周囲の人達への気づきー精神的自立がもたらす外側の世界の変化ー

こんにちは、hanaです。

大分暑い季節になってきて、

冷房がないと、辛くなってきました。

肌荒れも起こしやすい時期なので、

いろいろと対策せねばと思っています。

今日は、自分の内側が変化したことにより、

普段身近に接している人達に対する見方への

変化があったことを感じたので、

それについて書かせて頂きます。

私自身が、子供時代や思春期などに

嫌がらせを受けるなどの体験を

いろいろとしたために、

大人になってからも

人間関係に対して良いイメージが持ちにくい

状況が長いこと続いていました。

けれども、自分の心の闇を見つめ、

ネガティブな感情や思考を手放すことを

続けていったことで、

嫌な出来事に反応しにくくなり、

嫌な人とは無理に付き合わなくなり、

気持ちが楽になっていきました。

そういう状況が継続し、

ある時、転職の機会がやってきたりと

環境の変化が起こりました。

自分を取り巻く環境が変化すると、

不思議と嫌な人に出会わなくなりました。

その状況でしばらく過ごしているうちに、

少しずつ、人間自体に対する

不信感や恐怖感、不安感といった、

取れにくかった感情、

まるで、磨いてもこびりついていて

なかなか取れなかった

なべ底の焦げ付きのようなしつこい汚れも、

剥がれていくような時期が

やってきたかのようです。

子供時代に味わった

人間に対する不信感というのは根深いもので、

思考パターンを変化させても、

しつこく残りやすいものです。

なかなか顕在化されず、

潜在意識の奥底に沈んでいて、

毒蛇のような危険生物に出会うと、

体が勝手に反応して

緊張状態に置かれるかのような、

大袈裟かもしれませんが、

分かりやすく例えるとしたら、

そんな感じだったかもしれません。

それを解消するためには、

「信頼できる人と付き合うこと」が必要で、

そういう人と接することができる環境に身を置く

段階がやってきていたのだと、

後になって感じました。

現在の職場では、有り難いことに、

信頼できる人柄の人達に囲まれて

過ごすことができています。

それでも、別に深い付き合いをしたいとは

思っていなくて、仕事に支障なく

付き合えれば良いと思って仕事をしてきました。

けれど、そのなべ底の汚れは、

良い人達との自然なやり取りの中で、

時間をかけて、いつの間にか、

剝がれやすくなっていたようです。

水につけておいたカレー鍋の汚れが

自然に剥がれてくるかのように。

少しずつ綺麗になってくると、

今まで見えなかったことに気づくことが

出来るようになってきました。

それは、何かというと、

周囲の人たちの中には、

自分に好意を持ってくれている人が存在していた

ことに気がついたことです。

好意と言っても、

男女間の好意とかではないです。(念のため)笑

「この人のこと、なんか好きだな。」

と自然に感じる人がいて、

自分がなんとなく、そう思っていると、

相手も、そう思ってくれていたのだ、

という事に、なんとなく気づくことができた。

こういう、一見当たり前のようなことを

見逃してしまう程、

なべ底に汚れがついていたのですね。

自分が、「仕事は仕事。」

と無意識に割り切って壁を作っていたけれど、

仲良くしたいと想ってくれる人の存在に気が付いた。

そうすると、今までより、

仕事が楽しく感じられるようになってきました。

なべ底の汚れが剥がれてくると、

自分の中から自然に光が出てきて、

「周囲の人を大切にしたい気持ち」が

出てくるのだなと、改めて感じました。

まるで、虐待されて、

捨てられてしまった犬が、

人間に不信感を持ち、

攻撃的になっている状態から、

人間の優しさに触れて、

少しずつ人間に対する信頼を回復していくかのように、

(あまり、良い例えではないかもしれませんが・・)

人間が背負った過去の傷も、

信頼できる人達の中で解消されていく

ものなのかもしれません。

それは、「誰か私を癒してください。」

と求めるのではなく、

自分の内面を自分で癒した結果として、

訪れてくるもの。

内側の闇を自分で解消せずに、

ただエネルギーを分けて欲しいと、

外側の世界、つまり他人に癒しを求めると、

それは、依存になっていきます。

過去に、そういう人間関係の中で、

苦しんできたからこそ、分かることです。

それは、闇から逃げているだけで、

根本的な解決にはなりません。

相手に利用する意図があったとしても、

なかったとしても、

結果的に、弱みに付け込まれる材料に、

なり得てしまいます。

自分で自分を癒すことができると、

他者にエネルギーを求めたり、

依存したりする必要がなくなります。

良い環境は、そんな状態になったからこそ、

自然の法則でもたらされるもの。

自分の心の闇を見つめ、解消していると、

過去の自分の余計な思い込みがなくなり、

縛られる事柄が減り、

「自分で自分を大切にする」という

ことができるようになっていきます。

自分の内側が外の世界に反映されていくことで、

結果的に、

周囲からも大切に扱われるようになっていく。

内側の変化が先、

外側の変化が後。

これは、スピリチュアルの世界で

言われていることですが、

実際に体験して、

確かに、そうだなと感じました。

辻褄が合っています。

他者は、自分が自分を扱うように

自分を扱うのだとすると、

自分を大切にすると言う在り方は、

健全な人間関係を築く上で

大切なことだったなと改めて感じます。

自分を大切にするというのは、

ワガママを許すという事ではなく、

他者の意見を重視して合わせてばかりでもなく、

自分の意見も、他者の意見と同様に大切に扱う。

そして、それは、

嫌われることを恐れず、

必要に応じて、

自己主張もしていくということ。

自分が感じたことや思ったことを

大切に扱うということ。

攻撃的にならない形で、

伝える努力をしていく。

相手がどんな風に受け取るかは

相手が決める事だけれど、

良い意味で割り切って、

けれど、

必要な事は相手を信じて伝えていくことも

人間関係を築いていくには

大切なことだなと思います。

自分を大切にしていった結果、

他者の事も大切にすることができていく。

人間関係の基本は

自分自身との関係から始まる。

そこがしっかりしてくると、

他者との関係性も、依存にならず、

お互いを大切にするという形で築くことができ、

また、そういう人達に囲まれる環境が、

自分の周囲に出現してくるという、

自然界の法則があるということを

実感したので、お伝えしたくなりました。

過去の心の傷と向き合い、

ネガティブな思考を手放す方法を

言霊瞑想でお伝えしています。

なにそれ?と気になりましたら、

こちらをご覧になってみてください。

今日も、お読みくださいまして、ありがとうございました。

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