二時間瞑想から瞑想の姿勢を考える

こんにちは、hanaです。

今日は節分ですね。

そして、明日が立春。

春が来る。

光陰矢の如し・・・。

時間を無駄にはしていられない。

二時間瞑想で座面を変化させる実験。

今朝、また二時間瞑想を行いました。

今回は布団の上ではなく、

ヨガマットの上で瞑想をしてみました。

その理由は、布団だと坐骨が沈み込んでしまい、

きちんと坐骨に圧が加わっているのかが

はっきりせず、分かりにくかったため。

座面が硬くなれば反発力が強くなるため、

その分、坐骨は感じやすくなります。

なぜそれが重要なのかと言うと、

骨により圧迫された皮膚の圧受容器への

信号が強調されると知覚しやすくなります。

人間の体は、感覚神経からのフィードバック情報で

筋緊張を変化させることで、

姿勢やバランス、運動を調整しています。

感覚情報を強調することで、

調整が容易になる。

やはり姿勢がきちんと整うということが

座ることの基本であり、

そこが定まらなければ、

心の状態も安定せず無理がかかります。

歪んだ姿勢は苦痛を生み、

整った姿勢は整った静かな精神状態を作る。

そんなことが今回も感じられました。

やってみての感想

やはり、ポイントは骨盤であり、骨盤底筋。

骨盤が傾いていれば、

その上に乗っている脊柱は安定しない。

しっかり骨盤が安定することが苦痛を和らげます。

骨盤が安定するとは、

左右の圧が均等に坐骨にかかるということで、

ここが整わなければきれいな正中位は保てない。

歪みは筋緊張のアンバランスをきたし、

長時間の負荷には苦痛をきたし耐えがたくなる。

私の場合は、左の坐骨は明瞭に感じられましたが、

右の坐骨はすぐに消えてしまうという状態が

胡坐の姿勢にしても起こっていることが

座面を変化させたことで明確に分かりました。

なぜ、右の坐骨が消えてしまうのか・・・?

それは、下肢の筋緊張の左右差を感じ取った時に、

左下肢の筋肉には、適度に張力がかかっているけれど、

右下肢には、それが感じられない。

消えてしまうと言うのは、

感覚が消えてしまうと言うことで、

存在がなくなると言うことではないけれど、

感じられなくなってしまう。

感覚情報がなくなると言う事は、

フィードバック機構が働きにくい状態。

右の坐骨が感じられると言う事は、

筋緊張を調整するために大切な情報なのです。

実際に筋緊張の変化を感じてみよう。

ここで、あなたにも重心移動の実験を

一緒にやってみて欲しいのですが、

背筋をまっすぐ伸ばして座ることを意識しながら、

骨盤の背中側すこし上あたりを

左右の手で両側から同時に触り、

その状態で左右に重心を移動します。

右の坐骨に荷重がある時は、

左側の腰の筋肉が緊張し、

左の坐骨に荷重がある時は、

右側の腰の筋肉が緊張していることが

感じ取れるのではないかと思います。

緊張しているというのは、

筋肉自体の硬さが硬くなっている状態です。

こんな風に、左右に重心が偏ると、

使われる筋肉の筋緊張も左右で偏りができます。

では、両坐骨に均等に圧が加わるように意識して

正中位で座り、その状態で先程の場所を

触って確認してみてください。

腰の筋肉を指で圧迫すると、

先程よりも硬さが弱まり、

余計な緊張が抜けていることが

確認できるのではないかと思います。

筋肉が緊張している状態が長時間続けば、

筋疲労が蓄積していき、苦痛の原因になりますが、

左右に圧が均等に分散されていれば、

筋肉に加わる負荷が随分軽減されることが

確認できるのではないかと思います。

この状態の方が、長時間座るには良さそうです。

実際には左右差をどうやって修正するの?

座面がある程度硬い素材でできていれば、

座りながら体を前後左右にゆすったりすることで、

皮膚感覚からの圧刺激で骨の位置を知覚できます。

ですが、これをずっと続けているのは困難です。

実際の感覚と神経の仕組みを考えると、

私の場合で言えば、

左下肢の筋緊張は高いけれど、

右下肢の筋緊張は低い状態でした。

左の坐骨の感覚を実際には

どこで感じているのかというと、

坐骨よりも少し内側、骨盤底筋の緊張が

関係していそうな気がしました。

深部感覚といって、

手足の位置や運動の感覚を感じられるのは、

筋肉や関節のセンサーが働くためです。

筋肉のセンサーである筋紡錘や、

関節受容器が働くことで、

自分がとっている姿勢を感じやすくなります。

坐骨の位置を感じ取るには、

坐骨に付着している筋肉の筋紡錘を働かせることで、

その位置を感じ取りやすくなりそうだなと。

骨盤底筋は、

(ここでは、肛門挙筋という筋肉ですが)

恥骨と坐骨の内側から始まり、

会陰腱中心、外肛門括約筋、

肛門尾骨靭帯に停止しています。

つまり、骨盤の一番底の部分になります。

筋紡錘というのは、

筋肉の中にある張力のセンサーで、

筋肉に張力が加わっているときに反応します。

そこで、私は、坐骨に付着している

骨盤底筋に力を入れてみました。

そうすると、予想通り骨盤底筋に力を入れると、

右側の坐骨も感じやすくなる感じが・・!!

そうか、骨盤底筋の張力を働かせることがポイントだった!

(これって、すごい情報だと思う!)

骨盤底筋が働くことにより

右の坐骨の感覚が入ってくれば、

自然に、右の下腹部や脇腹にも

連鎖的に力が加わってくるのが感じられます。

自動的に、左に偏っていた重心が

中心部に近づき左右均等に

坐骨への圧が加わるようになりました。

ただ、その状態をキープするのは、

骨盤底筋に力を入れ続ける必要があり、

とてもきつかった・・・。

緊張を緩めれば元に戻ってしまう。

これは、肉体のトレーニングだった。

座れるようになるには、

やっぱりそれなりのトレーニングが

必要だということが分かりました。

ただ、やみくもに座り続けるよりも、

理論的に負担が少なく、

メリットの多い方法で進めて行く方が

余計な回り道をせずに済みそうです。

骨盤底筋がしっかりと収縮することにより、

骨盤の位置が定まる。

骨盤の傾きを修正して、

土台を安定させることが姿勢を保つことの要になる。

腰は要と書きますが、

やはりその通りなんだと思います。

ここを定めることが、

まずは長時間瞑想の基礎に

なるのだろうと感じました。

これは、おそらく間違いない。

その後はきつかったけれど、

骨盤底筋を締め続け、

骨盤の傾きを修正することに力を注ぎました。

30分がものすごく長く感じました。

長時間座り続けられると言うのは、

それだけでこの基礎ができている

証明になるのかもしれません。

このトレーニングを続けることのメリットも

やりながら感じ取ることができました。

この姿勢を持続することのメリット

それは、右の脊柱起立筋にかかっていた

余計な緊張による疲労感が抜けていき、

首から頭にかけても、緊張が緩み、

血流が良くなる感じがしたことです。

それはさらに鼻腔の通りを良くし、

脳内の血流まで良くなるような感じがしました。

これまで無意識に培ってきた

姿勢の歪みがもたらしてきた

血流の悪さを改善できるような気がしています。

血液循環が良くなると言うのはとても良いことで、

おそらく、少しは頭の働きも良くなるだろう。笑

きついけれども続ける価値はありそうなので、

もう少し頑張ってみたいと思う。

この姿勢を練習することは、

間違いなく健康に良いので、

特に長時間瞑想に興味がない方も

チャレンジしてみる価値はあるのではいかなと思います。

あ、あとは、何と言っても、

心の落ち着き方がめちゃくちゃ違いました。

体はきついのですが、

心はとても平穏で、偏りがなく

凪の状態の海という感じの精神状態に

なりやすくなることも

短い時間ではありますが感じられました。

これは、筋力が上がってくれば

その状態に入りやすくなっていくだろうと予想しています。

効果が感じられると、苦痛でも耐えやすく

頑張る意欲につながっていきますね。^^

それでは、今日はこの辺で失礼します。

お読みくださいまして、ありがとうございました☆

って、ここまで書いたところで、

なんか体が重たいから熱を測ってみたら、

なんと38.3℃・・・

ほぼ確実にコロナですよね。

ああ、また1週間仕事休みか。涙

明日、病院行かないと。

今年度は感染症ばかり

全然、笑えないけど

一体、なんの意味があるのでしょう?

SNSを見てってこと・・?

何か重要なことが起こってるのかな。

中井君の報道の裏で、

都合の悪い法案が通されてたりしそう。。

とにかく、急激に怠くなってきたので寝ます・・・

おやすみなさい。

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