怒られて落ち込む時に考えると、少し楽になること。

怒りの本当の原因はどこにあるのか。

怒りが出てくる時は、

大抵、何かのきっかけがありますよね。

本当に、酷いことをしてしまった時には、

もちろん、してしまった人にも原因はあります。

だけれども、、、

怒りが出てくるという事は、

怒った人の中に怒ってしまう原因が

存在しているということでもあります。

例えば、あなたに言われたセリフが直接的な要因と言うよりも、

そのセリフに反応してしまう部分が、

相手の中になければ、怒りは出てきません。

例えば、

自分が本当は欲しいと思っていたものを

「私、これ買っちゃった。」と自慢されたら、

嫉妬で怒りが出て来るかもしれません。

もし、自分が全く興味のないものだったとしたら、

「私、これ買っちゃった。」と言われても、

全く、心に波風は立たないでしょう。

「本当は、欲しいと思っていた気持ち」が怒りの原因になっていた。

だから、怒りを解消するには、怒った人自身が、

心を探る必要があります。

上記の例では、嫉妬しちゃうくらい欲しかったなら、

自分も頑張って買うとか、

もっと、良さそうなのを探すとか、

自分で解決策を探ることで、怒りが解消できたり。

あまり良い例ではなかったかもしれませんが、

ニュアンスを理解して頂けましたら幸いです。

誰でも、腹の立つことを言われたら、

相手に対して怒りを感じるでしょうけれど、

よーーく原因を考えてみると、

言った相手が怒りの本当の原因ではなかったりします。

傷つけようとか、何かの悪意を持って

言ったことではなくても、

それがトリガーに触れるものだった場合や、

何らかの防衛反応を呼び起こすようなものだった場合には、

怒りが出てくることがあります。

それは、内側にある恐怖を刺激されるためです。

普段、温厚な人が突然怒り出したりするのは、

そんな理由があるかもしれません。

過去のトラウマや、

見て見ぬふりをして蓋している出来事が

呼び起こされたりする時。

その怒りを解決するためには、

言った相手に怒りの矛先を向けても、

本当の解決にはなりません。

心の奥を見つめて、

蓋していたものと向き合うこと、

トラウマを解消していくことが必要になります。

けれど、見たくないあまりに、

その存在すら否定したり、

もう、解決済みとして処理したり

していることも、あるかもしれません。

けれど、怒りが湧いてくるという事は、

まだ、心の奥底には根が残っているということ。

感情は嘘をつきません。

怒りが出てきた時こそ、

本当は、根本の原因を解消するチャンスでもある。

なかなか、難しいことですが。。

結局、自分がどれだけ自分の中を見つめ、

理解し、受け止め、許していく事ができるのか、

と言うところにかかっています。

自分自身との関係を見直していく必要があるのですね。

怒りの真っ最中に

冷静な分析をすることは無理なので、

少し、時間を置いて感情を静めてから、

自分と向き合う時間をとるのも

怒ってしまった相手の方にとって、

良い事だと思います。

また、怒られて落ち込んでしまうことも、

自分の考え方などが原因になっていたりします。

こういったことも、自分との関係性を見直していく

きっかけになります。

自分の内側と向き合う方法として、

瞑想はとても適しています。

hanaが実際に行ってきて効果があった、

言霊瞑想の方法をこちらに書きましたので、

良かったら参考にしてみてください。

今日も、お読みくださいましてありがとうございました。

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