

自分がそういうことをしているから、

反対に仲間はずれにされることもあったようで、

1人になりたくないという不安も出てきて。

誰かを自分のものにして縛らない方がいいし、

その子が仲良くしたい子がいるなら

それも大事にすること。

みんなで仲良くできるように声をかけてみること。

その方が多分楽しいし、多くの子と仲良くできる方が、

1人になりにくくなることを伝えました。

強い子なので、それができると思いました。

集団の中で一人になりたくない不安な気持ちは、

私自身も感じてきたことなので、

気持ちがよく理解できます。

今になって、感じる事なのですが、

特定の限られた人とだけ仲良くしているよりも、

多くの人とそれなりの距離感で仲良くできる方が、

心理的なストレスも、1人になる不安感も

感じにくくなったと感じられています。

それは、いろいろと手放したりしてきた結果なので

いきなり、そこは難しいかもしれませんが。

そして、あなたにも素敵なところが沢山あるから、

そういうことに気をつければ、

お友達は一緒にいてくれるから大丈夫だということも。

そんなことを伝えたら、

今のところは、感情を抑えて頑張れているみたいです。

愛情がベースにあって、

その上でちゃんと厳しくするということの

大切さを肌で感じました。

いやー、子育てって大変ですね。

けれども、深刻になりすぎずに、

明るく行きたいなっと思います!笑

人生は、綺麗ごとだけじゃ済まされない。

生きるってそういうことですよね。

だからこそ、学びと成長があり、

そこを乗り越えて心を浄めていく過程の中に

生まれてきた意味があるのかもしれません。

それでは、今日はこの辺で失礼します。

お読みくださいまして、ありがとうございました!

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