こんにちは、hanaです。
年末ですが、いかがお過ごしですか?
私は、のんびりしつつも、
残った仕事の片付けも大分終わらせることができました。
時間のゆとりがあるって有り難いですね。
今日は、珍しく漫画の話しを書きます。
「るろうに剣心」をご存知ですか?
確か30年前にアニメ化されて
テレビで放映されていたり
実写で映画化されたりもしていたので
ご存知の方も多いかと思うのですが。
ちなみに、主人公の緋村剣心は、
私にとって、理想の人みたいに
なっているんですけどね。笑!!
子供の頃に大好きだったもので。
この話するのは、ちょっと恥ずかしい。笑
じゃあ、なんで書くのかって?
それはですね、やっぱりそこに
感じ取って頂きたいメッセージがあるからで
私が剣心を好きかどうかなんて
正直、どうでもいいんです。
私は作品を全編読んでいるわけではないし
今回テレビ放映された話は知っているけど、
確か、それ以降の話は読んでいません。
多分、受験とか部活とか、いろいろ忙しくなって
どこかで離れたんだと思います。
それよりも今回は、
剣心の生き様から垣間見える
メッセージをお伝えしたいなと思い
記事を書くことにしました。
30年前、テレビで剣心を見るために
遊びから走って帰った記憶があります。
その姿に友達みんな大爆笑!!
走りながら、つられて笑っちゃったな。
2ヶ月くらい前だったと思うけど、
アニメの新シリーズが始まって
京都動乱という京都が舞台のお話が
テレビ放送中なのですが、
その話は昔、漫画で読んだけど
もう、ストーリーも悪役の名前も
すっかり忘れるくらい年月が過ぎて
あー、そういえばこんな話だったなと、
思い出しながら見ていたのです。
あの頃は、剣心に夢中だったけど、
何が良かったんだっけ?と
改めて思ったりして。
新シリーズが始まることは、
子供達が見つけてくれて
ママ、剣心の新しいのやるよって
教えてくれました。笑
剣心の話は、したことも忘れていたけど、
この子達よく覚えてたな。
子供の記憶力はすごい。
録画予約まで勝手にしておいてくれるんですよ。笑!
普段のお手伝いもこうだと・・・
いいや、何も言うまい。
それにしても、
ずいぶん時間が経つのに
今頃新シリーズなんてこともあるんですね。
このタイミングで再会するのも
何かのご縁ということで、
緋村剣心の魅力について書かせていただきます。
漫画やアニメを知らない人にも
なるべく分かるように書けたらと思うので
ネタバレにはなってしまいますが
説明を入れながら書きます。
ストーリーを知りたくない方は
先に読まない方がいいかもです。
と言っても、アニメ化されるくらい
有名な作品だから説明しなくても
知ってる人が多いかな。
るろうに剣心のこと
緋村剣心は、明治維新の時に
維新志士の1人として
活躍した(ことになってる架空の)人物。
確か13才まで師匠の下で剣術の修行をしていて
その時点ですでに
かなりの強さを身につけていたけど、
周囲で起きている戦争に心を奪われて
師匠に止められるのも聞き入れず
勝手に修行を放棄して
戦争に参加しに行ってしまう。
剣心が修行していた
飛天御剣流は、最速の剣で
一対多数の攻撃を得意としていたから
その圧倒的な強さ故に、
結果的に多くの人を殺めてしまう。
そのことに深く傷つき
戦争の途中で戦うことをやめて
不殺の流浪人として生きる決意をする。
平和に暮らそうとするけれど
その強さは知れ渡っているから
何かと狙われて標的にされたり
戦いに巻き込まれたりする。
その中でも己の不殺の信念を貫いて
世のため人のために、人を殺さない刀
逆刃刀(刃と峰が逆)を振るう。
剣心が刀を抜くのは、
私利私欲のためでなく
いつも、身の回りの大切な人や
平和な社会と、その未来を守るため。
漫画なので、かなり理想的な姿で描かれているし
アニメの映像はキラキラ過ぎるけど。笑!
改めて、他のキャラは全員
剣心の引き立て役に見えてしまう漫画だなと
感じるのは私だけでしょうか。笑
改めて作品を見て思うことは、
戦乱の世とは言え、
殺人という恐ろしいことをしてしまい
罪悪感や自己嫌悪に陥り、深く傷ついた剣心が
自分自身の罪や穢れと向き合い
その後の人生をどう生きるのか
という姿がなんとも。
そして、どこか自分の幸せを
置き去りにしているようにも見える。
おそらく原作者の和月伸宏さんが
この作品に込めたのは、
「過去にどんな過ちを犯したとしても、
今をそして未来を
己の信念を貫いて生きていけば、
その姿はかっこいいんだよ。」
という想いをメッセージとして
伝えたかったのかなと。
生き様やその精神性を
全面に表現したかったのではないかと。
(注:完全にhanaの勝手な妄想です。笑)
多分、私が男だったとしても
普通に憧れていたと思います。
過去世で武士だった影響もあるかな。笑
考え方とか物事の判断基準がとにかく美しい。
(漫画なので、冷静に見るとおかしなところも
いろいろありますけどね。笑)
京都動乱の話で言えば
旅の途中で操ちゃんという女の子と出会うのだけど
操ちゃんが追い剥ぎから奪ったお金を
「ちゃんと返すでござるよ」と言って、
追い剥ぎに律儀にお金を返すところとか。笑
笑っちゃうくらい真面目で律儀。
そんなところが魅力の一つですね。
人斬り時代の剣心と
るろうにとしての剣心。
心の内に巣くう闇と対峙する前と
自身と向き合った後の姿には
大人と子供ほどの差があって
精神的な強さと深さを身に付けた
るろうにとしての剣心は、
人斬り時代の剣心に比べて
その魅力に圧倒的な差があると思います。
自分自身の闇と向き合うというのは、
とても辛い作業だけれど、
そこから逃げずに向き合った人には
それ相応の人間的魅力や深さが備わるのだと思う。
私がお伝えしている言霊瞑想も
自分自身の闇と向き合うという
過程が含まれているのですが、
(向き合うかどうかは自由です。)
それは、本当に辛い部分だと思います。
けれども、言霊瞑想に来てくれた方には、
自身の魅力や精神的強さを
身にまとうことのできる存在に
なって頂けるように願いを込めてお届けしています。
闇から逃げ続ける姿よりも
真っ向から向き合う姿の方が
たとえ、涙でぐちゃぐちゃになったとしても、
圧倒的に美しいです。
るろうに剣心は、
そのような強さを感じさせてくれる
素敵な作品でもあるなと感じました。
剣心のような人は、現実にはまずいない。
だから漫画の中だけの理想の人。
だけれども、誰にでも
内に秘めた強さや魅力があって、
それが輝き始めたら、
現在以上に魅力的な存在になっていく。
それは、もしかしたら、
緋村剣心以上のものかもしれません。
比べるものでもないし、その必要もないですが。
人の魅力はそれぞれなので、
価値観も同じでなくていいし、
それぞれの輝き方で魅力的に生きて頂きたい。
それが、hanaの願いでもあります。
30年ぶりに新シリーズが組まれた理由は
何にも知らないけど
世界の動きがどんな風に変化しても
己の信念という軸がしっかりしていれば
大事なものを見失わずに生きられる。
むしろ、変化の激しい時代だからこそ
内側にしっかりした軸を持つことが
大事でござるというメッセージを
伝えてくれているのかな。
・・・なんて、そんなこと
しーーらないっ!
とにかく、剣心はかっこいい。
それだけ!笑
(オイ。)
今日は、おかしなお話にお付き合いくださいまして、
ありがとうございました!^^